日本でも大人気のスポーツイベントがワールドカップバレー。
国際バレーボール連盟(FIVB)が主催し、4年に1度開催されるこの大会は、今回「FIVBパリ五輪予選」の一部として開催されます。
「2023年ワールドカップバレーボール」と呼ばれるのは、男女それぞれ世界3カ国で同時開催される予選のうち、日本で開催される組のみ。
ワールドカップバレーは廃止が決まっていましたが、日本でのワールドカップ人気のおかげで、今回の特殊な形での継続が実現したのです。
そのワールドカップバレーを支えているのが、スポンサー企業。
いったいどのような企業が協賛しているのでしょうか。
今回は、ワールドカップバレーのスポンサーと、日本代表チームのスポンサーをご紹介します。
ワールドカップバレーのスポンサー
ワールドカップバレーの主催は、国際バレーボール連盟(FIVB)。
共催には組織委員会や日本バレーボール協会に加えてフジテレビジョンも名を連ねています。
フジテレビは当初マイナーな存在だったワールドカップバレーを盛り上げ、人気イベントにした立役者。
莫大な放送権料で大会を支える最大のスポンサーでもあります。
ではその他のスポンサーにはどのような企業が並んでいるのでしょうか。
スポンサー一覧
ワールドカップバレーのスポンサーには、「特別協賛」「公式飲料協賛」「協賛」の種類があります。
その企業一覧は以下の通り。
特別協賛
・NISSAN
・エクスコムグローバル
公式飲料協賛
・キリンホールディングス
協賛
・久光製薬
・ジャパネット
・三基商事
それぞれの企業がどのような形でスポンサーになっているのか、具体的に解説します。
NISSAN
日産自動車は2003年の男子大会以来、特別協賛を続けている企業。
抽選で自動車が当たる特別キャンペーンなども行ってきました。
今回はバレーボール日本代表応援イベントとして渋谷のMIYASHITA PARKで「『やっちゃえNIPPON』パーク supported by NISSAN」を開催。
大会を盛り上げました。
エクスコムグローバル
エクスコムグローバルはあまり馴染みのない企業かもしれませんが、「イモトのWiFi」を提供している企業。
日本代表のユニフォームの胸にも「イモトのWiFi」と書かれています。
ちなみに脚が速いことで知られるイモトアヤコさんですが、小学校時代はバレーボール部のキャプテンだったそうです。
久光製薬
Vリーグの久光スプリングスの親会社でもある久光製薬は、多くのスポーツを支援している企業。
スポーツイベントでもワールドカップバレーをはじめ、「東京マラソン」や「クライミング世界選手権」「世界柔道選手権」「スイミングワールドカップ」など数多くの大会に協賛しています。
また各イベントでは、参加者や来場者に筋肉ケアの啓蒙活動も実施。
健康な体づくりを広める運動もしています。
ジャパネット
ジャパネットも2007年と古くから協賛している企業。
「今を生きる楽しさ」を!という企業理念がスポーツに通じるということで、ジャパネットではサッカー、バスケット、野球、大相撲など多くのスポーツ協賛を行っています。
中でもバレーボールには力を入れていて、「春の高校バレー」にも2011年から特別協賛として参加しています。
三基商事
三基商事という会社を知らない方も多いはず。
しかしこの会社の商品はとても有名。あの「ミキプルーン」の会社です。
ワールドカップバレーではミキプルーン名義で男子日本代表に協賛しています。
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ワールドカップバレー|バレーボール日本代表のスポンサー
パリオリンピックへの出場権がかかる今回のワールドカップバレー。
大会のスポンサーとは別に日本代表を応援するJVAオフィシャルサポーターにも多くの企業が名を連ねています。
日本バレーボール協会(JVA)のスポンサーは、「トップパートナー」「オフィシャルスポンサー」「オフィシャルサプライヤー」「オフィシャルゲームボール」「オフィシャルドリームサプラーヤー」という種類。
それぞれ以下の企業となっています。
トップパートナー
・カプコン
オフィシャルスポンサー
・久光製薬
・全日本空輪
・中央日本土地建物グループ
・マイナビ
・丸大食品
・ジェイテクト
・ジャパネットホールディングス
オフィシャルサプライヤー
・アシックスジャパン
・ミズノ
・ウインスポーツ
オフィシャルゲームボール
・ミカサ
・モルテン
オフィシャルドリームサプライヤー
・手塚プロダクション
カプコン
「遊文化をクリエイトする感性開発企業」が経営理念のカプコンは、バレーボールに共感し、日本代表チームの国内外での活動とバレーボール競技の振興をサポートするトップパートナー。
2022年4月から3年間の契約を結び、JVA最上位のオフィシャルスポンサーとなっています。
中央日本土地建物グループ
中央日本土地建物グループは、バレーボールの「つなぐ力」に共鳴して日本代表と日本バレーボール協会が主催する国内大会をサポートする企業。
Vリーグのマーケティングパートナーにもなっています。
ジェイテクト
ジェイテクトは、トヨタグループの機械・自動車部品製造会社。
一般的にはあまり知られていない会社ですが、ジェイテクトSTINGSはVリーグの強豪。
日本代表にも多くの選手を送り込んでいることもあり、協賛として支えています。
手塚プロダクション
オフィシャルドリームサプライヤーを務める手塚プロダクションは、漫画家である手塚治虫氏が立ち上げた会社。
2009年に全日本バレーボールチームの愛称が一般募集され、女子代表の愛称が「火の鳥NIPPON」に決まった縁でオフィシャルドリームサプライヤーとなりました。
この火の鳥は真っ赤に燃える情熱の象徴であり、「スピーディーなボールで世界の王座を奪還してほしい」という願いが込められたもの。
手塚プロダクションは「火の鳥NIPPON」や、男子の「龍神NIPPON」のロゴなどを手掛けています。
まとめ
多くの企業が支えているワールドカップバレーと日本代表チーム。
協賛している企業の多くは、バレーボールというスポーツが持っている理念に共感して大会と選手を支えています。
今回の記事で気になった方は、会場やユニフォームの企業名にもぜひご注目ください。
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