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【オリンピック】新種目候補一覧|意外なあの競技も候補に!?

東京2020オリンピックではたくさんの人々が熱狂しました。

そんな4年に一度のスポーツの祭典であるオリンピックで、選ばれる種目もあれば消えてしまう種目もあります。

2024年のパリ、そして2028年のロサンゼルス、そしてその先のオリンピックで種目として何が選ばれるのか、注目の新種目に今日はフォーカスしてみようと思います。

TBSの名番組『SASUKE』がオリンピック種目に!?

TBSが25年以上放映している人気番組である「SASUKE」が、オリンピックの「近代五種」競技のひとつとして選ばれる可能性を発表しました。

国際近代五種連合(UPIM)によると、2024年のパリ五輪後に「馬術」を外し、新たに「障害物レース」を試験導入する旨を検討発表していました。

かねてよりオリンピック種目に障害物レースをとロビー活動をしてきた国際団体「World Obstacle」とUPIMの共催で、2種類の障害物レースをテストするのだと言うのです。

トルコのアンカラで開催される「近代五種ワールドカップ・ファイナル」後のそのテストに、『SASUKE』の番組セットを使用できないかとオファーがあったそうです。

TBSもこれに協力することで合意し、「Wall Flip」「Parallel Pipes」など、4種類のセットが使用されるとのこと。

今後は複数回のテストを重ねたうえで、12月のIOC理事会で正式種目として採択されれば、早ければ2028年ロス五輪から「SASUKE」がオリンピック種目になるのではと関係者は期待を寄せているそうです。

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2028年のロサンゼルスオリンピックの種目候補は!?

ロイター通信や他五輪メディアが報じたところによると、東京五輪から新たに導入された開催都市が種目を提案できる「追加競技」というシステムにより、2028年の追加競技種目として野球(ソフトボール)、空手、ブレイクダンス、クリケット、フラッグフットボール、ラクロス、キックボクシング、スカッシュ、モータースポーツの9競技が最終候補に残ったとされています。

ちなみに2024年パリ五輪では初お目見えとなるブレイクダンスと東京五輪で初選出されたサーフィン、スケートボード、スポーツクライミングを合わせた4競技が追加競技として決定しています。

2028年のロス五輪での追加競技の最終決定は国際オリンピック委員会(IOC)への開催都市によるプレゼンテーションを経て2023年5月~6月にインドのムンバイで開催される予定のIOC総会で決定する見通しだそうです。

注目競技の動向

ここで追加競技として注目されているスポーツの動向を取り上げておきましょう。

【野球】
アメリカでも盛んな野球について、まず世界野球ソフトボール連盟(WBSC)がロビー活動の一環として5人制でゴムボールを手で打つ男女混合のベースボール・ファイブ(B5)を推進しているそうで、球場を必要としない新たな都市型スポーツとしてIOCにアピールをしているそうです。

【ブレイクダンス】
1970年代にニューヨークのダウンタウンでギャングたちが抗争の解決手段としてダンス対決したことが発祥とされるブレイクダンス。
若者たちの間ではヒップホップ音楽はもはや主流でもあって、ニューヨークのみならずご当地ロスを含めた全米でも今や文化となっています。
24年のパリ五輪でも追加競技となっているのは追い風です。

【アメリカンフットボール】
また、全米最高峰の人気を誇るアメリカンフットボール。
スーパーボールの開催される日は全国民がテレビに釘付けで狂喜乱舞と言っても過言ではないアメリカを代表するスポーツ。
NFLはフラッグフットボールの普及に余念がない。
フラッグフットボールはタックルの代わりに相手が腰につけた旗(フラッグ)を奪う、パスやランでタッチダウンを奪う、そのルールはアメリカンフットボールとほぼ同じです。

【ラクロス】
120年ぶりの開催を狙う北米発祥のラクロスは、アイスホッケーと並ぶカナダの国技。
日本でも大学生中心に盛んなスポーツでもある。
1904年セントルイス五輪、1908年ロンドン五輪ではカナダが連覇を果たしているが、それ以来の開催を目指している。

その他にクリケット、日本ではなじみが薄いが、英連邦諸国を中心に世界に10億人超のファンがいる人気スポーツ。

全9種目のロビー活動はまだまだ続いています。

あのeスポーツがオリンピック種目になる可能性は!?

コロナ禍の日本で宿泊客を呼び込めないホテルが英断、eスポーツ施設に改装したことも話題となりました。

まさにスポーツと名がつくeスポーツ、そのeスポーツがオリンピックの種目になる!?そんなニュースに注目してみましょう。

競技人口は少なく見積もっても1億人超、観戦者数はなんと6億人程度と言われており、テニスと大体同じ競技人口だと考えればその規模の大きさも頷けます。

10年も昔ならばゲームがオリンピック種目候補になるなんて言っても誰も信用しなかった話。

eスポーツの世界では後進国とされる日本ですらこれだけ話題になるのですから、世界に目を向ければオリンピック競技にと言われても不思議ではありません。

その発端となったのは2018年にインドネシアで開催されたアジア競技大会がキッカケとされています。

デモンストレーションではありましたが、「League of Legends」「PES 2018(ウイニングイレブン2018)」「Arena of Valor」「Star CraftⅡ」「Hearthstone」「Clash Royale」の6種目が開催され世界の注目を浴びました。

取材を受けた当のIOCバッハ会長はこんなコメントを残しています。

「暴力や差別を助長するゲームはオリンピックの意義に反するから認められないよ」

まだまだオリンピック競技に採択される道は険しそうですね。

まとめ

かつては熱気球や鳩射撃、釣りなども競技となっていたオリンピックゲーム。

時代とともに栄枯盛衰、時代の写し絵ともいえるスポーツは実に可能性が無限大であることをオリンピックに選ばれる新種目を通じて感じずにはいられません。

これから10年、100年、1000年と時を刻むごとに新たなスポーツが生まれ、そして人を魅了し、文化となっていく。

スポーツって素晴らしいと改めて想う筆者でした。

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すぎさくしゃちょー

すぎさくしゃちょー

年々涙腺が緩くなるCEOスポーツライター

スポーツ選手のセカンドキャリアアドバイザー。 スクールウォーズとルーキーズを観ると涙が止まらない55歳。 人財測定コンサルタント/メンタルトレーナー/ブランド・プランナーなどの資格を保有しています。

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