チームで戦うスポーツでは背番号を背負ってプレーしなければならない決まりがあるスポーツが多い傾向にあります。
サッカーもその1つです。
背番号が義務付けられた当初はチームの先発が背番号1〜11番を背負っていましたが、現在は個人ごとで背番号をつけています。
そのため、背番号がただの数字ではなく、それぞれに意味を持つようになりました。
背番号7番もその1つです。
では、背番号7番にどんな意味があるのでしょうか。
さらに、背番号7番を背負ってプレーした選手にはどんな選手がいるのでしょうか。
背番号7番を背負う意味とは
サッカーにおいて背番号7番とはどんな意味があるのでしょうか。
どんな選手が多いのか解説します。
チームの中心選手に多い
背番号7番を背負ってプレーしているサッカー選手はそのチームの中心選手が多い傾向にあります。
背番号10番がチームのキャプテンなどの中心選手が多いというのは知っている人も多いですが、背番号7番も同様のイメージを持たれつつあります。
そのため、背番号7番を背負うということはそれだけの覚悟がいることになります。
背番号7番に期待される役割
背番号7番をつける選手はどんなことを期待されているのでしょうか。
ドリブル突破力
背番号7番はウィングの選手が多く、サイドからドリブルで突破して、クロスボールを上げる、もしくはサイドから中央にドリブル突破してチャンスを作るなど、ドリブルでチャンスを作ることができる突破力が期待されています。
多くの選手がそのドリブル突破力により、相手ディフェンダーの脅威となっています。
得点能力
ドリブル力やパスコントロールでチャンスを作ることはもちろんですが、自らシュートを放ち、得点を上げることも期待されています。
ドリブル・パス・シュート力を兼ね備える選手がそのポジションにつくため、必然的にチームの中心選手となります。
カリスマ性
背番号7番を背負った選手はクリスチャーノ・ロナウドやエムバペ、アザール、デイビッド・ベッカム、ルイス・フィーゴ、中田英寿など、世界的に影響力の強いカリスマ性のある選手が多い傾向にあります。
そのため、世界中の子どもたちからも憧れの背番号になっています。
背番号7番を背負ってプレーした選手
背番号7番を背負った、もしくは背負っている選手を紹介していきます。
クリスティアーノ・ロナウド
【個人プロフィール】
生年月日:1985年2月5日
出身地:ポルトガル
利き足:右足
プロサッカー歴:スポルディングCP、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッド
タイトル・表彰歴:FIFA最優秀選手賞、ザ・ベスト・FIFA特別賞、FIFAクラブワールドカップ得点王、FIFAプスカシュ賞、FIFAワールドカップドリームチーム、バロンドール、バロンドール・ドリームチーム、FIFAバロンドール、UEFA欧州選手権ベストチーム、UEFA欧州選手権得点王、UEFAチャンピオンズリーグ得点王、UEFAクラブ最優秀FW、UEFA年間最優秀選手、UEFA欧州最優秀選手賞、UEFAチャンピオンズリーグ最優秀FW、プレミアリーグ月間最優秀選手、プレミアリーグ得点王など
「世界No.1のサッカー選手といえば?」という質問で、必ず名前が上がる選手の1人であるクリスティアーノ・ロナウドも背番号7番をつけてプレーしています。
初めて背番号7番を背負ったのはマンチェスター・ユナイテッド移籍後で、その後、背番号7番はクリスティアーノ・ロナウドのトレードマークとなり、「CR7」という愛称で呼ばれるようになりました。
ルイス・フィーゴ
【個人プロフィール】
生年月日:1972年11月4日
出身地:ポルトガル
利き足:右足
プロサッカー歴:スポルディングCP、FCバルセロナ、レアル・マドリード、インテル・ミラノ
タイトル・表彰歴:欧州年間最優秀選手、FIFA最優秀選手賞、ポルトガル最優秀選手、プリメイラ・リーガ最優秀選手、UEFAベストイレブン、バロンドール
ルイス・フィーゴはポルトガル代表として127試合出場するなど、当時黄金時代と呼ばれた世代を支えたスター選手です。
リーガ・エスパニョーラでは通算106アシストを記録しており、これはリオネル・メッシに次ぐ歴代2位の記録です。
ポルトガル時代は背番号7番をつけており、この背番号を後の世界No.1サッカー選手としても名高いクリスティアーノ・ロナウドに受け継いだことで有名になりました。
デイビッド・ベッカム
【個人プロフィール】
生年月日:1975年5月2日
出身地:イングランド
利き足:右足
プロサッカー歴:マンチェスター・ユナイテッド、プレストン、レアル・マドリード、LAギャラクシー、ACミラン、パリ・サンジェルマン
タイトル・表彰歴:PFA年間最優秀若手選手賞、サー・マット・バスビー賞、20世紀の偉大なサッカー選手100人、UEFA年間最優秀選手、イングランドサッカー殿堂
サッカーをよく知らない人でもデイビッド・ベッカムのことは知っているという人も多いのではないでしょうか。
そのルックスから女性人気もあり、「ベッカムヘアー」として多くの男性がその髪型を真似したほどです。
デイビッド・ベッカムはルックスだけで人気になったわけではなく、イングランドサッカー殿堂入りをするほど、実力も伴っていました。
そんなデイビッド・ベッカムも背番号7番を背負ってプレーしていました。
まとめ
背番号7番の選手は世界的に有名なスター選手が多い傾向にありました。
世界中の子どもたちが憧れる背番号7番。
今後、どんな選手が背番号7番を背負って活躍するのか楽しみです。