どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツを探求する

【K-1】階級一覧|男女別のリミット体重もご紹介!

K-1は、1993年に創設された打撃系の格闘技イベント。
「K」は「格闘技」、または「空手」、「キックボクシング」、「カンフー」、「拳法」などの立ち技格闘技、さらに「KING」の頭文字で、1はナンバーワンを意味しています。つまり空手やキックボクシングなど、打撃系の立ち技格闘技世界一を決める大会。
そして格闘技であるということは当然、体重別の階級を採用しています。
今回は、K-1の階級一覧をご紹介。
男女別のリミット体重について解説します。

格闘技の体重別階級

相撲などごく一部を除いて、格闘技は体重別の階級を採用しています。
その理由は、単純に体重が重いと圧倒的に有利だから。例えば相撲には「技をひとつ覚えるよりも体重を10キロ増やせ」という言葉があり、ボクシングでも階級が一つ違えばパンチの強さがまるで違うと言われています。
このためほとんどの格闘技では、選手の安全性を考慮して体重別の階級を設定しているのです。

【関連記事はこちら】⇩
【K-1】ファイトマネーを調査!他団体と比較してご紹介!
【K-1】ルール一覧|禁止・反則技についても詳しくご紹介!

団体による違い

この体重別の階級は、競技や団体によってリミットに違いがあります。
例えば、総合格闘技の世界基準であるユニファイドルールは、以下の階級。

・スーパーヘビー級:265 lb (120.2 kg)以上
・ヘビー級:265 lb (120.2 kg)以下
・クルーザー級:225lb(102.1kg)以下
・ライトヘビー級:205 lb (93.0 kg) 以下
・スーパーミドル級:195lb(88.5kg)以下
・ミドル級:185 lb (83.9 kg) 以下
・スーパーウェルター級:175lb(79.4kg)以下
・ウェルター級:170 lb (77.1 kg) 以下
・スーパーライト級:165lb(74.8kg)以下
・ライト級:155 lb (70.3 kg) 以下
・フェザー級:145 lb (65.8 kg) 以下
・バンタム級 :135 lb (61.2 kg) 以下
・フライ級:125 lb (56.7 kg) 以下
・ストロー級:115 lb (52.2 kg) 以下
・アトム級:105 lb (47.6 kg) 以下

しかしシンガポール発祥のONEチャンピオンシップでは、以下の体重区分となります。

男子
・ヘビー級:102.2kg 〜 120.2 kg
・ライトヘビー級:93.1 kg 〜 102.1 kg
・ミドル級:84.0 kg 〜 93.0 kg
・ウエルター級:77.2 kg 〜 83.9 kg
・ライト級:70.4 kg 〜 77.1 kg
・フェザー級:65.9 kg 〜 70.3 kg
・バンタム級:61.3 kg 〜 65.8 kg
・フライ級:56.8 kg 〜 61.2 kg
・ストロー級:52.3 kg 〜 56.7 kg
・アトム級:47.7 kg 〜 52.2 kg
女子
・ストロー級:52.3 kg 〜 56.7 kg
・アトム級:47.7 kg 〜 52.2 kg

このように体重別階級の区分には世界基準がある一方で、採用するかどうかは各団体の裁量に任されているのです。

【K-1】階級一覧

では今回のテーマであるK-1の階級はどのような区分になっているのでしょうか。
実はK-1では2016年まで各階級を「-55kg、-57.5kg、-60kg、-62.5kg、-65kg、-67.5kg、-70kg」などと数字表記してきましたが、その後、階級名を採用しています。

男子の階級とリミット

まずは男子の階級をリミット体重と合わせて一覧でご紹介します。

階級リミット
スーパー・ヘビー級100kg以上
ヘビー級〜100kg
クルーザー級〜90kg
ミドル級〜75kg
スーパー・ウェルター級〜70kg
ウェルター級〜67.5kg
スーパー・ライト級〜65kg
ライト級〜62.5kg
スーパー・フェザー級〜60kg
フェザー級〜57.5kg
スーパー・バンタム級〜55kg
バンタム級〜53kg

日本で発足した団体だけに、ポンドではなくキログラムが基準になっているのが特徴。
重量級は10kg区切りとなりますが、体重が軽くなるに従って5kg区切り、2.5kg区切りと細分化。軽量級では2kg区切りとなります。
これは軽量になるほど少しの体重差がパンチ力に大きな影響を及ぼすから。
それだけ体重管理が厳しくなる代わりに、軽量級の選手は2階級制覇や3階級制覇の可能性も大きくなります。

女子の階級とリミット

続いては女子の階級をリミット体重と合わせて一覧でご紹介。
こちらは現在のところ階級自体がかなり少なくなっています。

階級リミット
女子フライ級〜52kg
女子ミニマム級〜48kg
女子アトム級〜45kg

各階級の王座

2023年3月時点での各階級の王座は以下のようになっています。

階級チャンピオン
スーパー・ヘビー級空位
ヘビー級ロエル・マナート
クルーザー級シナ・カリミアン
ミドル級空位
スーパー・ウェルター級和島大海
ウェルター級野杁正明
スーパー・ライト級大和哲也
ライト級朝久泰央
スーパー・フェザー級レオナ・ペタス
フェザー級軍司泰斗
スーパー・バンタム級金子晃大
バンタム級黒田斗真
女子フライ級KANA
女子ミニマム級空位
女子アトム級パヤーフォン・アユタヤファイトジム

Krush の階級とリミット

K-1と同じ運営の大会にはKrushというイベントもあります。
K-1が最強を決める舞台であるのに対して、Krushはこれから活躍する若手選手が中心の舞台。K-1出場へのアピールの場にもなっています。
しかし若手だけではなくK-1の上位ランカーが出場することも。K-1ではあまり観ることができない実力者と若手の試合も楽しむことができます。
そしてこのKrushは、男子の階級がK-1とは少し違うのも特徴です。

階級リミット
ヘビー級無差別
クルーザー級〜90kg
ミドル級〜75kg
スーパー・ウェルター級〜70kg
ウェルター級〜67.5kg
スーパー・ライト級〜65kg
ライト級〜62.5kg
スーパー・フェザー級〜60kg
フェザー級〜57.5kg
スーパー・バンタム級〜55kg
バンタム級〜53kg
フライ級〜51kg

最軽量級にフライ級が加わり、ヘビー級は無差別に。つまりK-1のヘビー級とスーパーヘビー級が同一階級ということになります。
女子の階級とリミットは、K-1と同じです。

まとめ

世界でも人気のK-1。
しかし日本の空手団体・正道会館の石井和義氏が創設しただけに、日本独自の体重別階級を採用しています。
長い歴史を誇るだけに、各階級に伝説的なチャンピオンも存在。
今後、どの階級にどのような王者が登場するのかも注目です。

【関連記事はこちら】⇩
【K-1】歴代チャンピオン一覧|各選手の特徴や得意技もご紹介!
【K-1】ルール一覧|禁止・反則技についても詳しくご紹介!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
おおぱ!

おおぱ!

寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

  1. ネイマール名言22選|常にプレッシャーと戦い続ける彼の言葉が刺さる!

  2. 【野球】チェンジアップってどう曲がる?軌道やメリットを調査

  3. 【野球】なぜシュート回転が起きる?|対策法などをご紹介!

PAGE TOP