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【水泳】速く泳ぐコツを8つご紹介!ポイントを学んで記録更新!

水泳では体力づくりを目的にゆっくり長く泳ぐ人もたくさんいます。

しかしスポーツとしての水泳で多くの人が目指すのは速く泳ぐこと。

少しでもタイムアップしたいと練習に励むことになります。

そこで今回はクロールを中心に、さまざまな泳法にも共通する「速く泳ぐコツ」をご紹介します。

あなたの練習の参考にして、記録更新を狙ってください。

【水泳】速く泳ぐコツ①水の抵抗を意識

【水泳】速く泳ぐコツを8つご紹介!ポイントを学んで記録更新!①

速く泳げる選手に共通しているのは、水の抵抗に対する意識です。

水の密度は空気の830倍。

水泳の上手さとは、その水の抵抗をいかに減らして効率よく進むかの技術です。

トップ選手は水の抵抗を常に意識して、少しでも抵抗の少ない泳ぎを追求しています。

ところが多くの人は水の抵抗よりも、力強く泳ぐ方に集中しがちです。

速く泳ぐためには、水の抵抗を減らすことの方がずっと効果的。

例えば少しでも足が下がったフォームになると水の抵抗は30%増し、足を開いたフォームでは50%も増して、速度の低下につながってしまいます。

といってもそれを意識するのはなかなか難しいもの。

まずは水泳の基本姿勢であるストリームラインを作って、最も水の抵抗が少ない状態を覚えてください。

その上で、水の抵抗が増したことに常に気をつければ、徐々に感覚が身に付いてくるはずです。

【水泳】速く泳ぐコツ②息継ぎを短く

【水泳】速く泳ぐコツを8つご紹介!ポイントを学んで記録更新!②

呼吸のために頭を上げると足が下がり、前述のように水の抵抗は極端に大きくなります。

クロールの場合、下がった足を上げるためにキックを使うことになり、無駄なエネルギーを消費することに。

早く泳ぐためには息継ぎはなるべく短く、小さくするのがコツです。

特にクロールでは体が横を向くため、あごを出すだけといった意識で十分に呼吸できていることがほとんどです。

練習の中で試してみて、最も小さい動きで呼吸できる方法を見つけてください。

また早く泳ぐことを意識しすぎて焦ると、息継ぎのタイミングがずれることがよくあります。

その結果、無意識にタイミングを補正する動きになり、手足の力を無駄に使うことになってしまいます。

脚のキックや腕のストロークと呼吸のタイミングがずれないよう、落ち着いて泳ぐことも大切です。

【水泳】速く泳ぐコツ③体を伸ばす

【水泳】速く泳ぐコツを8つご紹介!ポイントを学んで記録更新!③

できるだけ体を大きく伸ばすのも重要なコツ

伸ばせば伸ばすほど速くなるというイメージで、腕はできる限り前に出すようにします。

こうすることで遠くの水をつかんで後ろに送ることができる上、ストリームラインもより細長く伸びるようになります。

腕ではなく肩全体を大きく回すのが体を伸ばすコツです。

【水泳】速く泳ぐコツ④頭がブレないことを意識する

【水泳】速く泳ぐコツを8つご紹介!ポイントを学んで記録更新!④

ストロークしていても頭の位置は常に中央にあることを意識します。

頭がぶれると大きな水の抵抗になる上、足が下がって沈んでいくようになります。

クロールでは前ではなく下を見るようにするのがコツ

視線を下に向けて首をリラックスさせると体が水平になり、下半身を高い位置に保ちやすくなります。

【水泳】速く泳ぐコツ⑤省エネで泳ぐ

スピードを上げることに集中しすぎると、エネルギーを無駄に消費し、途中で体力が尽きてしまいます。

ストリームラインをキープする体力がなくなると、水の抵抗が一気に増え、後半の速度が極端に落ちてしまうことに

これでは記録は伸びません。

逆に最後までストリームラインをキープできれば、ずっと速度を維持することが可能に。

ゴールまで体力を保てるよう省エネで泳ぐことが、結果的に記録向上につながります

【水泳】速く泳ぐコツ⑥下半身は楽に

省エネで泳ぐことと関連して特に意識すべきなのは、下半身です。

特にクロールでは脚のキックは主に姿勢を保つために使われていて、前への推進力としては10%程度しか使われていないと言われています。

前に進む力は主に腕のストローク。

バタバタと頑張ってキックするほど、大きな抵抗となってしまうことが多いのです。

つまりがむしゃらにキックをするのは体力の無駄遣いである上に速度を落とす行為。

下半身は姿勢を保つためにゆったり使うと意識して泳げば、省エネにもつながります。

【水泳】速く泳ぐコツ⑦真似せず取り入れる

【水泳】速く泳ぐコツを8つご紹介!ポイントを学んで記録更新!⑤

速い選手の泳ぎを見ると真似をしたくなるもの。

多くのスポーツでは「上手い人の真似をする」ことが推奨されます。

しかし水泳では他人のフォームをコピーするのは間違いだと言われています。

その理由は、水の抵抗が大きい水泳では、体格が違えば最適な泳ぎ方が全く違うから。

他人のフォームをコピーしても自分には合っていないことが多いのです。

速い人の真似をするときはそのままではなく、「なぜ速いのか」を分析すること。

「ストリームラインがキレイにできている」「脚が大きく動かせている」など、速い理由を分析して、それを自分に合わせた形で取り入れるのがコツです。

まとめ

速くなるためにはゆったりした方が良いこともあるのが水泳。

力強く泳ぐことも大切ですが、正しいフォームと効率の方がより重要なのです。

最後にコツ⑧として、「水泳で記録を更新するコツは競技大会に出場することだ」という説もご紹介します。

勝負がかかった場面でアドレナリンが出ると、記録を伸ばしやすくなるそう。

練習の成果を試すためにも、大会に出場してみるのは良いことかもしれません。

【関連記事はこちら】⇩
【水泳】泳ぎ方は4種類!それぞれの泳ぎを正確にマスターしよう!
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