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【元なでしこ監督・選手が指導】才能を伸ばす『東京キラキラ FOOTBALLスクール』

元サッカー選手でなでしこジャパン(日本女子代表)の監督を務めた高倉麻子さんや日テレ・東京ヴェルディベレーザで監督を務める竹本一彦さんなどがコーチを務める『東京キラキラFOOTBALLスクール』。

選手それぞれのレベルや個性に合わせた指導を行い、生徒ひとりひとりを大切に育てています。

スクールの特徴や指導への思いについて、高倉麻子さんにお話を伺いました。

【高倉麻子さん、インタビュー2回目の記事はこちら】⇩
元なでしこ監督・高倉麻子|女子サッカーの発展と共に歩んだ人生

【高倉麻子さん、インタビュー3回目の記事はこちら】⇩
元なでしこ監督高倉麻子が語る|日本女子サッカーの現在地と未来

【高倉麻子(たかくらあさこ)/元なでしこジャパン(日本女子代表) 監督】
1968年4月19日生まれ。福島県出身。元日本代表のサッカー選手。2016年から2021年までなでしこジャパン(日本女子代表)の監督を務めた。日本サッカー界初のトップカテゴリを指揮する女性監督となる。

高倉さんがコーチを務める東京キラキラFOOTBALLスクール|体験希望の方はコチラ

インタビュアー・文:高須啓睦

楽しくのびのびと!それぞれの良さを伸ばすスクール

【元なでしこ監督・選手が指導】才能を伸ばす『東京キラキラ FOOTBALLスクール』①

基礎や技術を教え込むのではなく、一人ひとりのレベルや性格に合わせた指導を行っている『東京キラキラFOOTBALLスクール』。

トップを目指す選手はもちろん、初心者も大歓迎!“タイミング”や“駆け引き”など、ここでしか学べない感覚的なスキルがたくさんありました。

―――『東京キラキラFOOTBALLスクール』の立ち上げのきっかけを教えてください

高倉麻子 私も主人(竹本一彦氏)もサッカーで生きてきたので、自分たちの持っているものを未来へ繋いでいきたいという思いがありました。世代を超えたサッカーの仲間もたくさんいますし、選手たちの引退後のセカンドキャリアという形としても需要があると考えています。コーチも生徒もウィンウィンだと思うんですよね。コーチの選手経験をこどもたちに伝える、こどもたちもそこから学ぶことがたくさんある、そういう場を作っていきたいと思いスタートしました。

―――スクールの対象年齢が「幼稚園から小学生の男女」と「女子中高生」というのは何か狙いがあるのでしょうか

高倉麻子 女の子の中学生や高校生の選手が“サッカーを学べる場所が少ない”というのは女子サッカーの長年の課題でもあるので、そこはやっぱり入れようと思いました。週1回のスクールなので、みんなそれぞれ部活やクラブチームで活動しながら通っている選手もいます。

―――日本代表を指揮していた高倉さんやWEリーグのトップチームの監督を務める竹本さんなど経験豊富な指導者が揃っていますが、やはりプロを目指したハイレベルなスクールなのでしょうか?

高倉麻子 もちろんトップに行こうと思っている選手がいればその子には課題を出しながら練習を作りますが、幼稚園・小学生だけでなく、中学生・高校生の初心者の方も大歓迎です!

個人のレベルや目標に合わせてメニューを作ったりもできますし、兎に角融通の利くスクールなので。「とにかく楽しく」をモットーに、生徒ひとりひとりの良さを引き出して伸ばすことを大切にしています。

サッカーが上手い子もあまり得意でない子も関係なく、のびのびと楽しくプレーできるスクールです。

才能を伸ばすか伸ばさないかは“指導”と“環境”が重要

選手として活躍し、指導者として多くの選手を見てきた高倉さん。部活やクラブ活動とは違った『東京キラキラFOOTBALLスクール』の魅力や指導について伺いました。

―――こどもたちに指導する中で大切にしていることは何ですか?

