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全国大学ラグビーフットボール選手権大会の歴代優勝校一覧|最多優勝は?

全国大学ラグビーフットボール選手権大会は、毎年1月中旬に決勝戦が行われる大学ラグビー日本一決定戦。今年で第60回という長い伝統を誇る大会です。
ではこの大会でこれまでに優勝し、大学日本一となったのは、どういった大学なのでしょうか。
今回は、全国大学ラグビーフットボール選手権大会の歴代優勝校一覧をご紹介。
大会形式の変遷や、優勝回数ランキングについても解説します。

全国大学ラグビーフットボール選手権大会とは

全国大学ラグビーフットボール選手権大会は、1964年に始まった大会。
どのような経緯で始まった大会なのでしょうか。

開催の経緯

全国大学ラグビーフットボール選手権大会が始まる以前の大学ラグビーは、「東西大学対抗ラグビー」が最も大きな大会でした。これは東西リーグの上位大学による対抗戦。しかし大学ラグビーには「好きなチーム同士が対戦して競う」という意識が強く、相手によっては「不戦」という結果も多い大会でした。
そこで、社会人ラグビーとの対抗戦を実現するためにもしっかりとしたシステムで大学日本一を決定しようということになり、トーナメント方式による全国大学ラグビーフットボール選手権大会が始まったのです。

その後の変遷

この大会の第1回は「東西大学ラグビー選手権」として開催され、関東代表2校関西代表2校が参加するという小規模なものでした。
しかし翌年には代表枠を拡大。関東、関西、東海、九州代表が参加し、大会名称も全国学生ラグビー選手権となりました。
そしてその後も出場枠や開催方法を何度も変更しながら、現在に至っています。

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全国大学ラグビーフットボール選手権大会の歴代優勝校

大きく形式が変わってきた全国大学ラグビーフットボール選手権大会。
大会の変遷を交えながら、優勝校と準優勝校をご紹介していきます。

第1回

第1回大会は、東西大学選手権として4校が出場しました。

第1回(1964-1965)優勝/法政大・準優勝/早稲田大

第2回〜第4回

第2回から第4回は、関東4・関西3・九州1の計8校に拡大されました。

第2回(1965-1966)優勝/早稲田大・準優勝/法政大
第3回(1966-1967)優勝/早稲田大・準優勝/法政大
第4回(1967-1968)優勝/法政大・準優勝/早稲田大

第5回〜第29回

第5回から第29回では、関東のみ、本戦前の出場決定戦を実施しました。

第5回(1968-1969)優勝/早稲田大慶応大(同点で両校優勝)
第6回(1969-1970)優勝/日体大・準優勝/早稲田大
第7回(1970-1971)優勝/早稲田大・準優勝/日体大
第8回(1971-1972)優勝/早稲田大・準優勝/法政大
第9回(1972-1973)優勝/明治大・準優勝/早稲田大
第10回(1973-1974)優勝/早稲田大・準優勝/明治大
第11回(1974-1975)優勝/早稲田大・準優勝/明治大
第12回(1975-1976)優勝/明治大・準優勝/早稲田大
第13回(1976-1977)優勝/早稲田大・準優勝/明治大
第14回(1977-1978)優勝/明治大・準優勝/慶応大
第15回(1978-1979)優勝/日体大・準優勝/明治大
第16回(1979-1980)優勝/明治大・準優勝/同志社大
第17回(1980-1981)優勝/同志社大・準優勝/明治大
第18回(1981-1982)優勝/明治大・準優勝/早稲田大
第19回(1982-1983)優勝/同志社大・準優勝/明治大
第20回(1983-1984)優勝/同志社大・準優勝/日体大
第21回(1984-1985)優勝/同志社大・準優勝/慶応大
第22回(1985-1986)優勝/明治大慶応大(同点で両校優勝)
第23回(1986-1987)優勝/大東大・準優勝/早稲田大
第24回(1987-1988)優勝/早稲田大・準優勝/同志社大
第25回(1988-1989)優勝/明治大大東大(同点で両校優勝)
第26回(1989-1990)優勝/早稲田大・準優勝/日体大
第27回(1990-1991)優勝/明治大・準優勝/早稲田大
第28回(1991-1992)優勝/明治大・準優勝/大東大
第29回(1992-1993)優勝/法政大・準優勝/早稲田大

