最初にこの名前を目にした時にはコーンボールだから球技でしょ!?と思ったらボールでなくホールでした(笑)
コーンホール?缶詰のコーンを使ったスポーツなの?本当に聞いたことないマイナーなスポーツは多いですね。
アメリカで生まれたパーティーゲームとも言われているコーンホールの世界を今日は皆さんに堪能していただきましょう。
コーンホールの起源・歴史
驚くほど歴史があるコーンホール
コーンホール誕生には諸説あり、14世紀のドイツで誕生した説やネイティブアメリカンが始めた説、1800年頃にアメリカのケンタッキー州が発祥だと言われる説。
いずれにしてもその起源は相当古いと推察されます。
オハイオで人気を集め、ミネソタでその人気は確立され全土に広まったとされていますが、ご当地アメリカでの人気は凄まじいそうでプロ選手も存在したり、テレビ放映で試合が中継されたりもするそうですよ(驚)
では一体どんなスポーツなのか?パーティーゲームとしても楽しまれているそうで、友達を呼んで自宅の庭でバーベキューをしながら楽しめるそんなスポーツらしいです。
そんなお気楽なの?そうなのです!専用のボードとビーンバッグがあれば、そんな広い場所ではなくとも楽しめます。
ビーンバッグ、ここでコーンホールと言う名称の意味が解りました。
コーンの豆(恐らく乾燥しているもの)を袋詰めしたものを、言わばボールに見立てて使用するようです。
そのビーンバッグを専用の穴の開いたボードに向かって投げるのです。
なんとなく老若男女誰でも楽しめそうな気がしてきました。
コーンホールのルール
マイナーだと思いきや正式団体があった
なんかお気楽感が前面に出ていますが、驚くなかれアメリカにはACL(アメリカコーンホールリーグ)なる正式な団体が存在します。
そして日本にもJCA(日本コールホーン協会)が存在していました。
ここまで来たらちゃんと正座をしてルール解説を聞いてください(笑)
コーンホールのルール解説
①個人戦かペア戦
1対1での対戦か2対2の対戦、でもなんとなく大人数でもできそうですね。
②色分けされたビーンバッグを使用
通常1チーム4つのビーンバッグを準備、混ざらないようにチームごとに色分けして行います。
③27ft(約8.2m)離れた位置からビーンバッグを交互に投げる
先攻後攻を決めてそれぞれ1回ずつ投てき。
④21点先取した方が勝ち
- ボードの穴にビーンバッグが入ったら3点
- ボード上にビーンバッグが乗ったら1点
- 地面に落ちたら0点
正座するほどではなく至ってシンプルなルールでした。
コーンホールの道具解説
ちなみにボードのサイズは縦91.4㎝×横60.9㎝×高さ20㎝で、玄関マットを想像していただければなんとなくイメージできますね。
高さが20㎝とありますが、選手に向かって奥の方が20㎝起き上っています。
ビーンバッグは450gとされていて、ちょうど野球のトレーニングボールがそれぐらいの重さなのでボールと考えれば少し重い印象でしょうか。
コーンホールを日本で楽しむために
コーンホールの道具の揃え方
まずは道具を揃えなければなりませんね。乾燥トウモロコシは北海道の農家さんに知り合いがいれば自分で作れそうですし、実は専用ボードもアメリカミネソタでは当たり前のように自作するそうですし、ネットで検索するとamazonや楽天でも入手可能なようです。
『自分は本格派』『コーンホールのプロを目指す』そんな方はACLで直接公式のボードとビーンバッグを買い求めることが出来ます。
また、JCAでも購入やレンタルも可能だそうです。
ACLで正規品を購入するとボードは1台680ドル、ビーンバッグは4個セットで130ドル程度(送料別)になります。
解りやすく100円換算するとボードはなんと68,000円、ビーンバッグは13,000円。
バーベキューしながら気軽に楽しむエンジョイ派であれば手作りでも良さそうな価格です(苦笑)
道具が揃ったら早速プレイしてみましょう。
コーンホール、上手くなるコツ
とは言うものの、こんな単純なスポーツ簡単そうだね!?そう思われるかもしれませんが、ボウリングのプロがストライクを連発するように、コーンホールのプロも投てき毎に穴に入れて3点奪取するそうです。
15㎝程度の穴ですから素人ではなかなか簡単に入れることはできないでしょう。
どうやったら上手くなるのか、投げ方にコツがあるそうです。
下手投げで山なりにならないように空中で平らになるよう、ビーンバッグを緩やかに時計回りで投げると精度がグンと上がると言われています。
うーん、なかなか奥が深い感じです。1台で競うこともあるそうで、そうすると相手のビーンバッグが同じ台上にあるので、それは相当戦略的に投げなければいけないですね。
まとめ
コーンホールの世界、いかがでしたでしょうか。
思いのほかアメリカのみならず日本においても団体がありますし、ネットにも意外と情報が多いと感じました。
コロナ禍の現在、バーチャルコーンホールなるものも実施されているそうでアメリカの本格的なコーンホールの試合が観戦できるそうです。
屋外でパーティーゲームとして楽しむ、屋内で本格的にスポーツとして競う、いずれにしてもこのコーンホールからまだまだ目が離せない、今後をウォッチしていこうと思った筆者でした。