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テニスサーブの3種類を徹底比較!それぞれの特徴とコツを解説!

テニスの試合において自分が優位な立場になるのがサーブですが、試合の状況によって早いサーブを打ったり、回転のかかったサーブを打ったりすれば、相手を翻弄することもできます。

そこで本記事では3種類のサーブの特徴や打ち方のコツについて解説します。

3種類のサーブの打ち方がわかれば、サーブを決められるようになり、サービスキープ率が格段にアップするでしょう。

テニスにおける3種類のサーブの使い分け

テニスではおもに「フラットサーブ」「スライスサーブ」「スピンサーブ」の3種類があります。

それぞれの違いは、ボールの回転にあります。

フラットサーブなら回転は少なめ、スライスサーブはボールが進む方向に対して横回転、スピンサーブの場合は縦の回転であることが基本です。

つまりスイング時にラケットの面を変えることで、3種類のサーブを打ち分けられます。

このとき手首をひねって回転をかけようとする方も多いですが、サーブを打ち分ける際は、打点に達する前にスイングの方向を変えることがポイントです。

それぞれの違いを押さえて、相手がリターンしにくいサーブを磨きましょう。

テニスサーブ|種類①フラットサーブ

ここでは、フラットサーブの特徴と打ち方のコツを紹介します。

サーブの基本となる打ち方なので、初心者の方はフラットサーブから覚えましょう。

特徴

フラットサーブの特徴といえるのがその速さです。ボールに対して正面からラケットを当てることでスピードのある打球が打てるようになります。

プロの試合でもファーストサーブにはスピードの速いフラットサーブが用いられることも多く、200km/h以上のパワフルなサーブを打つ選手もいます。

サーブを打った後の軌道は、真っ直ぐ相手に向かって進み、直線的にボールが弾みます。

またグリップはコンチネンタルグリップ(包丁持ち)よりも、少し上向きに傾けるのがおすすめです。

打ち方のコツ

打ち方のポイントの一つは、高い打点から打つことです。フラットサーブは回転が少なく直線的な軌道を描くため、低い打点の場合はネットにかかりやすくなってしまいます。

低い打点ではなく、なるべく腕が伸び切った状態でボールがラケットに当たるようにしましょう。

またフラットサーブでは、身体を早めに開いて打つのがおすすめです。

イメージとしては野球のピッチャーが投球するような状態です。

リリースポイント(ボールを離す場所)に到達する前に身体を相手の方向に向けます。

ラケットにボールが当たる直前の身体の向きに注意してサーブを打ちましょう。

テニスサーブ|種類②スライスサーブ

続いてスライスサーブの特徴と打ち方のコツを解説します。

スライスサーブを使えるようになれば、サーブの決定率をより上げられるでしょう。

特徴

スライスサーブとはボールを横回転させるサーブのことです。ラケットを正面から横に擦るような感覚でサーブを打ちます。

ボールが進む方向に対して横にスピンがかかっているので、着地した際に軌道が横方向に動きます。

右利きのプレイヤーがサーブを打てば、打球は相手の左方向に。左利きのプレイヤーが打てば、打球は相手の右方向に進むのが基本です。

またスライスサーブは回転を調節することで、ボールの軌道も変化させられます。

ファーストサーブよりも球速は遅くなりますが、打ち分けによって相手を翻弄できるのもメリットです。

打ち方のコツ

スライスサーブは腕をボールの外側に向かって振ることです。

回転をかけることは大切ですが、手首をひねって回転をかけようとすると、威力のないボールが飛んでしまいます。

結果的にスピードが遅くなりリターンをされてしまっては、サーブの効果が半減するので、なるべく腕の振り方で回転をかけるようにしましょう。

空中でタオルを回すような軌道をイメージするのがおすすめです。

ボールの正面をしっかりと捉え、腕を外側に振れば、パワフルな弾道になります。

さらにボールを芯で捉えることができると、ファーストサーブやセカンドサーブでも役立つでしょう。

テニスサーブ|種類③スピンサーブ

ここではスピンサーブについて紹介します。

難易度の高いサーブですが、うまく使えるようになれば強力な武器になるでしょう。

特徴

スピンサーブの特徴はボールがコートに着いた後、大きく跳ねるというものです。

ボールの軌道に対して縦方向の回転がかかっているので、高いところから急激に落ちます。

またフラットサーブやスライスサーブに比べて、ネットの高い位置を通過するため、サーブの決定率を上げられます。

スピードの速いフラットサーブとスピードが緩やかなスピンサーブを使い分ければ、緩急をつけた攻撃もできるでしょう。

ただし、正しく回転がかからなければ、相手に有利なサーブを与えてしまいます。

打ち方のコツ

スピンサーブもスライスサーブと同様に腕の振り方を意識することが大切です。

ボールの回転としては縦方向になります。

ラケットにボールが当たる直前に上方向になぞる感覚でボールを打ちましょう。

よくありがちなミスは身体を極端に反って打ってしまうことです。

スピンサーブは身体を反らなくても、下から上方向にラケットを振れば、打てるようになります。

身体を反ると背中を痛める原因にもなるため注意が必要です。

またスピンサーブは上級者向けのサーブです。

まずは基本のフラットサーブを習得してから練習しましょう。

まとめ

「フラットサーブ」「スライスサーブ」「スピンサーブ」の3つを使いこなせば、有利に試合をすすめられるでしょう。

自分の得意なサーブを習得して、攻撃のバリエーションを増やしてはいかがでしょうか。

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よーへい

よーへい

健康第一クリエイター

栄養士資格取得後、フリーのWEBライターに転身。サイトの企画からライティング・デザインなど幅広い分野で活動しています。

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