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【ビブスとは】意味や違う言い方は?種類や用途もご紹介!

もし名前を知らなくても絶対に見たことがあるものは、世の中にいろいろあります。
例えばグランドピアノのフタを支えている棒の名前は、「突き上げ棒」。
スーパーで商品が並んでいる棚の名前は、「ゴンドラ」。
同じように名前を知らない人も多いのが、「ビブス」ではないでしょうか。
誰もが1度は見たことがあるはずのビブス。
その意味や意外に多い種類、使い方をご紹介します。

【ビブスとは】意味

ビブスとは何かというと、チームや役割が一目で分かるように服の上から着るベストのこと。薄い布でできていて、派手な色のものが多いのが特徴です。
この名前、「もちろん知ってるよ」という人もいれば、「ああ、あれか!」と初めて知った方もけっこういるはず。
でもなぜビブスという名前なのでしょうか。

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名前の意味

ビブスは、英語のよだれ掛け(bib)を複数形にしたもの。
あの赤ちゃんの「よだれ掛け」が語源です。
理由はズバリ、よだれ掛けに似ているから
とはいえよだれ掛けの語源をさらに探っていくと中世の騎士の胸当て(bib)になりますから、こちらが語源だと言った方がかっこいいかもしれません。
ちなみに和製英語ではなく国際的にも「ビブス」と呼ばれています

ゼッケンとの違い

日本ではビブスのことをゼッケンと呼ぶこともあります。
しかし同じように数字やチーム名が書かれたものでも、厳密にはベスト状のウェアならビブス、ただの布ならゼッケンと呼んで区別するのが正しい呼び方。
世界基準に合わせるなら、ウェア状のものはゼッケンではなくビブスと呼ぶようにしてください。

【ビブスとは】種類

ビブスは基本的にはチーム名や数字、役割が書かれたベストですが、よく見るとさまざまな形状のものがあります。

ノーマル

ノーマルはシンプルに上からかぶって着るビブス
最もよく見られるタイプで価格も安く、スポーツやイベントなど幅広い用途で使われています。
金具がないタイプが多く、スポーツで安全に使えるのが特徴です。
ただしサイズ調整ができないため、ある程度は体の大きさに合わせたビブスを用意する必要があります。

バンド付きビブス

バンド付きビブスは両サイドがゴムバンドになっているビブス
側面が開いているため動きやすい上に通気性も高く、ゴムバンドが伸び縮みすることでさまざまな体格に合わせることができます。
このため動きの激しいスポーツで採用されることが多いビブスです。

リバーシブルビブス

リバーシブルビブスは布の裏と表が色違いで、両面に数字などが印刷されているビブス
裏返すだけでチームチェンジができるため、チームスポーツでよく使われています。

ファスナー付きビブス

前をファスナーで開閉するビブスもあります。
このタイプは頭からかぶらずに楽に着脱ができるのが特徴。
前面を開けたまま着れば重ね着にも向いています。

クリアファイル付きビブス

ビブス自体にクリアファイルがついているタイプも。
一般的なビブスは1つの用途にしか使えませんが、クリアファイル付きならファイル内のプリントを差し替えることでさまざまな用途に使いまわしができます。
ただし通気性が良くないため、スポーツにはあまり向いていません。

安全ベスト

安全ベストも広い意味ではビブスの一種
蛍光イエローの生地に銀の反射テープや反射材などの組み合わせで夜でも目立つのが特徴。
夜間の警備や作業でよく使うほか、夜の散歩などでも車からもよく見えて安心です。

素材による種類

ビブスは素材にもいくつかの種類があります。
メッシュ素材通気性がよく、衣服の上から重ねて着ても軽く動きやすいのが特徴。 弱点は耐久性が若干低いことと、近くでは網目によってプリントが見にくくなることです。しかし特にスポーツ用としては通気性の高いメッシュ素材の人気が高くなっています。
スポーツシャツのように目の細かい布の生地も。メッシュ素材に比べると通気性や軽さ、動きやすさで劣りますが、耐久性が高く、プリントが見やすいのが利点です。
使い捨てマスクなどに使われる不織布のビブスもあります。軽くて安価なのが特徴。その一方で耐久性は低く、ほぼ使い捨てになります。

【ビブスとは】用途

服の上から着るだけで役割が一目瞭然になるビブス。
実はいろいろな場面で使われています。

スポーツ・学校行事

同じチームの紅白戦や運動会、体育の試合では、着ているユニフォームや体操着が同じものになるため、チームが分からなくなりがち。
このようなときにビブスがあれば簡単にチームを見分けることができます。
またビブスを取り換えればチーム替えも簡単。
そのためサッカーやバスケットボール、ハンドボールなどのチームスポーツで特によく使われます。

災害・防災

スポーツ以外の場面では、災害時や防災訓練などでもビブスは活躍しています。
災害時にはボランティアや医療スタッフなどが着用。救護班や食料配給担当など役割が書かれていて目立つため、頼るべき人を見つける際に役立ちます。
また防犯や防災パトロールでも使用。反射材のついているビブスは夜間の安全を守ってくれます。

イベント

お祭りやコンサートなどのイベントスタッフのウェアとしてもビブスは使われています。
会場で人目を引くため、係員であることが一目瞭然。
スタッフ同士も見つけやすくなり、色分けをすることで何の係なのかもすぐに判別できます。

まとめ

スポーツやイベントなどさまざまなシーンで活躍するビブス。
国際化が進む世の中ですから、ゼッケンと呼んでいる人はより正確にビブスと呼ぶのがお勧めです。
そして実は形や素材、サイズもさまざま。
購入する際には用途に最も合ったものを選ぶようにしてください。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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