第30回〜第39回

第30回から第39回は16校によるトーナメントとなりました。

第30回(1993-1994)優勝/明治大・準優勝/法政大
第31回(1994-1995)優勝/大東大・準優勝/明治大
第32回(1995-1996)優勝/明治大・準優勝/早稲田大
第33回(1996-1997)優勝/明治大・準優勝/早稲田大
第34回(1997-1998)優勝/関東学院大・準優勝/明治大
第35回(1998-1999)優勝/関東学院大・準優勝/明治大
第36回(1999-2000)優勝/慶応大・準優勝/関東学院大
第37回(2000-2001)優勝/関東学院大・準優勝/法政大
第38回(2001-2002)優勝/関東学院大・準優勝/早稲田大
第39回(2002-2003)優勝/早稲田大・準優勝/関東学院大

第40回

第40回は、1回戦→リーグ戦→決勝トーナメントという形式で行われました。

第40回(2003-2004)優勝/関東学院大・準優勝/早稲田大

第41回〜第48回

第41回〜第48回は再び16校によるトーナメントに戻されました。

第41回(2004-2005)優勝/早稲田大・準優勝/関東学院大
第42回(2005-2006)優勝/早稲田大・準優勝/関東学院大
第43回(2006-2007)優勝/関東学院大・準優勝/早稲田大
第44回(2007-2008)優勝/早稲田大・準優勝/慶応大
第45回(2008-2009)優勝/早稲田大・準優勝/帝京大
第46回(2009-2010)優勝/帝京大・準優勝/東海大
第47回(2010-2011)優勝/帝京大・準優勝/早稲田大
第48回(2011-2012)優勝/帝京大・準優勝/天理大

第49回〜第52回

第49回〜第52回は16校4組によるプール戦を導入しました。

第49回(2012-2013)優勝/帝京大・準優勝/筑波大
第50回(2013-2014)優勝/帝京大・準優勝/早稲田大
第51回(2014-2015)優勝/帝京大・準優勝/筑波大
第52回(2015-2016)優勝/帝京大・準優勝/東海大

第53回〜第59回

第53回〜第59回は、出場14校による変則トーナメントとなりました。

第53回(2016-2017)優勝/帝京大・準優勝/東海大
第54回(2017-2018)優勝/帝京大・準優勝/明治大
第55回(2018-2019)優勝/明治大・準優勝/天理大
第56回(2019-2020)優勝/早稲田大・準優勝/明治大
第57回(2020-2021)優勝/天理大・準優勝/早稲田大
第58回(2021-2022)優勝/帝京大・準優勝/明治大
第59回(2022-2023)優勝/帝京大・準優勝/早稲田大

全国大学ラグビーフットボール選手権大会の最多優勝校

59回の歴史を誇る全国大学ラグビーフットボール選手権大会。その最多優勝校はどこなのでしょうか。

優勝回数ランキング

全国大学ラグビーフットボール選手権大会の優勝回数ランキングがこちらです。

1位:早稲田大学(16回)
2位:明治大学(13回)
3位:帝京大学(11回)
4位:関東学院大学(6回)
5位:同志社大学(4回)

最多優勝は早稲田大学です。
準優勝の回数は、早稲田大学が18回でこちらも最多。明治大学が12回となっています。
一方、帝京大学は11回の優勝に対して準優勝はわずか1回と、決勝では驚異的な勝率です。しかも第46回から第54回までの9連覇と、第58回・第59回の2連覇だけで11回の勝利を達成。近年では圧倒的な強さを誇っています。

まとめ

長い歴史を誇る早稲田大学が最多優勝となっている全国大学ラグビーフットボール選手権大会。しかし今は帝京大学が驚異的な勢いで追い上げています。
今後、最多記録を抜いていくのでしょうか。それとも早稲田大学や明治大学が盛り返して勝利数を伸ばすのでしょうか。
ライバル同士の熱い戦いから、今年も目が離せません!

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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