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【バレー】アタック・スパイクの違いとは?打ち方も解説!

バレーはチームでボールを落とさずに繋いでいき、相手コートにボールを落として、得点を競うスポーツです。

ボールを繋いでいく回数は3回以内と決められており、4回連続チーム同士でパスを繋いでしまうと相手チームの得点となります。

しかし、ただボールを繋いでいくだけでは、永遠にラリーが続いてしまい見応えがありません。

そのため、強くボールを打って、相手選手に拾われないようにコートへボールを叩き落とす必要があります。

そういった強くボールを打つことを「アタック」や「スパイク」と呼びます。

その言葉を聞いたことがあるという人もいると思いますが、その違いについて知っている人は多くないのではないでしょうか。

今回はそんな「アタック」「スパイク」の違いや打ち方について紹介していきます。

アタックとスパイクの違い

あなたは「アタック」と「スパイク」の違いを知っているでしょうか。

バレー経験者でもこの2つを混合している人もいると思います。

まずはこの違いについて、解説していきます。

アタック(Attack)は直訳すると「攻撃」という意味になり、サーブとブロックを除いた相手のコートにボールを打ち返す全てのプレーのことを指します。

セッターがトスと見せかけて、相手コートにボールを落とすプレーを「2アタック」と呼びます。

アンダーハンドで相手コートにボールを返すプレーもアタックです。

スパイク(Spike)は打ちつけるという意味で、相手コートにボールを叩きつけるプレーのことを指します。

つまり、スパイカーがセッターから上がったボールを打つプレーのことです。

どちらも攻撃のプレーではありますが、スパイクはアタックの中の1プレーということになります。

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スパイクの種類

バレーのスパイクと言っても、スパイクまでの動き方や打つ速さ・リズムなどに応じて、たくさんの種類があります。

フェイントなども活用すると、難易度が高いものもありますが、今回は代表的なスパイクについて紹介します。

オープンスパイク

オープンスパイクは前衛のスパイカーにセッターが高いトスをあげて、打ち下ろす基本的なスパイクです。

スパイクまでに時間があるため、スパイカーが余裕を持って打つことが出来ます。

初心者が最初に覚えるスパイクです。

さらには、チームのエースと呼ばれる選手が高さとパワーを活かしてスパイクをする時にも使われるのがオープンスパイクです。

ブロッカーを吹っ飛ばすスパイクはとても見応えがあり、そういったプレーは流れを変える力があります。

クイック

クイックは低いトスで、ネットに近い位置にあげるスパイクです。

スパイカーは短い助走で、ボールがネットの高さを超えたらすぐに打ち下ろします。

Aクイック、Bクイック、Cクイック、Dクイックとあり、トスを上げる場所によって名前が変わります。

Aクイック

セッターの前方に小さく上げるトスから打つクイックです。

バレーボールのスパイクの中で一番早い攻撃で、一歩の助走で打つことからファーストテンポと呼ばれます。

Aクイックはセンタープレイヤーが攻撃する手段で、効果的に活用することでブロッカーを引きつけることができるので、他の攻撃バリエーションが有効になってきます。

Bクイック

セッター前方のレフトとセンターの間に早く低く上げるトスから打つクイックを指します。

BクイックはAクイックよりも遠い位置にトスを上げますが、ボールの軌道は一緒です。

この攻撃はブロックを避けるときに有効です。

Cクイック

セッターの後方に小さく上げるトスから打つクイックです。

基本的にセッターはトスを上げる時にレフト方向を向くため、レフト側はAクイック、ライト側はCクイックとなります。

Dクイック

セッター後方のライトとセンターの間に早く低く上げるトスから打つクイックです。

Dクイックは難易度が難しくあまり利用されることは少ないクイックとなります。

ブロード

ブロード攻撃はセンタープレイヤーが左右に移動しながら打つスパイクのことです。

助走のタイミングや軌道などの難易度が高いスパイクの手法ですが、コートを広く使うことができるため、使えるようになればバリエーション豊富に攻撃することが出来ます。

スパイクの打ち方のポイント

スパイクの打ち方のポイントを紹介します。

助走

基本的なスパイクであるオープンスパイクの助走は3歩が基本です。

右打ちの場合は右足→左足→右足、左打ちの場合はその逆に助走をつけます。

助走のタイミングをずらすことで、相手ブロッカーをずらすことができるため、基本をメインとして慣れてくれば、色々な助走パターンを覚えてみてください。

高くジャンプするには助走でどれだけ勢いをつけるかが大事になるため、基本の形を忠実に練習していきましょう。

正しいタイミング

助走が決まって、ジャンプの最高到達点でボールを高くことで理想的なスパイクを打つことが出来ます。

最初、トスのタイミングを合わせるのは難しいですが、基本のタイミングが取れるように練習してみてください。

正しいフォーム

スパイクのフォームが悪いと、強いスパイクが打てないだけでなく、怪我に繋がる可能性があります。

両手を真上に上げるようにジャンプする「ストレートアームスイング」、弓を引くような形を作る「ボウ&アロー」、一度右手を後ろに引く「サーキュラーアームスイング」の3種類の打ち方があります。

まずは自分に合った打ち方を見つけてください。

まとめ

今回は「アタック」と「スパイク」の違いとスパイクの基本的な打ち方のポイントについて紹介しました。

スパイクができることは相手チームの脅威になります。

基本の打ち方から練習して、クイック・ブロードなど攻撃のバリエーションを増やしてみてください。

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トシ

トシ

医療資格のあるスポーツ大好きズッコケ隊長

初めまして、大阪出身ズッコケ隊長のトシです!鍼灸師やアスレティックトレーナーの資格など保有しており、リハビリや健康・ダイエット指導をしております!スポーツは中学から「バスケットボール」をやっておりました!関西人の個性を活かして、おもしろおかしく楽しい記事をお届けしていきます!

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