どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツ豆知識

【高校サッカー選手権】試合時間は何分?延長戦などのルールも紹介!

長い歴史と伝統を誇る、全国高校サッカーの頂点を競う「全国高校サッカー選手権大会」が、毎年開催されています。

日程は年末年始となっており、全国各都道府県の予選を勝ち抜いた48校(東京は2校)が優勝を目指して熱い戦いを繰り広げます。

この記事では、各試合における試合時間や、延長戦などのルールを中心に、試合時間と延長戦の考え方について詳しく解説します。

高校サッカー選手権とは

記念すべき第1回大会は、大阪毎日新聞社の主催で、1918年1月に大阪府豊能郡豊中村(現・豊中市)の豊中グラウンドで開催されたのが起源です。

その後長い歴史と伝統の中で数々の名試合を重ね、また多くの名選手を輩出して現在に至っています。

本大会の主な実施要領

大会の主な実施要領について解説します。

試合形式

試合形式は次のとおりです。

・ノックアウト方式によって優勝以下第3位までを決定します。ただし3位決定戦は行いません。
・試合時間は準々決勝までが80分、準決勝と決勝は90分とし、勝敗が決しない場合はペナルティーキック(PK)方式により勝利チームを決定します(詳細は後述のとおり)。
・決勝のみ延長戦を行い、それでも決しない場合はPK方式を実施します。

【関連記事はこちら】⇩
【高校サッカー選手権】歴代優勝回数TOP10!各高校の詳細も紹介
【高校サッカー選手権】歴代得点王一覧|プロで活躍している選手も?

試合時間

本大会における試合時間は、下記のとおり細かく定められています。

【1回戦~準々決勝】

・試合時間は80分(前後半各40分)
・ハーフタイムのインターバル(前半終了から後半開始まで)は原則として10分間
・勝敗が決定しない場合はPK方式により勝利チームを決定

【準決勝】

・試合時間は90分(前後半各45分)
・ハーフタイムのインターバルは原則として15分間
・勝敗が決定しない場合はPK方式により勝利チームを決定

【決勝】

・試合時間は90分(前後半各45分)
・ハーフタイムのインターバルは原則として15分間
・勝敗が決定しない場合は20分(10分ハーフ)の延長戦を行い、それでも決しない場合はPK方式により勝利チームを決定
・延長戦に入る前のインターバルは原則として5分間
・延長戦ハーフタイムのインターバルは無し
・PK方式に入る前のインターバルは原則1分間
・アディショナルタイムの表示を行う

上述のとおり、高校サッカー選手権の試合時間は準決勝以上が90分であり、さらに延長戦は決勝戦に限って行われるのが大きな特徴です。

試合時間の考え方

サッカーにおける試合時間の考え方について解説します。

基本的に、サッカーの試合時間はJリーグや国際試合といったトップレベルの場合を含め、全体で90分(前半・後半それぞれ45分ずつ)が大前提となります。

前半と後半の間には10分間のハーフタイムが設定されており、その後の延長戦は90分の場合15分が前提で、この時間に選手の休憩やチームの作戦会議が行われます。

なお、サッカーの試合ではファウルなどの反則があっても時計が止まらないので、野球などと違って試合時間が大幅に長くなることはありません。

中学生と高校生の場合

中学生の場合、試合時間は前後半各30分の合計60分、高校生の場合は前後半各40分の合計80分が基本で、それぞれの年代における体力に合わせて試合時間が設定されています。

インターハイの場合

高校サッカー選手権と並ぶ、高校生のサッカー大会における最高峰であるインターハイでの条件についてみていきます。

インターハイの場合、試合時間は70分(35分ハーフ)と短く設定されており、ハーフタイムのインターバルは原則として15分間となっています。

それでも勝敗が決しない場合は、PK方式によって次回戦進出校が決定されます。

ただし、決勝戦では20分(10分ハーフ)での延長戦を行い、それでも勝敗が決しない場合はPK方式によって優勝校を決定します。

なお、3位決定戦は行いません。

延長戦の考え方

これまでみてきたとおり、サッカーの大会では前後半の試合時間で決着がつかない際に延長戦を行う場合があります。

延長戦の時間は本番の時間との関係によって設定されており、本戦が90分の場合には前後半各15分ずつ、80分の場合には10分ずつ設定されるのが恒例です。

それぞれの場合で、延長戦でも決着がつかない場合にはPK戦での決着となります。

なお、Jリーグやワールドカップのグループリーグなど、トップレベルの大会でも延長戦が行われないことが多く、その場合には同点であれば試合は引き分けとなります。

延長戦やPK戦が行われるための大きな条件としては、ノックダウン方式での試合(トーナメント戦)であることが挙げられます。

その理由としては、それぞれの試合で必ず勝敗の決着をつける必要があり、引き分けは認められない点にあります。

まとめ

高校サッカー選手権における試合時間と延長戦などのルールや、サッカーの各レベルにおける試合時間と延長戦の考え方などについて詳しく解説しました。

試合が白熱すればするほど、応援しているチームが「あとどれだけ戦える時間が残されているのか?」と、観戦するファンにとっては非常に気になります。

この記事を読んで、高校サッカー選手権での試合時間と延長戦についてしっかりと把握し、各チームの戦略なども理解した上で、応援に活かしていただきたいものです。

【関連記事はこちら】⇩
【高校サッカー選手権】歴代優勝回数TOP10!各高校の詳細も紹介
【高校サッカー選手権】予選免除とは?出場条件のルールもご紹介!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
ミッシー

ミッシー

スポーツ全般を観るのもするのも大好きなスポーツファン

オールド野球ファンがドメインですが、他にもラグビー・サッカーなど、どんなスポーツでも大好きです。本格的なスポーツ経験は剣道で、趣味のスポーツとしては野球・水泳・ジョギングなどを愛好しています。

  1. 【野球】バッテリーとは?意味や由来についてご紹介!

  2. 【甲子園】歴代ホームラン数一覧|最高の本塁打もご紹介!

  3. 【甲子園】歴代奪三振記録一覧|1試合のみの記録も調査!

PAGE TOP