【サッカー】アジアカップ歴代優勝国一覧｜日本は何回優勝してる？

サッカーのアジアカップは、4年に1度、国と地域の代表チームが激突するアジアの選手権大会。
2023年6月に開催予定だった「アジアカップ2023」は、延期と開催国変更の末、いよいよ2024年1月12日にカタールで開幕します。
重要な国際大会であるアジアカップ、日本は過去に何度優勝しているのでしょうか。
今回は、サッカーアジアカップの歴代優勝国一覧をご紹介。
日本躍進の歴史を振り返ります。

【サッカー】アジアカップとは

アジアカップは、アジアサッカー連盟（AFC）が主催する、アジア内での国別対抗の大会。大陸選手権の1つです。

大陸選手権

大陸選手権は、各大陸のチャンピオンを決める大会。
ただしこの場合の大陸は、大陸連盟のことで、オーストラリアがアジアに入るなど。実際の大陸とは若干ずれることがあります。
FIFAの傘下にある大陸連盟は6つ。そのすべてで大陸選手権が開催されています。

欧州サッカー連盟（UEFA）＝UEFA欧州選手権（EURO)
南米サッカー連盟（CONMEBOL）＝コパ・アメリカ
アジアサッカー連盟（AFC)＝AFCアジアカップ
アフリカサッカー連盟（CAF）＝アフリカネイションズカップ
北中米カリブ海サッカー連盟（CONCACAF）＝CONCACAFゴールドカップ
オセアニアサッカー連盟（OFC）＝OFCネイションズカップ

1956年に創設されたアジアカップは、1916年に始まったコパ・アメリカに次いで歴史ある大会となります。

大会形式

アジアカップは4年に1度、ほぼ1ヶ月間にわたって開催される大会です。
参加するのは、アジアサッカー連盟（AFC）に加盟する国や地域。
本大会出場は24チームで、まずは4チームずつ6つのグループに分かれてグループステージを行います。そして各グループの上位2チームがトーナメントに進出。優勝を争います。

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【サッカー】アジアカップ歴代優勝国

現在はアジアの常勝国となっている日本。ではアジアカップの過去の成績はどのようになっているのでしょうか。

日本が不参加だった期間

アジアカップが始まったのは1956年。この頃、日本はアジアカップの予選には参加していませんでした。

1956年
優勝：韓国
準優勝：イスラエル
3位：香港

1960年
優勝：韓国
準優勝：イスラエル
3位：中華民国

1964年
優勝：イスラエル
準優勝：インド
3位：韓国

日本が予選敗退していた期間

ワールドカップではなくオリンピックを目標としていた日本代表は、1968年のメキシコオリンピックで見事に銅メダルを獲得します。
一方でアジアカップにはB代表を派遣し、予選で敗退。その後、1972年大会には不参加、1976年大会の予選にはA代表が参加したものの予選敗退し、1980年大会と1984年大会は不参加でした。

1968年
優勝：イラン
準優勝：ビルマ
3位：イスラエル

1972年
優勝：イラン
準優勝：韓国
3位：タイ

1976年
優勝：イラン
準優勝：クウェート
3位：中国

1980年
優勝：クウェート
準優勝：韓国
3位：イラン

1984年
優勝：サウジアラビア
準優勝：中国
3位：クウェート

日本が躍進！

ワールドカップやアジアカップよりもオリンピックを重視していた日本の方針が大きく変わったのが、1987年。1992年に行われるバルセロナオリンピックから、サッカーの五輪出場資格が23歳以下となったことです。
ここから日本はワールドカップやアジアカップを重視する方針に転換。1988年大会で初めての本大会出場を決めます。
しかし本戦では1次リーグ1分3敗、無得点。屈辱的な結果に終わりました。

1988年
優勝：サウジアラビア
準優勝：韓国
3位：イラン

1992年大会は、日本での開催。翌年にはJリーグが発足することもあり、なんとしても好成績を収めなければならない大会となりました。
日本代表は苦しい展開の連続の中、辛勝を重ね、見事に優勝します。
主要な国際大会での初優勝で、日本に爆発的なサッカーブームが到来！まさにこのアジアカップの優勝から、日本のサッカーは新時代を迎えたのです。

1992年
優勝：日本
準優勝：サウジアラビア
3位：中国

1996年
優勝：サウジアラビア
準優勝：UAE
3位：イラン

2000年
優勝：日本
準優勝：サウジアラビア
3位：韓国

2004年
優勝：日本
準優勝：中国
3位：イラン

2007年
優勝：イラク
準優勝：サウジアラビア
3位：韓国

2011年
優勝：日本
準優勝：オーストラリア
3位：韓国

2015年
優勝：オーストラリア
準優勝：韓国
3位：UAE

2019年
優勝：カタール
準優勝：日本
3位：UAE/イラン

【サッカー】アジアカップ優勝回数ランキング

現在まで17回開催されているアジアカップ。優勝回数が最も多い国はどこなのでしょうか。

優勝回数一覧

優勝回数のランキングがこちら。

日本は優勝回数4回で1位。しかも本戦初出場は1988年からと遅く、出場回数9回で4回優勝という見事な成績を残しています。

まとめ

日本が4回も優勝しているアジアカップ。
一方で近年のワールドカップでの活躍を考えれば、2015年と2019年にアジアカップの優勝を逃しているのが不思議に思えるのも事実です。
しかしそう甘くはないのがアジアカップ。
実はアジアカップは他の大陸選手権とは異なり、ワールドカップの翌年に開催されることもあって、ワールドカップ本戦出場国ほど調整が難しいと言われています。
日程が変更された2023年大会で日本代表がどのような戦いを見せてくれるのか、ぜひ注目してください。

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