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【野球】オールスターゲームとは?詳細や名場面5選もご紹介!

プロ野球で年に1度の祭典である「オールスターゲーム」(以下オールスター)。

毎年7月中旬に行われるオールスターは普段見られないプレーや、いろんなチーム同士の交流などを楽しめるため、プロ野球ファンにとっては大きな楽しみのひとつです。

この記事では、オールスターの詳細や、名場面についてお伝えします!

野球|オールスターゲームとは

オールスターとは、年に1度オールセントラル(セ・リーグ代表)VSオールパシフィック(パ・リーグ代表)で行われる試合のことです。それぞれのリーグに所属する選手の中から代表が選ばれ、試合を行います。

基本的には活躍している選手が多く選ばれるため、非常にハイレベルな試合展開になることが多く、見ごたえ抜群。
オールスターは、通常のシーズンで行う試合とは異なる扱いのため、個人記録やシーズンの順位には無関係な試合です。ゆえに、オールスターならではのプレーなどもあります。

オールスターが別名「球宴」と呼ばれるゆえんです。

なおオールスターの開催地は、基本的に各球団の本拠地です。
ローテーションで開催されるため、2年連続同じ球場ということはありません。

野球のオールスターに出場する選手の選出方法

オールスターに出場する選手は、以下の4方法があります。

・ファン投票
・選手間投票
・監督推薦
・プラスワン投票

順に紹介していきましょう。

ファン投票

ファン投票とは、ファンが出場選手を選ぶ方法です。

投票はインターネットや、応募はがき、公式投票用紙の3種類があります。
基本的には、各ポジションで10名ほどがノミネートされており、その中から選ぶ形式。

ノミネート外から選ぶことも可能で、2016年には阪神タイガースの原口文仁選手が多くの表を集め、話題を呼びました。(多くの票を集めはしましたが、ファン投票では選ばれませんでした。監督推薦で選出され出場)

選手間投票

選手間投票は、その名の通り選手の間で行われる投票です。

形式はファン投票と同じで、各ポジションでノミネートされた選手へ投票。ノミネートされる選手は、事前に球団がNPBにリストを提出しています。

監督推薦

監督推薦は、ポジションに決まりはなく、監督が自由に選手を選べます。

この監督というのは、それぞれオールセントラルとオールパシフィックを率いる監督のことで、前年度にリーグ優勝を果たしたチームの監督が務めます。

2021年度のオールスターは、オールセントラルが原辰徳監督。オールパシフィックは工藤公康監督が務めました。

プラスワン投票

こちらはファン投票、選手間投票、監督推薦で出場選手が決まった後に選ばれる最後のひとりです。再度ファン投票により選出されます。

以上、オールスターの詳細についてでした。ファン投票は誰でもできますので、ぜひ投票に参加してみてください。

野球|オールスターゲーム名場面

ここからは、野球のオールスター名場面を5つ紹介します。

古いものもありますが、オールスターの名場面として語り草になるようなものばかりですよ!

1.江夏豊投手の9連続奪三振(1971年)
2.古田敦也選手が史上初のサイクルヒット(1992年)
3.新庄剛志選手のホームスチール(2004年)
4.藤川球児投手の予告三振(2006年)
5.大谷翔平選手が162km/hを計測(2014年)

名場面1:江夏豊投手の9連続奪三振

まずは、江夏豊投手(阪神タイガース)の9連続奪三振です。

この記録は前代未聞の大記録で、2021年時点では塗り替えられていません。9人目の打者が打ち上げたファウルフライを「捕るな!」と指示したという噂もあります。

名場面2:古田敦也選手が史上初のサイクルヒット

1992年、古田敦也選手(東京ヤクルトスワローズ)がサイクルヒットを達成しました。

サイクルヒットとは、シングルヒット・ツーベースヒット・スリーベースヒット・ホームランを1試合中にすべて打つことで、プロ野球ではシーズンを通して1度あるかどうかのレアな記録です。

これをオールスターで達成という偉業を成し遂げました。

名場面3:新庄剛志選手のホームスチール

2004年新庄剛志選手(日本ハムファイターズ)がホームスチールに成功しました。

ホームスチールは、かなりの高確率で失敗するため、めったに見ないプレーです。しかし、新庄剛志選手はオールスターの舞台で成功をおさめ、そのスター性をいかんなく発揮。

名場面4:藤川球児投手の予告三振

2006年、藤川球児投手(阪神タイガース)は、当時パ・リーグ最強打者のひとりであったアレックス・カブレラ選手(西武ライオンズ)と小笠原道大選手(日本ハムファイターズ)に対し、全球ストレートの予告三振を宣言。

見事、両者を三振に抑えました。

名場面5:大谷翔平選手が162km/hを計測

大谷翔平選手は2014年に、当時の日本球界最速に並ぶ162km/hをたたき出しました。

その後もコンスタントに160km/h台を計測。異次元のスピードは、多くのファンを魅了しました。

まとめ

今回は野球のオールスターについて、詳細と名場面をお伝えしてきました。

新庄剛志選手のホームスチールや、藤川球児投手の予告三振などはシーズン中では見ることのないパフォーマンスです。

今後も、オールスターは心躍るような勝負やプレーがたくさん生まれるので、ぜひ見てください。

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エスハ

エスハ

スポーツは生活の一部

スポーツをプレーするのも観戦するのも好きな、エスハと申します。 日本では競技人口があまりいない、スカッシュを大学時代にプレーしていました。 中高6年間は野球をしており、今も草野球をしています。 阪神タイガースと楽天イーグルスのファンです。 寝る前に、その日の試合のハイライトをみるのが毎日のルーティン。

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