高倉麻子 音楽とかスポーツってやっぱりギフトみたいなところがあって、超一流になるには、生まれ持った才能もやっぱり外せないと思います。でもそれを伸ばすか伸ばさないかは、指導や環境だと思うんです。

あとはやっぱりその子の心に火をつけることですね。好きになったら自分で勝手に努力します。上手くなりたいとか、絶対点をとりたいとか、試合に出たいとか。そういう火を、まずはつけてあげることが大切だと思っています。

―――『東京キラキラFOOTBALLスクール』の魅力を教えてください

高倉麻子 まずは大人と一緒にプレーできる環境です。キラキラスクールでは、私たちコーチと生徒が一緒になってプレーをしています。コーチ陣もムキになって楽しんでいます。知識が豊富な大人とプレーをすることで、駆け引きとか、勝負どころでちょっと相手を騙してみたりとか、感覚的な部分でも学べることは多いと思います。

サッカーは駆け引きがあるスポーツです。相手の動きを見たり相手の逆を取ったりタイミングをずらしたり、一緒にやっていく中で覚えられる大切なものがたくさんあると思います。

そして経験豊富なコーチやスタッフが揃っている点も魅力の一つだと思います。あまり型にはまった形ではなく、練習しながら「何か課題が難しすぎるから練習メニュー変えちゃえ」みたいな、臨機応変にすぐ対応できるコーチが揃っています。

あらかじめ準備していた良い練習があっても、その時の環境や生徒に合っていなかったらあまり意味がないと思うんです。極端な話、雨で下がドロドロなのにドリブル練習しても意味がないというか、目的とは違った練習になっちゃうんですよ。

週に1回だからこそ、質の高い練習ができるよう努めています。

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世界基準の視野を、人や人生が繋がる“特別な場所”にしたい

【元なでしこ監督・選手が指導】才能を伸ばす『東京キラキラ FOOTBALLスクール』③

サッカーを指導するだけでなく、年代を超えた、サッカーを超えた“繋がり”を目指している『東京キラキラFOOTBALLスクール』。日本の女子サッカーの発展に大きく貢献してきた高倉さんや竹本さんを始め、元サッカー日本女子代表のコーチらが団結し、様々な角度からさらなる発展を目指して育成活動に励んでいます。

―――ホームページに「目標は世界」というワードがあったんですが、それはどういう意味でしょうか?

高倉麻子 物事を考える時に国内にとどまって欲しくないという思いがあります。

サッカーは日本だけではなく、いろんな国で様々な人種の人々がプレーしています。うまい下手関係なくサッカーをしながら海外の大学へ行ってもいいし、サッカーを通じて国内外問わず広がる輪もあると思います。小さいスクールではありますが“サッカー”というきっかけで世界と繋がっていける、広がる輪がある、そういったグローバルな意識をこどもの時から感じてほしいと思っています。

もちろんサッカーで世界を目指したい子がいれば、私もそうですしスクールのスタッフにも世界の場を知っている人がいるので、本気で付き合います。

―――スクールの今後の目標を教えてください

高倉麻子 今8年目になり、スクール開講当初からいた生徒が高校を卒業したり大学に入っていたりするんですよ。いつかその子たちが帰ってきてくれて、コーチとかやってくれないかなと思っています。スクールですが「人が繋がっていく」「人生が繋がっていく」みたいな、そういう場でもありたいです。年代を超えた、サッカーを超えた繋がりというか。そこから生まれるものもあると思っています。

高倉麻子さんロングインタビューVol.1はここまでです。

2回目となる次回は、高倉さんの選手時代、監督時代の歩みに迫ります。お楽しみに!!

【高倉麻子さん、インタビュー2回目の記事はこちら】⇩
元なでしこ監督・高倉麻子|女子サッカーの発展と共に歩んだ人生



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高須啓睦

高須啓睦

フリーアナウンサー(元NHKキャスター)

学生時代は陸上部で毎日走り込んでいました。主な種目は100mハードルでした!最近はゴルフとキャンプにハマっています。スポーツは見るのもするのも大好きです!

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