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【サッカー】トップ下の意味や役割を解説|サッカーの司令塔!?

「トップ下」は、サッカーのポジションでよく聞く言葉。
しかしフォワードやミッドフィルダーなどのポジションの中にトップ下という言葉は見当たりません。
トップ下とはどのようなポジションで、どのような役割を持っているのでしょうか。
今回は、サッカーのトップ下について調査。
近年になって求められるようになったトップ下の役割や、トップ下に必要な能力、さらにトップ下と司令塔の関連についてもご紹介します。

【サッカー】トップ下とは

まずはトップ下とはどの位置にいる選手なのかを解説。
一般的な表現ではどこのポジションにあたるのでしょうか?

トップ下のポジション

トップ下とは、その名の通り「トップの下」のポジションです。
ポジションでいうとトップはフォワードで、トップ下はそのすぐ後方。つまりミッドフィルダーの最前列であるオフェンシブミッドフィルダーがトップ下です。
日本では「攻撃的ミッドフィルダー」と呼ばれるポジションがトップ下ということになります。

トップ下は必ず存在する?

トップ下というポジションが注目を集めたのは、主に1970年代から2000年代にかけて。この当時に人気フォーメーションは4-3-1-2、3-4-1-2、4-4-1-1というものでした。このときに採用されたのが、トップ下システムです。
フォワードと守備的ミッドフィルダーの間に位置取り、後方から渡されたボールを独創的なパスやドリブルで攻撃に繋げるポジション。いわゆるファンタジスタがこのトップ下からたくさん誕生しました。
しかし近年は上記のようなフォーメーションを採用しないチームが増加。トップ下が存在しないチームも数多くあります

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【サッカー】トップ下の役割

トップ下の役割は時代とともに変わっています。
ではトップ下に求められる役割にはどのようなものがあるのでしょうか。

チャンスメイク

トップ下の最も重要な役割は、フォワードに決定的なパスを送ることです。
トップ下は前にディフェンスが数人いる位置でパスを受け、ゴール前に的確なパスを出してゴールをアシストします。

ゴール

フォワードが厳しくマークされていてパスが通りにくい状況では、トップ下にセカンドストライカーとしての役割が求められます。
自らドリブルで突破したり、遠距離からのシュートを放ったりしてゴールを奪うことが重要な役割。
それによってマークが分散されてチャンスもより広がります。

ビルドアップ

中盤以降の攻撃の糸口がないときには、トップ下がいったん下がって中盤の数的優位を作ることもあります。ビルドアップに参加することで確実にボールをキープし、前線に迫っていくのです。
一方でこの役割に集中するとチャンスメイクの役割を果たせなくなることも。そのバランスが難しいところです。

ルーズボールの処理

フォワードが相手ディフェンダーやゴールキーパーと競り合うと、こぼれ球(ルーズボール)が発生することがあります。
このルーズボールを取ればゴールのチャンス!しかし相手に奪われれば逆にカウンターのピンチになってしまいます。
トップ下にはルーズボールを察知して、より多く拾う役割も求められるのです。

前線の守備

以前のトップ下は攻撃的な役割だけを求められていましたが、近年では守備の役割も重要になっています
特に多くのチームが採用するハイプレスの戦術ではトップ下の働きが重要。
相手陣営の高い位置で相手がボールを奪った瞬間にプレスをかけ、ボールを奪い返すことで一気にゴールに持ち込みます。
このショートカウンターを成功させるため、トップ下には相手にボールを奪われた瞬間に守備の役割になることも求められるのです。

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【サッカー】トップ下に求められる能力

多彩な役割があるトップ下。その選手にはどのような能力が求められるのでしょうか。

前を向くテクニック

厳しいマークを受けつつ、主に後ろからのパスを受けるトップ下は、その状況から前を向いて攻撃に繋げることが求められます。
相手が迫った状況でボールをコントロールしつつ前を向くのは難しいもの。ボールコントロールの技術はもちろん、体の使い方や相手との駆け引きなど、前を向くための高いテクニックとフィジカルの強さが必要です。

状況判断能力

前を向くためにも必要なのが素早い状況判断能力
自分に来るボールと相手ディフェンダーの位置や動き、スペースなど、状況を瞬時に処理し、どの技で相手を防ぎつつ前を向くのか、一瞬で判断する必要があります。
また同時に、どうやってディフェンスをかわしてゴールに繋げるのかも判断。パスなのか、ドリブルなのか、またはシュートなのか、ボールを受ける前に的確な判断を下しておく能力も求められます。
またこのときに型にはまった判断ばかりでは相手に読まれる結果になりがち。意表をつくようなひらめきやアイデアが浮かぶことも重要です。

【サッカー】トップ下は司令塔か

トップ下と聞くと、司令塔というイメージを持つ人も多いはず。
しかしこれは事実なのでしょうか?

トップ下=司令塔ではない

2000年代前半までのトップ下は、主に攻撃面で試合をコントロールする役割。そのため「司令塔」と呼ばれていました。
日本代表では中田英寿選手トップ下の司令塔として活躍。トップ下からフォワードにキラーパスを多く出すタイプを司令塔と呼ぶようになった経緯があります。
しかし近年のサッカーはより低い位置から攻撃を組み立てる戦術が主流に。そのため近年の多くのチームでは守備的ミッドフィールダーやディフェンダーが司令塔の役割を担うようになっています。

【サッカー】トップ下不要論

ここまで、トップ下の役割をご紹介しましたが、実は近年、トップ下不要論が主流となりつつあります。

トップ下不要論とは

近年のフォーメーションの主流は、4-2-2-2など、中央に守備専門の選手を2人配置する形。いわゆるダブルボランチです。
このシステムは相手のトップ下の選手に対して1人が圧力をかけ、もう1人がフォローできるのがメリット。トップ下の選手側から見るとダブルボランチと2対1になり、ボールを失うリスクが高くなってしまいます。
しかも組織的なディフェンスの技術が上がっているため、圧倒的な力量がないとトップ下がダブルボランチを突破することは難しいのです。
さらに近年は全員が短いパスを繋げてビルドアップするサッカーが主流。
そのため1人の独創的なアイデアで相手を切り崩すトップ下は不要だという意見もあるのです。

まとめ

近年は不要論まであるトップ下。
しかしトップ下で出場することもあるメッシやダビド・シルバなどの創造力あふれるプレーを見ると、トップ下の華麗な活躍もぜひ見たくなります。
サッカー戦術は日々変化するもの。
新たな役割を担って、トップ下が再び注目を集めることもあるかもしれません。

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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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