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【春高バレー】歴代テーマソングを一挙ご紹介!あの懐かしい曲も!

春高バレーは、毎年1月に開催されている「全日本バレーボール高等学校選手権大会」のこと。
高い人気を誇るこの大会でおなじみとなっているのが、豪華なアーティストによるテーマソングです。
今回は、春高バレーの歴代テーマソングをご紹介。
春高バレーを盛り上げてきた懐かしい曲の数々を、ぜひ思い出してください。

春高バレーとは

春高バレーは、毎年1月に開催されているのになぜ「春高」なのでしょうか。
まずはその歴史から振り返ります。

旧・春高バレー

もともと「春高バレー」と呼ばれていたのは、1970年に始まり、2010年まで41年間続いた「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」でした。
インターハイ、国体と並ぶ高校バレーボールの最重要大会だったこの大会の開催は、基本的に3月20日から3月26日までの1週間。
これに合わせて中継のフジテレビが「若さでアタック!春の高校バレー」というサブタイトルをつけていたため、「春高バレー」という名称が定着しました。

新・春高バレー

3月開催の春高バレーには、実は大きな問題がありました。
それは大会期間が春休みとなるため、3年生がすでに卒業していて出場できないこと。
そのためインターハイや国体を終えると3年生は引退してしまい、「卒業後に実業団などでプレーする選手に長いブランクができてしまう」と問題視されたのです。
そこでインターハイや国体の後にも3年生が出場できる大会が誕生。3月の全国高等学校バレーボール選抜優勝大会を廃止し、後を受け継いだ全日本バレーボール高等学校選手権大会を1月に開催することにしました。
しかし「春高バレー」という愛称は長年親しまれてきたため消してしまうのは惜しいということで、1月開催の大会も「春高バレー」と呼ぶことになったのです。

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【春高バレー】歴代テーマソング

春高バレーの中継を行なっているのは、フジテレビ。
そもそも春高バレーは、アニメ「アタックNo1」でバレーボールブームを巻き起こしたフジテレビが中心になってスタートした大会です。
その後フジテレビはバレーボールワールドカップの中継でも成功。「バレーボール中継のフジテレビ」というイメージを浸透させました。
そのフジテレビが春高バレーを盛り上げ、より幅広い層にアピールするために取り入れたのが、テーマソングです。

既成曲の時代

春高バレーに初めてテーマ曲が設定されたのは1990年でした。

1990年:Brand-New Way/永井真理子
1991年:Brand-New Way/永井真理子
1992年:Goin’ Back To 1981/スターダストレビュー

このときの曲は、大会のための新曲ではなく、既成曲でした。
永井真理子さんの「Brand-New Way」は、1988年発売のアルバム「元気予報」に収録され、シングルカットもされた曲。スターダストレビューの「Goin’ Back To 1981」はアルバム「Brightest!」に収録されていた曲でした。

新曲〜旧ジャニーズの時代

1993年以降は春高バレーに合わせて新曲が発表されるようになります。
大会と共に大量にオンエアーされる曲はいずれもヒットを記録。
90年代後半以降はフジテレビのバレーボール放送=ジャニーズというイメージが定着し、旧ジャニーズの新曲が春高バレーのテーマ曲として発表されるようになりました。

1993年:君が君でいるために/森川美穂
1994年:Together光の中で…/貴島サリオ
1995年:OPEN YOUR HEART/吉田朋代
1996年:MADE IN JAPAN/V6
1997年:May Be/BE∀T BOYS
1998年:Be Yourself!/V6
1999年:OPEN THE GATE /20th Century
2000年:HORIZON/嵐
2001年:はなさない!/嵐
2002年:Eazy Crazy Break Down/嵐
2003年:コイゴコロ/嵐
2004年:Stand Up/NEWS
2005年:きらめきの彼方へ/NEWS
2006年:MY WAY/玉置成実
2007年:マルイチカラ/テゴマス
2008年:Chance to Change/Hey! Say! JUMP
2009年:情熱JUMP/Hey! Say! JUMP
2010年:ガンバレッツゴー!/Hey! Say! 7
2011年:FLY/Hey! Say! JUMP

1997年のBE∀T BOYSは、ちょっと懐かしいバンド名。これはTHE ALFEEの別名義バンドです。その後はV6NEWSなど、旧ジャニーズのグループが基本的に数年ごとに引き継いでいく形になりました。
旧ジャニーズのグループはテーマ曲を担当しただけでなく、フジテレビのバレーボール中継からデビューすることも。
例えばV6は1995年、NEWSは2003年のバレーボールワールドカップのイメージキャラクターとしてデビューしています。

Sexy Zoneの時代

2012年にテーマ曲を担当したのがSexy Zone。
以後、これまでの慣例を破って、毎年Sexy Zoneの曲がテーマ曲になります。
そして2018年に発表された「会いたいよ」は翌年のテーマ曲にも採用。2021年発表の「YELL! YELL! YELL!」は4年連続のテーマ曲となっています。

2012年:With you/Sexy Zone
2013年:完全マイウェイ/Sexy Zone
2014年:Shout!!/Sexy Zone
2015年:Trophy/Sexy Zone
2016年:ロマンティックに勝利をつかめ/Sexy Zone
2017年:Stand up! Speak out!/Sexy Zone
2018年:会いたいよ/Sexy Zone
2019年:会いたいよ/Sexy Zone
2021年:YELL! YELL! YELL!/Sexy Zone
2022年:YELL! YELL! YELL!/Sexy Zone
2023年:YELL! YELL! YELL!/Sexy Zone
2023年:YELL! YELL! YELL!/Sexy Zone

まとめ

春高バレーを毎年盛り上げてきたテーマソング。思い出深い曲も多かったのではないでしょうか。
しかし放送業界を揺るがしている旧ジャニーズ問題は、春高バレーにも影を落としています。これから春高バレーのテーマ曲がどうなっていくのかは、かなり不透明な状況。
またバレーボールの大会とアイドルの活動をリンクさせることへの批判も常にありました。
とはいえ、テーマ曲がより多くの人のバレーボールへの興味を惹くきっかけになっていたのも事実です。
今後の春高バレーのテーマソングについて、あなたはどう思いますか?

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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