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トップ選手への道のり

スケートボードのプロ選手になるには!?人気急上昇中!

東京2020オリンピックで初めて正式種目となった「スケートボード」という種目。そこで初めてスケートボードの競技を見たという人は多いのではないでしょうか。

初種目にもかかわらず、日本は10代・20代の選手が金メダルを含め4種目で5個のメダルを獲得しました。さらに史上最年少記録を叩き出した事で驚いたことを今でも覚えています。

そんな人気が急上昇しているスケートボードにもプロと呼ばれる選手がいて、今後プロを目指す子どもたちも増えてくるでしょう。

今回は、そんなスケートボードのトップ選手になる方法や、現状などについてご紹介します。

スケートボードのプロ選手になるには

プロと呼ばれる選手とアマチュアと呼ばれる選手の大きな違いは、お金が発生しているかどうかです。

プロ選手になるにはスケートボードショップやブランドから広告塔としての「スポンサー契約」が必要になります。大会などで活躍し、注目される度合いにあった報酬や商品を提供されるということです。

では、スポンサーを獲得するにはどうすればよいかをご紹介します。

スキルを身につける

まず最も大事なことは、周りから注目されるようなスキルを身につけることでしょう。基礎的なスキルはもちろん、応用の効かせたスキルを身につけることで、大会でも良い結果を残すことが出来ます。

特に東京2020オリンピック後、スケートボードの人気は急上昇しており、大きな大会であればネットやテレビなどでのメディア露出が高くなっています。

そういった大会で結果を残すことで、プロ選手への道を一歩踏み出すことが出来ます。

個性・スタイルを確立させる

では、高いスキルだけ身に付けばスポンサーを獲得することが出来るのでしょうか。

答えは「NO」であり、高いスキルを持ったスケートボーダーはたくさんいます。さらに注目度が上がった現在では、競争率がより高くなってしまうでしょう。

そこで大事なのが、他の選手にはないカッコ良さやオリジナリティなど、広告塔になりうるだけの影響力を身につけることです。スキルや技だけでなく、スケートボード界には、独特なカジュアルファッションがあります。

やはりテレビやSNSなどで視聴者との距離が身近になった分、そういったファッションにも意識することが大事になってきます。

「この技といえば、あの人だよね」「このブランドといえば、あの人だよね」など、周りに影響力を与えられる存在になれば、スポンサー契約に結びつけやすくなるでしょう。

スポンサーに自ら売り込む・PRする

高いスキルを身につけ、個性も確立し周りへの影響力が高くなってきたところで、次に行うのが自らスポンサーに対して売り込む・PRすることが必要です。もちろん、スポンサーの方から声がかかる場合もあります。

しかし、そうでない場合は自分という存在を知ってもらう必要があります。スケートボード業界で自分をPRする一般的な方法は「スポンサー・ミー・ビデオ」と呼ばれる方法です。

これは自分の滑りを撮影・編集して動画として残し、スポンサーしてもらいたいショップ・ブランドに直接送るというものです。昔はビデオやDVDなどで送っていたので、そういった名前になっていますが、現在最も多いのがYouTubeにアップした動画のURLをスポンサーに送るという方法です。

ストリートの分野に関しては大会に出ていない人もいるので、こういったスポンサー・ミー・ビデオを送ることが特に効果的でしょう。そこでスポンサーの目に止まり、スポンサー契約をすることが出来れば、晴れてスケートボードのプロ選手の仲間入りです。

スケートボード選手の現状

日本人選手が東京2020オリンピックで結果を残したこともあって、ようやく注目を浴びたスポーツですが、海外ではかなり前から注目度の高いスポーツとして知られています。

ではそんな海外のスケートボードと比べて、日本のスケートボードの現状はどうなのでしょうか。

世界のスケートボードについて

他のスポーツと同様に諸説ありますが、海外のスケートボードは1940年代カルフォルニアで始まったとされています。なんと約80年も前からスタートしていたのです。

特にアメリカでスケートボードはポピュラーなスポーツで、約80年経った今でも絶大な人気を誇っています。大会での優勝賞金も日本とはケタ違いであり、大きな大会では優勝賞金500万円を超す大会も。

トップ選手にもなれば、スポンサーでの収入も合わせて年収が数十億円レベルの選手もいると言われています。こういったとても夢があるスポーツというところも、人気がある要因の一つではないでしょうか。

日本のスケートボードについて

では日本のスケートボードの現状はいかがでしょう。日本でスポンサー契約をしてもすぐにトップ選手と呼ばれる選手にはなれず、こちらは海外でも同じですが、スポンサー契約にも段階があります。

スポンサーしたブランドから自分の名前が入った商品が出るほど有名になる事で、ようやくプロフェッショナルな選手として生計を立てていくことが出来るのです。なかには、日本スケートボード協会公認のプロスケートボーダーもいます。

しかし、日本のレベルが低いというわけではなく、日本人選手が女子世界ランキング1位となり、オリンピック以外でも世界の大会で日本人が優勝するということが増えてきているのです。

東京2020オリンピックで注目を浴びたことによって、今後トップ選手として世界的に有名になる日本人選手が増えてくるでしょう。

まとめ

スケートボードのプロ選手になるための道のりや、世界と日本から見たスケートボードの現状をご紹介しました。

実力はもちろん、個性やオリジナリティ、ファッションセンスなどトップ選手になるために必要な要素は多く、決して簡単な道のりではありません。しかし、スケートボードに力を入れるスポンサーが増えてきているのも事実です。

アメリカでは発祥の国ということもあって、選手の人気や年収はケタ違いですが、日本でも東京オリンピックで注目度が上がったことを皮切りに、今後年収が億を超えるような選手が現れることを期待したいですね。

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トシ

トシ

医療資格のあるスポーツ大好きズッコケ隊長

初めまして、大阪出身ズッコケ隊長のトシです!鍼灸師やアスレティックトレーナーの資格など保有しており、リハビリや健康・ダイエット指導をしております!スポーツは中学から「バスケットボール」をやっておりました!関西人の個性を活かして、おもしろおかしく楽しい記事をお届けしていきます!

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