どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツを探求する

【マラソン】雨対策について!サブスリーランナーが解説!

せっかくマラソン大会にエントリーしたのに、当日が雨…なんてこともあるかもしれません。

マラソン大会は寒い時期に開催されることが多く、気温が寒い中で雨に打たれることで思いがけないトラブルに見舞われる危険性もあります。

ここでは、マラソンを雨の日に走る時の対策をご紹介します。

マラソンスタート前|雨対策

マラソンレーススタート前は気持ちも高まり、ついつい雨の対策も怠ってしまいがち。

マラソンレースがスタートする前にできる雨の対策方法についてご紹介します。

雨対策①身体を濡らさない

マラソンレース前までは、なるべく身体を濡らさないようにしましょう。

荷物を預けるまでは傘をさして身体が濡れないようにします。

荷物を預けた後の待機中も、レインコートやビニール袋をポンチョ代わりにしてかぶり、濡れないような工夫をしておきましょう。

マラソン大会のレースではスタート時刻まで、スタートエリアで待機をする時間が出てきますが、参加人数の多い大会では特に整列時間も長く、待機時間はかなり長くなりがちです。

レインコートはスタート後やスタート直前に脱ぎ捨てるため、捨ててもよい100円ショップの安価なものがおすすめ。

捨ててもよいバスタオルを中に羽織ることで、身体が冷えて体温が下がるのを防ぐ工夫もできます。

雨対策②アイテムに防水スプレーをかける

靴や帽子などに防水スプレーをかけておくことも雨対策になります。

中には防水シューズなどもありますが、やっぱりレース本番は勝負シューズで挑みたいもの。

シューズに防水スプレーをかけておくことで完全ではなくとも雨水を防げます。

雨予報だと事前に分かっていれば、 2,3日前から数回重ねてかけておくことがより防水の強度も上がりおすすめですよ。

雨対策③ワセリンを塗る

露出している腕や足などの露出部分にワセリンを塗っておくと、防水や保温効果が期待できます。

冷えやすい首やお腹まわりに塗ることもおすすめです。

雨の日のレースにいきなりワセリンを試すと、慣れずに不快感を覚えることもあるので、雨天時の練習の段階で何度か試してみましょう。

【関連記事はこちら】⇩
【マラソン】完走するためのコツ5選!走破に必要なポイントを調査!
マラソン選手の年収は?実業団所属とプロ選手の違いも解説!

マラソンレース中|雨対策

マラソンレーススタート中に雨によるストレスを感じてしまうと、結果やタイムに響く可能性も出てきます。

マラソンレース中に気を付けたい雨対策法を見ていきましょう。

雨対策④まず体温を上げる

マラソンレース中は、身体を温めることを意識して走ります。

身体が冷えている状態だと、パフォーマンスが上がらず足を痛める原因にもなってしまいます。

いつもより前半のペースを上げるなどの工夫をして、体温を上げるのも作戦のひとつです。

雨対策⑤アイテムを工夫し重ね着などをする

マラソンレースには重ね着をして着脱できるようにしておきましょう。

途中で晴れても自在に調整できる方がストレスなくレースに挑めます。

雨の日のおすすめウェアとしては、指先の冷えは、パフォーマンスにも影響してしまうので、手袋をつけて走ることもおすすめです。

手袋があれば目に入る水もぬぐえるので、雨の日の必須アイテムとして私も活用しています。

普段はサングラスをかけて走る人も、雨でレンズが濡れて見えにくいことを防ぐためにつばの広いキャップが雨の日にはおすすめです。

防水、速乾性のあるキャップは雨の日にも対応しやすいので要チェックです。

靴下も水を吸収しにくい、薄手の速乾性のあるものを選ぶと足先の冷えが回避できます。

雨対策⑥足元に細心の注意をはらう

雨の日は、コースも濡れて滑りやすく、特にマンホールや白線の上は注意が必要です。

路面で転んでけがをしないように集中力も普段よりも高める必要があります。

合わせて、コース上にある水たまりを踏んで靴が濡れることで、つま先から足を冷やしてしまい、感覚も鈍りがち。

水たまりも避けて走るようにしましょう。

晴れの日のレースよりもコースのコンディションを気にかけながら走ることが、雨の日にマラソンを走る時のポイントです。

雨対策⑦こまめなエネルギー/水分補給をする

雨の日は気温が上がらず冷えることが要因となるためエネルギー消費が激しいので、エネルギー補給もしっかりおこないましょう。

エネルギー切れを起こすと、体温も上がらず低体温症になる危険性もあります。

マラソンレース用のジェルはエネルギーを多く含むので、こまめに摂ることが大切です。

さらに、雨だと汗の量やのどの渇きも感じにくいので、水分補給は意識的におこないましょう。

マラソンレース後|雨対策

マラソンレーススタート後はタイムに一喜一憂し、雨に濡れたことさえも忘れてしまうこともあるかもしれません。

雨に打たれた身体は風邪などもひきがち。

マラソンレース後に気を付けたい、雨対策の方法をご紹介します。

雨対策⑧すぐに着替えて身体を温める

マラソンレース後は、想像以上に身体が冷えているため、すぐに着替えて体が冷えないように全身を拭きましょう。

近くに銭湯などがある場合は利用するのも方法ですが、マラソン大会後は混み合うことも予測されるので体が冷える前に着替えて帰宅した方が良いケースも。

マラソンのレース後は身体のダメージもあり免疫が下がりがちなので、身体を温める栄養価の高い食事を摂り、内面からリカバリーするように心がけましょう。

マラソンの日の雨もへっちゃら!天候に左右されないランナーを目指そう!

雨の日のレースを攻略する一番の方法は、「雨天を味方につけて楽しむこと」です。

晴れて気温が高い日よりも、雨で気温が上がりにくい方がマラソンレースを良い展開に運べることもあります。

暑さに弱いランナーなどは、「雨の恩恵を受けて雨の日の方がタイムは良かった」なんてこともあるかもしれませんね。

雨の日の場合でも「こんな日もある」と割り切り、レースを楽しむことで良い結果も期待できます。

また、雨の日のマラソンレースに慣れるためにも、雨の日でも屋外を走っておくことで状況に慣れる効果があります。

「こんなアイテムがあれば走りやすかった」という気づきにもつながるので、雨の日にもランニングを経験しておくことがおすすめですよ。

天気に左右されない、そんな強いランナーを目指したいですね!

【関連記事はこちら】⇩
【マラソン】完走するためのコツ5選!走破に必要なポイントを調査!
マラソン選手の年収は?実業団所属とプロ選手の違いも解説!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
萩 ゆう

萩 ゆう

3度の飯よりランニングのサブ3ライター

住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディア、スポーツ系メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン2時間53分台の記録をもつ。

  1. 【東京マラソン】制限時間は何分?関門やペースについてもご紹介!

  2. 【東京マラソン】賞金一覧|こんなにもらえるの?知られざる実態とは

  3. 【マラソン】歴史(起源~現在)を解説!なぜ42.195kmなの?

PAGE TOP