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【スイングスピード】速度UPする方法とは?効率的な練習を調査!

野球のバッティング技術を上げるために重要だと言われるのがスイングスピードの向上です。

しかしなぜスイングスピードが必要なのでしょうか。

そして向上のためのポイントは?

今回はスイングスピードをアップさせるために効果的な練習法について調べてみました。

スイングスピードとは

【スイングスピード】速度UPする方法とは?効率的な練習を調査!①

スイングスピードとはバットのスイングの速度のこと。

数値化する場合にはバットの先端であるヘッドの速度を測るため、ヘッドスピードとも呼ばれます。

スイングスピードの年代別の平均は、おおよそ以下の通りです。

小学校高学年:時速90km前後

高校生:時速120km前後

大学生:時速130km前後

社会人:時速135km前後

プロ野球:時速140km前後

ちなみにプロのホームランバッターは最高で時速160km、メジャーリーグの最高は時速170kmになると言われています。

スイングスピードを上げるメリット

【スイングスピード】速度UPする方法とは?効率的な練習を調査!②

ではスイングスピードが上がることのメリットは何でしょうか。

飛距離が伸びる

スイングスピードが上がれば、飛距離が伸びることになります。

遠くへ飛ばすのは野球にとってとても重要な要素。

距離が伸びればフライアウトがホームランになるなど、結果には大きな違いがでます。

ゴロやライナーが抜けやすくなる

スイングスピードが上がれば打球速度も上がり、野手の間を抜けやすくなります

遅いスイングスピードの打球では簡単に捕球されていたゴロやライナーが痛烈な打球になり、ヒットの確率が上がるのです。

ボールを長く見ることができる

スイングスピードが速ければ、振り出しを遅らせることができます。

つまりボールを見極める時間がより長くなるのです。

選球眼が上がり、打ち損じも少なくなります。

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スイングスピードを上げる練習法

【スイングスピード】速度UPする方法とは?効率的な練習を調査!③

メリットが多いスイングスピードの向上。

そのためにはどのような工夫や練習をすれば良いのでしょうか。

自分に合ったバットを選ぶ

バットは重すぎると振りにくいもの。

では軽くすればスイングが速くなるのかというと、それほど単純ではありません。

あまり軽すぎると上体だけで振る不安定でパワーのないバッティングフォームになってしまうのです。

全身を使ってスムースにフルスイングできるバットを選ぶことが重要。

これがスイングスピード向上の近道にもなります。

筋力トレーニング

筋力アップはスイングスピードの向上に欠かせない要素。

しかしバットを振る腕や肩の筋肉だけを鍛えたのでは意味がありません。

むしろ重要なのは土台となる脚の筋肉と、鋭い回転力を発揮するための腹筋や背筋

全身をバランスよく鍛えるように心がけてください。

素振り

素振りは地味な練習ですが、実は筋力トレーニングの意味もあるのです。

バットを振る筋力をつけるには、バットを振るのが一番。

毎日素振りを続けることで筋力アップし、スイングスピードが向上します。

筋力をつけようと重いマスコットバットを振る練習には注意が必要。

速く振る筋肉とパワーをつける筋肉は同じではないため、スイングスピードは上がりにくいと言われています。

また素振りではスイングスピードだけを意識せず、スムースで軸のぶれないスイングを心がけるようにしてください。

軸が安定し、ぶれないスイングが身につけばスピードも上がりやすくなります。

そして呼吸の仕方も大きなポイントです。

バックスイングと同時に大きく息を吸い、インパクトの瞬間に鋭く息を吐くのがコツ。

これによってパワーを一気に放出しやすくなり、スピードも上がります。

3種類のバットを使った素振り

スイングスピードアップのためにメジャーリーガーも取り入れているのが、3種類のバットを使った素振りです。

1本は普通のバット、2本目は150gほど軽いバット、3本目は150gほど重いバッを使います。

まずは普通のバットで通常の素振りを繰り返し、基本のスイングを確認します。

次に軽いバットを使うと、スイングは自然に速くなります。

ここで速いスイングのイメージを体と脳にインプットするのです。

一方、重いバットバッティングフォームを固めるために使います。

こちらはスイングスピードではなく、全身を使った正しいフォームを意識。

重いバットでもスムースに振れるように素振りを続けることで、普通のバットに戻したときにも崩れることが減るはずです。

重要なのは、3本のバットの素振りを同じ回数行うこと。

できるだけリラックスした状態、同じフォームで体をスムースに動かすよう意識してください。

連続ティーバッティング

次々にトスされるボールを打つ連続ティーバッティングも有効な練習法。

素早く打ち続けることでスイングのスピードもアップします。

注意点は、手打ちにならないこと。

股関節の重心を意識して、全身で振り抜く必要があります。

また疲れてくるとバットがトップの位置まで戻らなくなりがち。

ここでも下半身の勢いでバットを戻すようにします。

むしろ下半身を素早く動かす練習をしているという心構えで行えば、スイングスピードのアップにつながるはずです。

まとめ

スイングスピードの向上は短期間ではできないもの。

毎日の練習を繰り返すことで少しずつアップしていくはずです。

焦ってフォームを崩してしまわないよう、じっくり取り組むことが重要。

スイングスピードを計測する機械もありますから、モチベーション維持のためには練習の成果を数値化してみるのも良いかもしれません。

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