家族連れが楽しめるプールもあれば、ジムのような場所で本格的に体を鍛えるのに向いているプールもあります。
しかし、極めて身近なレジャー施設でありながら、プールの種類や楽しみ方、マナーについてあまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな、プールの楽しみ方について紹介していきます。
プールへ行く時の注意点!それぞれのマナー
プールに行く時は、体調管理がとても大切です。
「せっかく遊びに来たのだから」と無理をせずに、少しでも熱っぽいなどの症状がある場合はプールの利用を避けましょう。
特に、プールで泳いでいる時はマスクをつけることができないため、より自身のみならず周囲への慎重な配慮が求められます。
また、着たばかりの新しい水着であっても汚れがついていることはあります。
プールに入る前にシャワーを浴びることがマナーだと言えるでしょう。プールの水質低下や、周りの迷惑になる可能性があります。
スマホの持ち込みに関しても注意が必要です。
施設によってはプールサイドにスマホを持ちこむことが禁止となっている場合があるので、事前に施設のルールを確認することが大切です。
もちろん、プールから上がった時にシャワーを浴びることも忘れてはいけません。
シャワールームでシャンプーをしたいと考える人もいるかもしれませんが、施設でのシャンプーは禁止されている場合があります。
これも施設のルールを事前に確認することが大事です。
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プールの楽しみ方~レジャー編~
プールと一言で言うと、学校にあるような競泳用のプールを想像する人が多いことでしょう。
しかし、レジャー施設には家族連れで遊ぶためのプールが他にも多種多様に存在しています。
例えば、流れるプールと言われるものが該当します。
流水プールと呼ばれることもあるこのプールはドーナツ状の形をしていて、人工的に作った流れに乗って泳ぐことができるプールとなっています。
これはプールの中の水を吸い込み口より取り入れて、その水を循環させ一方向に排出することで流れを生み出しているのです。
ボートなどに乗って身を任せて泳いだり、流れに乗ってぐるぐると何週もしたりという楽しみ方ができます。
また、波のプールというものがある施設もあることでしょう。別名、造波プールとも言います。
人工的に波を発生させているプールのことで、まるで海にいるような気分を味わうことができます。
どちらも強い流れが発生しているため、他の利用客とぶつからないように気を付けて楽しむ必要があります。
また、ウォータースライダーがあるプールもあることでしょう。
ウォータースライドと呼ばれることもあり、長い滑り台のようなものを水に乗って滑り落ちていくのを楽しむプールになっています。
利用者が直接座るタイプと、浮き輪のようなものを使って滑るものがあり、どちらも違った面白さがあることでしょう。
ただ、ウォータースライダーは性質上ある程度スピードが出ることもあり、小さな子供や高齢者の利用は禁止されているケースがあります。
また、アクセサリーや眼鏡などは外すようにと言われることがあるので、事前にルールをきちんと確認する必要があります。
プールの楽しみ方~競泳編~
競泳用と呼ばれるプールには、実は2種類があります。
短水路と呼ばれる長さ25メートルのプールと、長水路と呼ばれる長さ50メートルのものです。
前者は学校などでよく見かけるものであり、後者はオリンピックなどの大きな大会で目にすることが多いのではないでしょうか。
ちなみに競泳のルールにおいては、水温についても国際規格で定められています。
現在は摂氏25℃から28℃までの範囲内に収まるよう調節しなければならないとされています。
ただし、2010年の改正以前は26℃が目安であり、±1℃を許容範囲としていました。
極めてなじみ深い競泳用プールですが、遊泳中に気を付けるべきマナーもあります。
多くの市民プールなどの公共のプールでは、“ウォーキングコース”や“フリーコース”、“片道コース”や“往復コース”など、目的によってコースが分かれていることが多いものです。
それぞれのコースのルールに倣った利用方法を実践するようにしましょう。
コースのルールを守らないと、人とぶつかったり、事故の原因になったりこともあります。
プールの楽しみ方~潜水編~
プールの中には、潜水が練習できるタイプのものあります。ダイビングプールと呼ぶこともあるこのプールの水深は1.5メートル程度であり、初心者は1.35メートル程度が目安とされています。
中にはもっと深いプールもあるのだとか。単純な潜水の練習をするだけならともかく、スポーツとしての“ダイビング”を練習するのであれば、さらに深い専用のプールが必要になります。
ダイビングプールは通常のプールよりも管理が大変ということもあり、利用する際は迷惑にならないよう、水着や機材をきちんと清潔にしてから入るのがマナーとされています。
プールの楽しみ方~飛込み編~
飛込み競技用のプールがレジャー施設内にあることもあります。
飛込み競技用のプールは、高いところから飛込みの練習ができるということもあり、水深は5メートル以上が必要とされています。
また、高飛び込み用の10メートル、7.5メートル、5メートルの高さの台に加えて、板飛び込み用の3メートルと1メートルの高さの台が設置されることになります。
それぞれの飛び込み台の端は、プールの上空に張り出した形状になっています。
一般の人であっても飛込み競技用のプールを利用することはできますが、当然前の利用者がプールに残っているのに次の人が飛び込むようなことがあっては危険です。
必ず、前の人がプールから上がったことを確認した上で飛込みを行うことが大切とされています。
また、こちらも小さな子供や高齢者は利用が禁止されているケースがあるため、事前の確認が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。夏のレジャーの代表格であり、同時に水泳の競技には欠かせない存在であるプール。
日本にはまだまだ様々な種類のプールがあり、利用する人によって様々な選択肢があります。
今年こそは遊びに行きたい、なんて思っている人はぜひ、自分にあったプールとその楽しみ方を探してみてください。
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