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トップ選手への道のり

【エアロビックとは?】日本や海外のトップ選手に必要な条件は〇〇!

日本で、エアロビクスとエアロビックがあることをご存じでしょうか。

簡単にお話しすると、エクササイズの「エアロビクス」、スポーツの「エアロビック」となります。「エアロビック」は「エアロビクス」から発展したスポーツです。

ここでは、スポーツ「エアロビック」選手になり、トップ選手を目指す為の方法をご紹介いたします。

エアロビックの現状

世界ではエアロビックはスポーツとして、約80ケ国で大会が行われています。また、国際体操連盟(FIG)が主催のワールドチャンピオンシップ、ユニバーシアード競技大会など多くの世界大会が行われています。

2018年エアロビック世界選手権大会ではシニア男女シングル部門の2部門で優勝するなど、日本人選手が世界で活躍しています。

国内では日本エアロビック連盟が中心となり、ジュニアオリンピックや地区大会、全国大会などを行うに合わせ、指導者育成や誰でも参加できるように高齢者向け「スローエアロビック」、障がい者向け「アダプテッドエアロビック」など、ライフステージ別のプログラムを用意するなど普及に力をいれています。

また、日本エアロビクス連盟は、キッズ・ジュニア指導や競技者指導、高齢者や障がいのお持ちの方などをライフスタイル別に細かな検定資格を作り、普及活動に伴う指導者育成にも力を入れています。

エアロビック選手になるには

ここでは、エアロビック選手になるための様々な方法をご紹介します。

子どもの頃よりエアロビック(エアロビクス)選手を目指すには

参考として、全日本エアロビック選手権をユース時代から11連覇、世界大会も連覇をされ、輝かしい成績を残されているエアロビック選手の斉藤瑞己選手は、小学生のころ「日本こどもフィットネス協会(JKFA)」が行っている「キッドビクス」に通い、練習されていたそうです。

他には、各市町村がエアロビクス(エアロビック)連盟を発足し、子どもから高齢者までの教室が創設されています。都道府県で連盟発足し、普及活動をしているところもあります。

このような連盟などの教室に参加し、選手への道に進むことが出来ます。

エアロビック(エアロビクス)の未経験の成人の方が目指すには

フィットネスクラブやスポーツジムなどでエクササイズのエアロビクス教室に通い、体を作りながらエアロビック選手へ進むことが出来ます。

エアロビック競技者を目指す際には、出来ればインストラクターが【JAF認定指導者資格】【公認エアロビック指導者資格】の競技者指導資格を持つ教室がいいと思います。

エアロビック競技者を指導することを勉強されたインストラクターの中には、選手だった方も多いようです。また、成人の方も市町村のエアロビクス(エアロビック)連盟の教室に通い、教わることが出来ます。

教室の開講時間帯などが合えばおすすめです。フィットネスクラブやスポーツジムに比べると入会金や月謝は抑えられます。

日本のトップ選手になるためには

全国大会で好成績を残すことにより、日本トップ選手と認められることでしょう。では、全国大会に出場するには、どうすればよいのでしょうか。

まず、JAF選手登録を行い、地区大会で成績上位1~3名(地区連盟の推薦者除く)になることで全国大会の出場権をもらうことができます。全国大会の好成績者の中から日本強化選手が選ばれ、チームジャパンとして世界大会で戦うことが出来ます。

補足として、日本エアロビック連盟の強化選手は5名程度、強化選手候補が10名程度、ユース強化選手が12名程度となります。

世界のトップ選手になるためには

子どもから競技活動をしている場合は、公益社団法人日本エアロビック連盟(JAF)のユース・ジュニア育成強化選手になることを目指します。その強化選手になる条件は、全日本大会ユース・ジュニア部門で好成績者数名となります。

強化選手は世界大会でメダル獲得、入賞するための環境が連盟によって用意され、ナショナルチームコーチの元で練習することが出来ます。その中で世界年齢別選手権やジュニアオリンピックなどの大会に日本代表として選出され、大会に出場し、好成績を残すことができると世界トップ選手の仲間入りに近づきます。

また、成人(シニア)も同様に、全国大会の好成績者をナショナルチームとして世界大会でメダル獲得、入賞をするため強化選手育成をしています。全国大会で好成績を残すことが世界トップ選手になる近道です。

エアロビック競技は、シングル(個人)とミックスペア(男女ペア)があります。個人でコツコツとトップ選手を目指すことは孤独で諦めてしまいそうという方は、トップ選手を目指すペアと力を合わせ、ミックスペアでトップ選手を目指すことも出来ます。

また、エアロビック競技の勝敗は、実施点、芸術点、難度点の合計点を競い合います。すなわち『採点競技』です。

採点競技とは、審判員が演技を見て得点を加点、減点を付け、その合計点数で競い合う競技です。審判員への印象が点数に影響するスポーツともいえます。

そのため、高得点を取るためには、技術はもちろんですが、演技構成などいくつもの要素を考えていかなければなりません。
全てのスポーツで共通ではありますが、指導者選びもトップ選手への近道です。

まとめ

現在、中央団体競技者登録数を参考に見てみると、日本エアロビック協会の登録者数は約2,480人(男性1:5女性)です。競技数ですので、エクササイズとしてエアロビクスをやっている方々はさらに多くいらっしゃいます。

協会や連盟が、学校や各施設で老若男女ができる生涯スポーツとして、全国で体験イベントを行っています。
エアロビック(エアロビクス)は、誰でもいつからでも、始めることができるスポーツ、健康維持運動です。いきなり教室に通うことが難しい方は、まずはイベントなどに参加し、体験することから始めてみて下さい。

見るのとは全く違う、エアロビックの運動量に驚くかもしれません。
世界の動きでは、オリンピック正式種目認定への活動も進んでいるようです。

オリンピックでエアロビック競技観戦が出来るように期待しています。



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ゆきじい

ゆきじい

挑戦してみることを応援します

幼少期から学生時代は武道に専念。社会人になってからは数十年アウトドアスポーツを今でも続けています。やっぱり体を動かして楽しむことが一番です。多くの方に、スポーツの興味をより伝えたいと思っています。

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