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【サーフィン】初心者向け講座!始め方・練習方法も解説

多くの人が一度はやってみたいと憧れるサーフィン。

実は70代で現役の人もいるほどの隠れた生涯スポーツでもあります。

一方で道具やルールなど、最初のハードルが高そうに見えるのも事実。

でも本当にそうなのでしょうか。

今回は、サーフィンに挑戦してみたい方に向けた、「サーフィン始め方講座」をお送りします。

【サーフィン】 始め方

【サーフィン】初心者向け講座!始め方・練習方法も解説①初めてサーフィンをするときお勧めなのは、中級以上のサーファーか、スクールで教えてもらうことです。

スクールは単独参加も可能。

上手な人から教わった方が上達は何倍も早く、ボードの上に立つという最初のハードルで挫折してしまう可能性も低くなります。

逆に絶対にやってはいけないのは、1人で行くことです。

海には多くの危険があり、潮の満ち引きや天候の変化など、初心者には分からないこともいっぱい。後述するルールやマナーを教えてもらう必要もあります。

かなり上手くなるまでは、必ず誰かと一緒に行くようにしてください。

ボードはいつ買う?

スクールがお勧めな理由の1つは、ボードなど必要な道具を貸してもらえること。

挫折する場合にも無駄な出費が少なくて済みます。

初心者の場合、最初の2〜3回はレンタルで練習し、今後も続けられそうだと思ったらボードを購入するのが一般的。

5回6回とレンタルし続けると購入費用より高くなる可能性もある上、毎回ボードが変わると上達しにくくなるため、その前に購入を考えるようにしてください。

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ボードの種類と特徴

一口にサーフボードといっても、その種類は大きく分けてショートボード、ファンボード、ロングボードの3種類に分かれます。

全長2m以下と短くて浮力も小さいショートボードは、安定感がないため立つのは難しいかわりに小回りが効きやすいのが特徴。

全長2m70cm以上と長くて浮力も大きいロングボードは、安定感があって立つのは簡単な一方、動かしにくいという特徴があります。

ファンボードはその中間の特性。

ショートボードは立てるようになるまでに10日ほどかかると言われ、最初のハードルは高くなります。

しかし小回りが効くため、鋭いターンや技を決めたい人はショートボードが最適。

それなりに体力は必要ですが、現在一番人気があるのはこのショートボードです。

一方、ロングボードは1日から2日で立てるようになると言われています。

とにかく早く波に乗りたい人、ゆったりと波乗りを楽しみたい人にはロングボードがお勧め。

そして多くの初心者に合っていると言われるのが、その中間のファンボードです。

どのような波乗りをしたいか迷っている方は、ショートよりは立ちやすく、さまざまな練習ができるファンボードから入るのが良いかもしれません。

その他に必要な物

ボード以外にまず必要なものは、体とボードをつなぐリーシュコード

そしてウェットスーツです。

ただし水温が高い夏場なら水着とラッシュガードでも可能です。

ウェットスーツも揃えていくと、季節によってショートジョン、タッパー、スプリング、シーガル、3mmフル、セミドライ、ドライスーツとさまざまなタイプがあって大変。

寒い季節ならグローブブーツキャップなどの防寒具も必要です。

その意味でもまずは夏場にスクールなどで体験する方が出費は少なく済むかもしれません。

またボードの滑り止めになるワックスは水に溶けやすいため、季節の水温に合わせたものが必要です。

【サーフィン】基本のルール

【サーフィン】初心者向け講座!始め方・練習方法も解説②サーフィンを始める前に、基本となるいくつかのルールをご紹介します。

危険を避けるためにもこれは必須。

スクールでもルールについて事前に教えてもらえるはずですから、しっかり守るようにしてください。

ワンマンワンウェイブ

1本の波には1人しか乗ってはいけないのがルールです。

このワンウェイブとは、厳密には1つのブレイクに1人という意味。

両方に割れる波の場合はそれぞれに1人ずつ乗ることができます。

このとき「ピーク優先」が世界のルール。

ピークとは岸に向かって来たうねりが最初に崩れ始めるところで、ここに最も近いサーファーに優先権があります。

ドロップイン

すでにテイクオフして波に乗っている人がいるのに、そのサーファーの進行方向でテイクオフするのは大変危険なため禁止です。

これはドロップイン(前乗り)という行為。

もしうっかりやってしまったときには、すぐに謝るのがマナーです。

ライディングラインで邪魔しない

サーフィンを始めると、実際に波に乗れるコース(ライディングライン)が分かってきます。

このライディングラインを通って沖に出ようとすると、テイクオフしたサーファーと交差して大変危険。

ライディングラインを邪魔することは禁止です。

もし交差しそうになったら、波に乗っている側が優先。

沖に出ようとしているときにニアミスしそうになったら、テイクオフしたサーファーの進行方向と逆に避ける義務があります。

一度波に乗り、途中で落ちたときにもなるべく早く移動し、ライディングラインの邪魔にならないようにしなければなりません。

集団入水禁止

波に乗れるポイントは実は狭いもの。

一気に大人数で入水すると確実に邪魔になってしまうため、多くの海岸で集団入水は禁止されています。

ただし湘南のように常に混雑しているポイントではどうしても集団入水のような形になってしまいがち。

このように仕方のない場面もありますから、その場のルールに従ってください。

【サーフィン】 練習方法

【サーフィン】初心者向け講座!始め方・練習方法も解説③波に乗れるチャンスが少ないだけに、サーフィンは簡単には上達しないもの。

しかし自宅でも繰り返し練習できる「陸トレ」があります。

まずはこの陸トレで基本を磨いてください。

パドリング

サーフィンではボードの上に腹這いになって両腕で漕ぐパドリングで沖に向かって移動します。

実はこれがかなり大変。

腹ばいで上体を大きく反らす状態をキープするのですが、普段使わない筋肉だけに、最初のうちはパドリングだけで疲れ切ってしまう人も多いのです。

そのため、陸トレでパドリングのための体力をつけておくのがお勧め。

パドリングの姿勢をキープして、背筋の筋力と柔軟性を鍛えてください。

テイクオフ

ボードの上に立つテイクオフは両足を同時に動かして素早く立ち上がるのがコツ。

これもいきなり海の上でやるのではなく、陸トレでテイクオフの練習ができます。

進行方向に対して半身の状態になり、足をできるだけ前に一瞬でもっていく動き。

これをワンモーションで行う練習をしてください。

イメージトレーニング

多くのスポーツと同じくサーフィンもイメージトレーニングが重要。

今は多くのサーフィン動画を見ることができますから、正しいパドリングやテイクオフ、ライディングのフォームを見て覚えるようにすれば、あなたの動きも向上しやすくなるはずです。

まとめ

ハードルが高そうに見えても、スクールに行ってみれば意外と簡単にチャレンジでき、丁寧に教えてもらえるサーフィン。

とはいえボードに立つまでの最初のハードルは体力や技術的に決して低いものではありません。

しかしそこを乗り越えさえすれば、サーフィンは一生の趣味にできるかも。

興味を持った方はぜひ挑戦してみてください。

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スポーツなんでも見たいやりたいライター

好奇心旺盛で面白いこと大好き。アウトドアスポーツを中心に、陸上・水泳・テニス・武道など広〜く浅くなんでも挑戦してきたアクティブ派ライターです。

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