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フィギュアスケートのコーチになるには!?年収や仕事内容も紹介!

フィギュアスケートのコーチは、競技者の技術面や戦略面をアドバイスする仕事です。試合の際、コーチは競技者に同行しリンクの傍で指示を出し、競技者の精神的な面を支える役割があります。

コーチは競技者にとって成績を左右する重要な存在ですが、コーチになるための方法が分からない人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなフィギュアスケートのコーチになるための方法や仕事内容について解説します。

フィギュアスケートのコーチの仕事

フィギュアスケートのコーチの仕事は、選手への技術的なアドバイスやプログラムの構成を考えるだけでなく、選手の精神的な支えとなる大事な役割を担います。

コーチは選手の良さを伸ばしながら、選手が良い成績を残すためにさまざまなサポートと指導を行ない、ライバル選手の演技や構成も分析し、試合で勝つための戦略を立てていくため、選手はコーチによって成績が大きく左右されるといっても過言ではありません。

コーチは選手の指導だけではなく、練習リンクや他のコーチとのスケジュール調整を行うこともあるため、経験の浅い人はベテランのコーチとのコミュニケーションも大事になっていきます。

フィギュアスケートのコーチになるには

フィギュアスケートのコーチになるために、特別な資格は要りません。コーチを目指す人は、指導の経験やセンスなどの部分が重要となってきます。

例えば、有名なコーチの下でアシスタントとして働いたり、スケート教室で指導を行なったりと経験を積んでいきます。この時、スケートの競技経験がある人は、アドバイスしやすいでしょう。

指導の経験を積むことがコーチへの近道になりますが、コーチを目指す人にメリットとなる資格や加入できる協会があることを覚えておきましょう。

以下の各項目で詳しく紹介します。

公認スケートコーチ

フィギュアスケートのコーチを目指す人の中には、生徒や選手を指導する方法を学びたい人もいるでしょう。おすすめの資格として、「公認スケートコーチ2」や「公認スケートコーチ3」があります。

各レベルの対象者に対し、スケートの基礎的な技術を指導する人を養成する目的のある資格となり、主催は公益財団法人日本スポーツ協会と公益財団法人日本スケート連盟が担当しています。

「公認スケートコーチ2」の資格概要

項目詳細
役割初心者や子どもにスケートの基礎を教えながら、興味を持たせる。さらに、競技スポーツに挑戦出来るように指導。
受講条件満20歳以上(受講年度の4月1日時点)、日本スケート連盟の「第1種」、「第2種」、「第3種」、「第4種」、「第5種」、「第6種」、「第9種」のいずれかを登録。

「公認スケートコーチ2」の養成講習会の詳細

項目詳細
受講科目(時間)共通科目Ⅱ(135時間)
スケート専門科目(40時間)
受講料(金額)共通科目Ⅱ(17,600円)
スケート専門科目(16,500円)
実施方法(共通科目)日本スポーツ協会が実施
実施方法(専門科目)講習会(集合講習会と通信講習により開催)
検定試験(本連盟事業委員会が総合的に判定)
審査(6割以上で合格)

 

「公認スケートコーチ2」の登録の詳細

項目詳細
登録料基本登録料(10,000円)
初期登録手数料(3,000円)
更新要件4年ごとに更新料要(10,000円)

「公認スケートコーチ2」の資格を取得すると、肩書きができます。本格的にコーチとして活動したい人は、資格と指導実績があることで周囲からの信頼度が高まるでしょう。

さらに、フィギュアスケート選手から直接指導の依頼が来ることもあり得ますので、ぜひ資格習得をおすすめします。

日本フィギュアスケーティングインストラクター協会(JFSIA)

フィギュアスケートのコーチの中には、日本フィギュアスケーティングインストラクター協会に所属しているコーチもいます。この協会は質の高い指導者の育成を目指し、世界のスケートに対応しようと活動しているのです。

日本フィギュアスケーティングインストラクター協会の役員には、佐藤信夫さんや佐野稔さんなど「競技者」・「コーチ」・「解説者」として活躍した人がいます。コーチを目指す人は協会の会員に登録することをおすすめします。

日本フィギュアスケーティングインストラクター協会の会員になるためには、18歳以上で以下の項目のいずれかを満たさなければいけません。

項目年数
インストラクター経験(個人レッスン)3 年以上
教室経験5 年以上
アイスショースケーター経験5 年以上
公認スポーツ指導者なし

コーチを目指す人は指導の経験を積みながら、フィギュアスケートに関係する人達と繋がりを持つことも同じ業界で働くためには重要です。

選手時代に優秀な成績を残せなかった人でも、指導者としての才能を開花できることもあります。

フィギュアスケートのコーチの年収

フィギュアスケートのコーチの給料は、働き方によって大きく異なります。スケート教室の先生や有名コーチのアシスタントの場合は、給料がやや少ないでしょう。

その一方、選手の専属コーチや複数の選手からレッスンの依頼があると、数十万円から数百万の報酬を得られる可能性があります。

また、コーチや現役選手の実績が豊富な人はテレビの出演料や解説者など他の収入を得ることもできます。

まとめ

フィギュアスケートコーチは選手への指導や試合での戦略をたてるなど多岐にわたって仕事を行います。

コーチになるためには資格を取得しなくても問題ありませんが、持っておくと仕事がしやすいでしょう。

今後、コーチを目指す人は知識や技術のみならず、競技者や生徒を指導するための指導力を身につけましょう。

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林みろ吉

林みろ吉

スポーツ好きのwebライター

在宅webライターとして、企画・ライティングの仕事に取り組んでいます。 学生時代、「バレーボール」・「硬式野球」・「軟式野球」・「相撲」・「水泳」・「ソフトボール」とさまざまなスポーツを行っていました。 現在は視聴する側として、スポーツを楽しんでいます。 メジャーからマイナーなスポーツまで、多くの情報を発信していきます。

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