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サッカーの足技を12個紹介|フェイントなどで試合でも大活躍!

足でボールを操るサッカーには、さまざまな足技があります。
かっこいい名前がついた技も実に豊富。
しっかり練習してマスターすれば、フェイントなども自由自在となり、試合でも大活躍できます。
今回は、サッカーの足技12選をご紹介。
ドリブルで相手を置き去りにできる技やボールを浮かせる技を分かりやすく解説します。

サッカーの足技とは

そもそもサッカーで「足技」という言葉はどういう意味で使われているのでしょうか。

サッカーのテクニック

サッカーに必要なテクニックにはいくつかの種類があります。
トラップやコントロールなどは、ボールを止める技術
インサイドキックやインステップキックなどは、ボールを蹴る技術
ドリブルは、ボールを運ぶ技術
ディフェンスで必要なのは、ボールを奪う技術です。
では、足技とはどのような技術のことでしょうか?

足技の意味

サッカーで「足技」といえば、単純なキックの技術ではなく、フェイントやトリッキーなボールタッチのことを指すのが一般的。
足でボールを止める、蹴るというのが基本技術だとすると、足技はそこにプラスして行う応用技ということになります。

サッカーの足技|ドリブルの足技

足技を使う機会が多いのは、ドリブルのとき。
相手ディフェンスを翻弄して置き去りにするために、さまざまな足技を使います。

キックフェイント

キックフェイントはその名の通り、キックをすると見せかけて相手をかわすテクニック。
ドリブルやシュートの際の基本的な足技となりますが、かなり有効です。
ドリブルから大きくパスやシュートを蹴るモーションに入れば相手は反応して足を出してきますから、ギリギリで切り返すのがコツになります。

ダブルタッチ

ダブルタッチは初心者でも比較的簡単に行える足技。
ボールを持っていた足から逆足にボールを転がし、逆足で前に蹴り出しながら速度を上げて置き去りにするテクニックです。
動きはシンプルですが、狭いスペースで相手が足を出してきたタイミングに合わせて行えば効果を発揮します。

シザーズ

シザースは、ボールを跨ぎ越すフェイント。
特にブラジルの選手が得意としているプレーです。
右のアウトで右に行くと見せかけてボールを跨ぎ、左のアウトでボールを出す、またはその逆を行います。
連続で2回、3回と跨ぐことも。
ただしゆっくり行うとただボールを跨いでいるだけの動きになり、相手に見切られてしまいますから、スピードが必要です。

アウトサイドターン

アウトサイドターンは、アウトサイドで進行方向を変える技。
ドリブル中に上から切るようにボールを止めつつ、相手とボールの間に自分が入るようにアウトサイドで進行方向を変えます。
相手の足を自分の体でブロックしながら方向を変え、隙があれば一瞬で相手を置き去りにすることも可能です。

ファルカンフェイント

ファルカンフェイントはフットサル発祥で、サッカーにも浸透した足技です。
ブラジルのフットサル界のスター、ファルカン選手が得意としたフェイントで、足裏で横にボールを転がして逆足の裏で切り返すという動き。
相手を左右に翻弄して、横をドリブルですり抜けます。

マルセイユルーレット

マルセイユルーレットは、ジダン選手が得意としていたため「ジダンターン」、マラドーナ選手が得意としていたため、「マラドーナ・スピン」とも呼ばれていた足技。ちなみにマルセイユはジダン選手の生まれ故郷からの名前です。
迫ってきた相手の前で自分が回転し、相手に背中を向けてから再び前を向きなおす足技。
止めたボールを飛び越えて体を移動し、反転してドリブル。その際に相手からボールが一瞬見えなくなるのがポイントです。

マシューズフェイント

マシューズフェイントは上半身を動かしながらインサイドでボールを少し動かし、横に向かうかのように相手を騙すフェイント。
相手が動きにつられて重心を傾けた瞬間にアウトサイドで逆方向にボールを動かして抜きます。
相手の動きをよく見てタイミングを合わせるのがポイントです。

エラシコ

エラシコは、ボールを左右に動かして相手の逆を突き、抜き去る足技。
アウトサイドでボールを外側に軽く押し出し、同じ足のインサイドでボールを切り返してから、ボールを触っていた足で踏み込んでスペースに駆け出します。
素早さが重要で難易度が高いため、挫折する人が多い足技です。

裏街道

裏街道はポルトガル語で「メイア・ルーア(半月)」とも呼ばれる足技。
迫ってきたディフェンスの横を通りすぎるように大きくボールを蹴り出し、自分は半月型を描くようにディフェンスを避けて駆け抜ける技です。
スルーパスを出して自分で拾うようなテクニック。ディフェンスの後ろが大きく空いているときに有効です。

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サッカーの足技|ボールを浮かせる足技

足技の中でも派手なのが、ボールを浮かせる技。
試合では使いどころが限られますが、うまくいけばインパクトがあります。

シャペウ

シャペウはポルトガル語で「帽子」という意味。
ボールをすくい上げて相手の頭上を越す足技で、ネイマールやロナウジーニョが得意としています。
左右を抜くフェイントに加えて上から抜くというオプションを持てることで攻撃の幅が広がるのもポイント。
すくい上げることを意識しすぎず、つま先で弾いてボールを上げるようにします。

ヒールリフト

ヒールリフトも相手の頭上を抜く足技ですが、こちらは両足でボールを挟んで上げてからかかとで浮かせるのが特徴。
片足のかかとと片足のインサイドで挟んで上げますが、両足のインサイドで挟む方がより簡単です。
ボールを挟んだら軸足を転がすように上げ、さらにかかとですくい上げます。

アドバンスレインボーフリック

アドバンスレインボーフリックは難易度の高い浮かせ技。
自分より後ろにあるボールを足裏でロールさせて転がし、軸足のインサイドに当てて少し浮かせてから、逆足の踵とくるぶしの間で自分の前に向けて弾き上げる足技です。
ボールの軌道を安定させるまでにかなりの練習が必要。うまくできればとても美しい技となります。

まとめ

基本テクニックのさらに上にある足技。
誰もが使えるものではないからこそ、試合では威力を発揮します。
難易度にはかなりの差があるため、簡単なものからステップアップしていくのがお勧め。
得意技をいくつか持つことができれば必ず強い武器になるはずです。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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