近年、スポーツを一緒に楽しむ親子が多く見受けられるようになりました。中でも、親子マラソンは難しいルールなどがなく、挑戦しやすいので高い人気を集めています。
さらに、ランニングシューズやウェアがあれば、すぐに挑戦できるので特別なアイテムを用意する必要がありません。しかし、いきなりマラソン大会に挑戦するのは少し不安という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事は、親子マラソンに挑戦する方に向けて、効果的なトレーニング方法を解説します。楽しく練習するためのポイントも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
親子マラソンの魅力
近年、親子でマラソンに挑戦する方が増えています。ゴールしたときの達成感を一緒に味わえるので、スポーツを楽しみたい親子に人気です。親子で参加できるマラソン大会も多く開催されており、お子さんと一緒にエントリーできます。
距離も5kmや10kmなど、比較的短めに設定されているため、お子さんも挑戦しやすいのです。しかし、いきなりマラソンに挑戦するのが不安という方も多いのではないでしょうか。
マラソンに参加することを決めたら、本番に備えてトレーニングすることが大切です。
親子マラソンに向けた効果的なトレーニング方法
ここからは、親子でできるトレーニング方法をご紹介します。
かけっこをする
まず走ることに慣れてもらうために、かけっこを遊びに取り入れると良いでしょう。ペース走や、一定時間以上のジョギングは、今までマラソンに挑戦したことがないお子さんにとっては難易度が高いです。
目標地点を決めてお子さんと一緒にゴールを目指して走ってみましょう。お子さんにトレーニングをさせるというよりも、アクティブに遊んでもらうイメージです。公園や芝生など十分なスペースがある場所で、かけっこをするようにしてください。駐車場など車や自転車の出入りがある場所は注意が必要です。
ボールを使う
ボールを使ってトレーニングすることも可能です。ボールを転がして、お子さんにボールを追いかけてもらうことで、スピードを強化できます。
また、サッカーボールでドリブルするのも良いでしょう。ボールを蹴りながら走るので、地面を踏む力を身につけることができます。
縄跳びをする
走るだけでなく、縄跳びも基礎体力を身につけるトレーニングとして効果的です。ジャンプすることで脚力を鍛えられるだけでなく、継続して飛び続けることで持久力のアップを目指せます。
縄跳びであれば、公園や運動場に行く時間がない時でも、家の前でトレーニングできるので、忙しい方にもおすすめです。音楽が鳴っている間は縄跳びを続けるなどのルールを設定して、トレーニングを楽しめるように工夫しましょう。
ストレッチをする
トレーニングは、体力や筋力をつけるだけでなく、筋肉をしっかりと休ませる作業も必要になります。そのため、ストレッチを行う時間を設けて、体を伸ばしましょう。
ストレッチをすることで、怪我をしにくくなる身体を作ることができます。就寝前や起床後など、生活のルーティンとしてストレッチを取り入れると良いでしょう。また、怪我を防止するために、トレーニング前もストレッチと体操を行うようにしてください。
マラソンコースを試走する
マラソン大会で完走を目指すために、コースを試走すると良いでしょう。日々のトレーニングというよりは、本番の1週間前などの予行練習として実施することをおすすめします。一度コースを走ることで、お子さんもどれくらいの距離を当日走るのかを把握することができます。
しかし、いきなりマラソンコースを完走するのは難しい可能性があるので、無理をしないことが大切です。あくまで、楽しみながら走ることを心がけてください。
親子マラソンに参加する際の注意点
ここからは、親子でマラソンをする際の注意点をご紹介していきます。
無理をさせない
マラソンを完走するためにお子さんが無理してしまうことがあります。走っている最中は、お子さんの体調の変化に気を遣い、少しでも変化が見られたら水分補給をするなどして、無理をさせないことが重要です。
また、無理してスピードアップするのではなく、イーブンでペースを作るように心がけましょう。一定のリズムで走ることで、身体に負荷がかかりにくくなります。
手をずっと繋がない
親子マラソンでは、手を繋ぎながら走っている親子が多く見られますが、お子さんにとって走りにくい体勢になってしまっています。お子さんが腕をしっかりと振れるように、手を離してあげましょう。
ただし、人混みが多い場所などでは、はぐれないように注意してください。ロープをお互いに握って、はぐれないように工夫するのも一つの手段です。
まとめ
お子さんと楽しめるスポーツとして人気を集めている親子マラソン。親子で一緒にゴールすることで達成感を共有することができます。
しかし、いきなり本番を迎えてしまうと、完走できなかったり、疲れて楽しめなかったりする可能性があるため、効果的なトレーニングを実施することが大切です。
かけっこやボール遊び、縄跳びなどを上手く活用して、アクティブに楽しみながらトレーニングを行っていきましょう。ストレッチも併せて行って、体を休めることが重要です。
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