インタビューを受ける機会も多々あるプロ野球選手。
実は多くの選手が数えきれないほどの名言を残しています。
今回は、プロ野球選手の名言を発掘。
「勝負」「練習」「野球観」という3つのテーマで、私たちの心に残る熱い名言をご紹介します。
もしかしたら、あなたの人生の指標となる名言が見つかるかもしれません。
プロ野球選手の名言〜勝負〜
プロ野球といえば、厳しい勝負の世界。
試合結果だけでなく個人成績でも常に競わなければならない一流選手たちの、勝負への思いを名言から探ります。
落合博満
日本プロ野球史上唯一となる3度の三冠王を達成した史上最高の右打者、落合博満氏。
勝負師と言われた彼は、勝負についてこう語っています。
「私の中には白黒どちらかしかないんです。
勝負事に灰色はあってはいけない」
野茂英雄
日本人メジャーリーガーのパイオニアである野茂英雄氏。
誰もが「無理だ」と言った中、人生の勝負をかけたメジャーリーグで挑戦についてこう語っています。
「挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。
でも挑戦せずして成功はありません」
新庄剛志
現役時代にはメジャーにも挑戦し、今はビッグボスとなった新庄剛志氏。
彼は勝負すべき相手についての名言を残しています。
「とにかく自分に勝つ!
自分に勝てれば、誰に負けてもいいと思いますよ。
自分に勝つことが一番難しいし、一番楽しいんですよね。
これが新庄の信条」
イチロー
日本とアメリカでヒットを量産し続けたスーパースター、イチロー氏。
彼は野球の勝ち負けについてこう語っています。
「勝たなきゃ意味がない。ぜんぜんそんなことないんですよ」
これは負けたら終わりという場面が多いアマチュアにしか「勝つことがすべて」という考え方は通用しないという意味で語った言葉。
プロならばどんな状況であっても最高のパフォーマンスをファンに見せることを意識し、体現しなければならないという意味なのです。
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プロ野球選手の名言〜練習〜
練習嫌いの選手もいる一方、鬼の練習で自分を高めた選手も。
続いては怠け心を持った私たちに突き刺さる、練習に関する名言をご紹介します。
王貞治
世界のホームラン王、王貞治氏。
超人的な練習で一本足打法を完成させた彼の名言がこちらです。
「努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」
また練習と試合の時間を比較して次のようにも語っています。
「敵と戦う時間は短い。
自分との戦いこそが明暗を分ける」
長嶋茂雄
ミスタージャイアンツと呼ばれた長嶋茂雄氏。
華やかなプレーでファンを喜ばせた彼は、努力についてこう語っています。
「努力していますと練習を売り物にする選手は、プロフェッショナルといえない」
「努力は人が見てないところでするものです。
努力を積み重ねると、人に見えるほどの結果が出るのです」
野村克也
現役時代には数々の記録を残しながら、自らをひっそりと咲く月見草に例えた野村克也氏。
監督としてはデータを駆使したID野球を浸透させ、一流の人材を数多く育てました。
「金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流」「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」など数々の名言も残している野村氏は、年を重ねたからこそ説得力のある言葉で努力の大切さを語りました。
「若いときに流さなかった汗は、年をとったときの涙となる」
ダルビッシュ有
メジャーリーグの複数の球団を渡り歩いて活躍を続けるダルビッシュ有投手。
2023年のワールドベースボールクラシックでは日本代表を牽引した彼は、練習に関してしっかり頭を使って効率よく取り組めと語っています。
「練習は嘘つかないって言葉があるけど、考えてやらないと普通に嘘つくよ。」
プロ野球選手の名言〜野球観〜
最後は、選手たちの野球観、野球への想いがこもった名言をご紹介。
野球好きなら思わず胸が熱くなる名言ばかりです。
衣笠祥雄
広島黄金時代の「鉄人」、衣笠祥雄氏。
現役引退までに2215試合連続出場を果たした彼は、試合を絶対に欠場しようとしなかったことについてこう語っています。
「野球が大好きでした。
こんな好きなことを一日たりとも休めますか」
山﨑康晃
横浜DNAベイスターズの投手キャプテン、山﨑康晃投手。
日本代表として東京オリンピックの金メダルにも貢献した彼は自分の夢について、そしてファンを大切にすることについて次のように語っています。
「たった一枚のサインが、その子どもたちにとって大きなきっかけになります。
なぜなら僕がそれでプロ野球選手になれたから」
松井秀喜
ゴジラの愛称で常に相手ピッチャーから恐れられた松井秀喜氏。
ホームランにこだわり続けた彼の言葉には、その理由がシンプルに込められています。
「野球というスポーツの素晴らしさを子どもたちに伝えていきたい。
そのためにも、大きなホームランを打ちたいんです」
星野仙一
燃える男、闘将と呼ばれた星野仙一氏。
彼の言葉には、人生を注ぎ込んだ野球への愛情が込められています。
「野球やってて本当に良かった。
ずっと野球と恋愛して良かった。
野球にもっともっと恋をしたいなぁ」
まとめ
練習や試合の中に人生が詰まっている野球。
真剣に野球に取り組んできた方なら、選手たちの名言の意味がよく分かるのではないでしょうか。
彼らの言葉に重みがあるのは、人生をかけ、努力を重ねてきたからこそに違いありません。
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