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【大相撲】解説者一覧を紹介!大相撲の魅力を伝える!

常に高い視聴率を誇る大相撲中継。
力士たちの取り組みを分かりやすく解説し、大相撲の魅力を伝えてくれるのが、解説者です。
今回は、大相撲の解説者をご紹介。
過去の名解説者から現在の人気解説者まで、それぞれの人物像にも迫ります。

【大相撲】解説者|過去の名解説者

大相撲中継といえば、NHK。
NHKで大相撲のテレビ中継が始まったのは昭和27年10月でした。
このときは秋場所13日目から千秋楽までの3日間の実験放送。
本放送は昭和28年5月から始まりました。

解説者が登場した背景

テレビ以前の大相撲中継はラジオで行っていました。
ラジオの中継は聴取者が土俵状の取り組みを想像できるようにアナウンサーが説明し続けるというスタイル。
それがテレビの時代になると大きく変わります。状況が映像で伝わるようになったため、起こっていることの説明をする必要がなくなったのです。
そこでテレビ中継では見た目だけでは分からない付加情報を伝える必要が出てきました。
その際、力士の技術や心理を説明する役割として登場したのが大相撲解説者なのです。

神風正一

NHKの初代解説者は神風正一氏
現役時代は最高位が前頭2枚目だった神風氏ですが、昭和25年に引退すると昭和28年から昭和62年まで、なんと34年間も解説者を務めました。
彼の特徴は、取り組みを頭の中で再生しているように詳細に振り返る技術
力士の動きだけでなく、その動きが出た心理にまで踏み込んで解説してくれました。

玉の海梅吉

神風氏に続いて昭和30年に解説者に加わったのが、玉の海梅吉氏
最高位関脇の玉の海氏は「怪力玉の海」と言われた力士。
神風氏の師匠でもあった人物です。
解説者としては人間味あふれる語り口で人気を集め、昭和57年まで27年間解説を務めました。

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【大相撲】解説者|NHKの人気解説者

非常に長い期間愛される解説者がいた大相撲中継。
現在のNHKの解説者はどのような人たちなのでしょうか。

北の富士勝昭

北の富士勝昭氏は相撲協会理事として広報部長、審判部長など務めた後、平成10年から解説を務めている人物
52代横綱、優勝10回という堂々たる実績を持ち、師匠としても千代の富士北勝海という横綱2人を育てた人です。
自由奔放な人柄で知られ、その解説は軽妙かつストレート辛口。しかし厳しい言葉にも力士への愛情が溢れていることから圧倒的な人気を集めています。

尾車光一

中継でも尾車親方と呼ばれている尾車浩一氏は、尾車部屋の親方
大関在位22場所で、そのうち13場所で10勝以上をあげた人物です。
現役時代に歌手デビューしたことでも有名。代表作の「まわり道」はなんとセールス60万枚の大ヒットになっています。
その解説は知的雄弁、分かりやすく優しい雰囲気。
そのため女性からも人気があります。

舞の海秀平

現役時代には「技のデパート」と言われた舞の海秀平氏も人気の解説者
熟慮しながら丁寧に話す解説は、愛情温かさがあると評判です。
一方本人は最高位が小結だったことを気にしており「自分のことを棚に上げて力士を厳しく言う解説者としか思われてないかも」と謙遜しています。
しかしそのユーモアあふれる解説は大人気。
特に正面解説に北の富士氏、向正面解説に舞の海氏が揃ったときの掛け合いは最高だと言われています。

芝田山康

芝田山康氏は第62代横綱大乃国としてよりも、今は「スイーツ親方」として有名な人物
解説者としても甘口で優しく、また分かりやすく解説するためになるべく専門用語を使わないことでも知られています。
勝者だけでなく敗者にも公平な解説はファンにも高評価。
ただし本人はスイーツ評論家になりたいと語っているそうです。

【大相撲】解説者|その他

大相撲の解説者は、NHKの中継以外でも活躍しています。

花田虎上

ネット配信のABEMAでは前相撲・序の口から実況付きで大相撲を配信しています。
そのABEMA大相撲LIVEで土日の解説を務めているのが花田虎上氏です。
第66代横綱・三代目若乃花、そして「お兄ちゃん」として知られる花田虎上氏は、バラエティ慣れしているだけに話が分かりやすくて楽しいと評判。
特に勝敗のポイントについて説明してくれるアクション解説が人気を集めています。

大岩戸義之

大岩戸義之氏は2018年に現役を引退した元力士
彼もABEMA大相撲LIVEで解説を務めています。
現役時代に対戦した力士がまだ残っているため、リアリティのある解説を聞けるのが魅力。
もともと教員志望だったという頭脳派でもあり、相撲界とメディアをつなぐコンサルタント業や相撲に関するコラムの執筆も行なっています。

デーモン閣下

本業はミュージシャンであるデーモン閣下は、本人曰く「ファン歴300年の相撲好き」。大学時代には相撲同好会に所属して相撲競技の分析と稽古に取り組んでいたほどで、NHKの大相撲中継にはゲスト解説者として出演しています。
その他にも多くの相撲番組に解説者・評論家として出演。
現在ではミュージシャンとしてのテレビ出演よりも相撲関係の出演の方が多いのが悩みだそうです。

まとめ

個性的な人物が揃っている相撲解説者。
相撲通だけでなく、素人にも分かりやすく伝える素晴らしい話術を持った解説者がたくさんいます。
力士の技術や心理を言葉で伝えるのは、現役時代に強かっただけでは務まらない、とても難しい仕事。
相撲の楽しさ、厳しさを教えてくれる彼らのおかげで、多くの人が相撲の魅力をより深く感じることができるのです。

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でかむ

でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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