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【ボウリング】ルールは簡単!意外にやりがちな禁止事項も解説!

レジャーで人気のボウリングは、一方でプロも存在し、全日本選手権大会も開かれるシリアスな競技という面も。

当然そこにさまざまなルールが存在します。レジャーレベルでも気を付けた方が良いことはあるのでしょうか?

ここではボウリングの基本的なルールから意外な禁止事項までを幅広く解説します。

ボウリングの基本ルール

一度でもプレイすればおおよそは理解できるのがボウリングのルール。

しかし中には、機械任せでよく分からないうちに終わった、という人も多いのではないでしょうか。

まずは基本のルールをおさらいしておきましょう。

ボウリングの目的

ボウリングは10本のピンを三角に並べ、約18m離れた距離からボールを投げて倒すゲーム。

ピンを倒した本数を競います。

ゲームの進行

ボウリングの1ゲームは、10回の基本的なプレイの繰り返し。その1回を1フレームと数えます。

1フレームで投げる回数は、1から9フレームまでは最大2投。1投目で全部倒れた場合はストライクとなり、このフレームは終了。

ピンが残った場合はもう一度投げます。2投目で残りが全部倒れた場合、スペアといいます。

ただし10フレーム目は特別で、最大3投できます。ストライクの場合はもう1投。それもストライクだった場合はさらにもう1投できます。また2投目がスペアの場合も、もう1投できます。

フレームが終了する度に、次のプレイヤーに交代。全員が10フレームまで投げ終わったらゲーム終了です。

得点の計算

ボウリング初心者が戸惑いがちなのは、得点の計算。

基本的にはボウリング場の機械が自動計算してくれるため、理解していなくてもあまり問題にはなりません。

とはいえルールはとても簡単です。

得点は、倒したピンの数。

ストライクの場合は、その後の2投分の得点をプラス。

スペアの場合は、その後の1投分の得点をプラス。

1フレームのピンの数は10本ですが、ストライクが続けば30+30+30となり、パーフェクトの場合は300点となります。

勝敗の決定

ボウリングの勝敗は単純で、合計得点の多い人が勝ち。

では何ゲームも行ってその合計点が同じ場合はどうなるのでしょうか?1ゲームが同点の場合は?

公式なルールではその場合の勝者の決め方が定められています。

まず数ゲーム行った合計点が同点の場合は、最高得点のゲームと最低得点のゲームの差が最も少ない人の勝利です。

これが全く同じ場合、また1ゲームだけ行って同点だった場合は、ストライクの数が最も多い人の勝利となります。

ストライクの数も同じ場合は、スペアの数が最も多い人の勝利。

スペア数まで同じ場合、1ゲームの決勝戦を行うか、両者勝ちとなります。

ボウリングのルール ファールライン

ボウリングではあまりファールを意識することはありませんが、はっきりファールと定められているものもあります。

それはファールラインです。

ファールラインとは、アプローチ(歩くところ)とレーン(ボールを転がすところ)の境目に引いてあるラインのこと。足だけでなく、体のどの部分がファールラインの上を越えてもファールで、その投球は0点になります。

自動式ファール測定器があるボウリング場ではラインを越えるとブザーが鳴り、スコアにも反映。

大会ではない一般営業の場合にはこの機能をオフにしているボウリング場もあるのですが、本来のルール上は0点なので気を付けなければなりません。

しかもレーンの上にはオイルが塗ってあって非常によく滑るため危険。オイルが靴の裏に付くとアプローチまで滑るようになってしまい、他のプレイヤーに大変迷惑になります。

マナーとしても絶対に越えないようにしましょう。

ボウリングのルール 得点にならないレアケース

ボウリングではまれに、「この場合の得点はどうなるの?」と迷うことが起こります。

しかし以下の場合は、どれも得点にはなりません。

・一度ガターに入ったボールが跳ね上がってピンを倒した。

・後ろのクッションで跳ね返ったボールがピンを倒した。

・立っていたピンが機械に倒された。

・レーンから跳ね飛ばされて跳ね返ったピンが立った。

ボウリングのルール やりがちな禁止事項

レジャーのボウリングではあまり気にしないことでも、実は全日本ボウリング協会のルール上、はっきりと禁止されていることはいくつかあります。

同時投球の禁止

隣り合っているレーンで同時に投げると事故につながることがあるため、同時投球は禁止されています。

この場合、右側の人に優先権があります。

スローボウリングの禁止

ゲームの進行を遅らせないために、競技者は左右の隣接するレーンが空いている場合はすぐに投球体勢に入るよう定められています。

具体的には前の競技者のボールがボールラックに戻ってから30秒以内に投げる必要があります。

ルールでは違反1回で「警告」、2回目は「厳重注意」、3回目以降は、そのフレームの得点が0となります。

賭け禁止

ルールでは、ゲームの結果に関して一切の賭けごとは禁止されています。

「負けた人がみんなにジュースおごりだよ」もルール上は禁止です。

ボウラーズエリアでの飲食禁止

ボウラーズエリアでの喫煙、飲食も禁止されています。ボウラーズエリアはソファーのような椅子に座って順番を待っている場所。

よくジュースを飲んだりアイスを食べたりしがちな場所ですが、この辺りはレジャーのボウリングなので許されている場合もあるということになります。

ただしアプローチエリアでの飲食はマナー違反。それに酒気を帯びてのプレイも多くのボウリング場で禁止されています。

まとめ

ボウリングのルールは基本的にはとても簡単。

ファールラインを越えないことに気を付ければ、あまりファールもありません。

ただしルールを無視していると、周囲からマナー違反と思われることも。

レジャーとして楽しむ場合もルールとマナーは守るようにしたいものです。

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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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