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トップ選手への道のり

【ウィンドサーフィン】トップ選手になるには?上達のコツは〇〇!

風をうまく利用しながら水上を走るウィンドサーフィン。

最近では、マリンスポーツとして子どもから大人まで幅広く親しまれています。

そんなウィンドサーファーのプロ選手を目指すためには、何をすべきか気になりますよね。

この記事では、ウィンドサーフィンのトップ選手やプロ選手になるための方法をご紹介します。

ウィンドサーフィンのトップ選手

ウィンドサーフィンのトップ選手とはどのような人物なのでしょうか。

ウィンドサーフィンを語るうえで外せない2人のトップ選手を見てみましょう。

ロビー・ナッシュ

ウィンドサーフィンの歴史において著名な人物とされるのがロビー・ナッシュ

1963年にアメリカのカリフォルニアで生まれ、11歳にしてウィンドサーフィンに出会いました。

当時はまだスポーツとして馴染みはありませんでしたが、父の影響でウィンドサーフィンに取り組むことになります。

その後、1976年の世界大会でアマチュアとして初優勝。当時の彼の年齢は13歳でした。以降の世界大会では24回以上も優勝しています。

1998年にはカイトサーフィンにも挑戦しタイトルを獲得。

また2002年のウィンドサーフィン世界最高峰の大会「PWAワールドカップ」では殿堂入りを果たし、雑誌の表紙を頻繁に飾っています。

現在は起業家としても活動し、ウィンドサーフィン用具やカイトサーフィン用具を販売しています。

ビヨン・ダンカーベック

ロビー・ナッシュのライバルとして数々のタイトルを獲得したのがビヨン・ダンカーベック

オランダ人の父とデンマーク人の母の間に生まれ、デンマークで育ちました。

ウィンドサーフィンとの出会いは、幼き頃にサーフィンが盛んにおこなわれているカナリア島に引っ越したことでした。

PWA(ウィンドサーフィン世界最高峰の大会)では、41回も世界チャンピオンを獲得。

史上最多のタイトルを持った彼の活躍は、百年王者とも呼ばれ、不動の地位を築きあげることになります。

また彼はセーリングスピードの世界記録も保持しています。

プロを引退した後は、若いウィンドサーファーの育成に専念しながら、ファッションブランドのディストリビューターになっています。

プロウィンドサーファーになるには?

ウィンドサーフィンのトップ選手2人には「幼いころからサーフィンが身近にあった」という共通点が見つかりました。

トップ選手やプロのウィンドサーファーになるためには、幼い頃の経験が重要になるといえます。

しかし、具体的にはどうすればプロ選手になれるかわからないですよね。

ここでは、プロ選手になるために必要な2つの方法をご紹介します。

プロ選手になれる1つ目の方法は、アマチュア全日本選手権で優勝することです。

1年に1回だけおこなわれるアマチュアの全日本選手権で優勝すれば、スポンサー契約がなくてもプロの資格を持てます。

とはいえ、全日本選手権で優勝するハードルは高く、1度優勝を逃せば、チャンスは1年後です。

2つ目はプロの大会でアマチュア選手として、規定以上の成績を収めることです。JWAプロクラスの公式戦によって、規定の成績は異なります。

また国内の大会は、JWA(特定非営利活動法人日本ウィンドサーフィン協会)で公開されています。

プロの大会に参加したい人は、JWAのサイトを確認しましょう。

プロウィンドサーファーの大会賞金・年収

TSUKASA JAPAN CUP 2021の公示されている情報を例にすると、大会賞金総額は280万円です。

賞金は総額の280万円から実行委員会規定により分配されます。

賞金は計6クラス(各1〜3位)の入賞者18人で分配されるので、上位入賞者でも10万円程度であることがわかります。

仮に毎月の大会で上位入賞をしても、年間120万円程度の収入になるでしょう。プロのウィンドサーファーであっても、大会の賞金だけで生活するのは厳しいといえます。

また大会に参加するためには、12,000円〜20,000円程度の参加費がかかります。

国内だけでは、賞金が出る大会が少ないので、インストラクターや一般企業に勤めているプロウィンドサーファーがいるのも現状です。

プロとしてウィンドサーフィンだけで生活をするためには、国内外で知名度を獲得し、スポンサー契約やメディア出演をするなど、別の仕事が必要になるでしょう。

ウィンドサーフィン上達のコツ

ウィンドサーフィンはフィジカルだけを鍛えても上達するのは難しいでしょう。

なぜなら、ウィンドサーフィンは揚力(風による力)を利用するからです。

ウィンドサーフィンでは、一般的に45度以上の角度で走り続けることはできず、風向きに対して常にどの方向に進むのかを把握しなければなりません。

自分が行きたい方向に対して最短で向かえるように、風を読めるようになりましょう。

ほかにも技術レベルを上げたい場合は、バッジテストを受けることがおすすめです。

バッジテストとは、JWAが主催している検定会のことです。

検定を受ければ、自分に必要なスキルが分かるので、効率よく練習できます。

申請手続きは、公認インストラクターがおこないます。受験希望の人は、対象のインストラクターに申し出てください。

まとめ

世界的なトッププレイヤーともなれば、多数のメディアに出演したり、自分のブランドを出したりなど、活躍の場を広げられます。

しかし、トップ選手になるのは全体のごくわずかです。

本記事の内容を参考にしつつ、まずはプロのウィンドサーファーを目指しましょう。

【関連記事はこちら】⇩
ウィンドサーフィンの歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】



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よーへい

よーへい

健康第一クリエイター

栄養士資格取得後、フリーのWEBライターに転身。サイトの企画からライティング・デザインなど幅広い分野で活動しています。

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