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【ジンガ】意味やメリットを調査!種類を覚えて習得しよう!

日本のサッカー界でも近年話題の言葉が「ジンガ」。

「ジンガステップ」などという言葉もありますが、聞いたことがない方には何のことか想像もできないのではないでしょうか。

このジンガは、習得すればサッカーで強力な武器になる技術。

今回は、ぜひ練習してみたいジンガの意味やメリットについてご紹介します。

【ジンガ】意味

【ジンガ】意味やメリットを調査!種類を覚えて習得しよう!①

「ジンガ」はポルトガル語で「揺れる」という意味の言葉。

スポーツでは本来サッカー専門の用語ではなく、ブラジルの国技であるカポエイラの基本ステップをジンガと呼んでいます。

サッカー用語としてのジンガは、上半身を横揺れさせながらボールを足にまとわりつかせるように素早く動かし、キープする技術のこと。

上半身の揺れも相手へのフェイントとなります。

このジンガはブラジルのサッカー選手が得意とする技術。

あまりに容易に使いこなせるため、「ブラジルのサッカー選手は生まれたときからジンガを身につけている」とも言われています。

その動きにヒントを得て練習法を確立したのがリフティング王こと土屋健二氏

彼が日本に広めたジンガは少年サッカーの指導などにも取り入れられています。

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【ジンガ】メリット

【ジンガ】意味やメリットを調査!種類を覚えて習得しよう!②

試合でのジンガは、ボールを前後左右に絶え間なく動かすことによって相手に取られにくいというメリットがあります。

ボールは常に足にまとわりつくように動いているため、相手はタイミングがつかめず、しかも足に当ててファールになる危険性もあるため、ボールを取りに行けないのです。

このためジンガは特に中盤から前線で大勢に囲まれたときに威力を発揮します。

またこのジンガを練習することで、サッカーに必要なさまざまな要素が向上するという大きなメリットもあるのです。

リズム感

ジンガのルーツは実はブラジルの音楽であるサンバです。

サンバのステップは少しも休まず次々に足が出ることと上半身がバランスをとって動き続けることが特徴。

右足でボールにタッチしたらすぐに左足でタッチする、サンバに通じる素早いリズム感をジンガで向上させることができます。

ボールタッチ

ジンガは素早くステップを踏みながら足にまとわりつかせるようにボールを操る技術。

そのためには蹴るのではなく柔らかくボールタッチしなければなりません。

ジンガを習得することでこの柔らかいボールタッチが身につき、ダブルタッチなどの技も向上。トラップのテクニックも上達しやすくなります。

ボールコントロール能力

ドリブルやリフティング、パスなどを正確に行うためにはボールコントロール能力が必要です。

これはボールを自分のものにできるということで、ジンガの練習をすることで効果的にボールコントロールの技術を鍛えることが可能。

その結果、サッカーの基本技術向上にもつながるのです。

【ジンガ】種類と練習法

【ジンガ】意味やメリットを調査!種類を覚えて習得しよう!③ジンガには5つの種類があります。

しかし実際に試合で使うのは基本的にスーパージンガだけ。

それ以外の種類はスーパージンガを行うための練習メニューとなります。

ジンガA

ジンガAは足の裏で左右交互にボールをこすり転がすもの。

足の裏でボールをなめる感覚を養う練習になります。

足首のスナップを柔らかく使い、ボールを常に体の真下に向かって弾き出すことと、上半身をリラックスさせることがポイント。

最初はゆっくりと行い、慣れてきたら徐々にスピードアップします。

ジンガB

ジンガBは足の裏でこすって横方向へ転がしたら、同じ足で再び反対方向へ転がすもの。

最初に転がすときは足をクロスさせる方向に動かし、すぐに戻すイメージです。

次に逆の足で同じことを繰り返し、左右交互にテンポ良く行います。

ボールから足を離さず、常に左右どちらかの足がボールに触れていることがポイントです。

ジンガC

ジンガCはジンガAを左右行った後にボールを少し後ろに引いて軸足の後ろを通すもの。

後ろを通すときも蹴るのではなくボールをこすって移動させます。

またこのときに体を斜めに傾けるのがコツ。

リズムよくステップを踏むことがポイントになるため、まずはボールなしでステップから練習すると良いかもしれません。

ジンガABC

ジンガABCはジンガA・ジンガB・ジンガCを組み合わせ、連続して行うもの。

ボールが足から離れないこと、リズム良く行うことが重要。

また慣れてきたらボールを見ずに視線をさまざまな方向に向ける練習をします。

こうすることで視野が広くなり、実践でも使えるようになるのです。

スーパージンガ

スーパージンガはジンガABCに自分のタイミングで別の足技を入れるもの。

ジンガABCだけでもある程度の武器にはなるのですが、同じパターンだと相手に読まれてしまうため、独自の足技で変化をつけるのです。

練習のポイント①イメージトレーニング

ジンガにはリズム感が重要。

そのためまずは上級者のジンガの映像を見てイメージをつかむことが習得への近道となります。

イメージトレーニングをしたら、ボールを使わずにリズムの練習。

ボールを使い始めてからも、何度も映像を見てイメージトレーニングをすることがポイントです。

練習のポイント②動画チェック

思ったようにできていないと思ったら、自分の様子を撮影してみてください。

その動画を見れば、動きに滑らかさがない部分がどこなのか、客観的に知ることができるはず。

上手な人の映像と見比べながら、できていない部分を修正してください。

まとめ

スーパージンガを身につけるのは簡単ではありません。

また現在は次々にパスを繋いで組織的に攻め上がるサッカーが主流になっているため、試合でジンガを使う場面はあまりないという意見もあります。

しかし一人で地道に練習できるのが大きな利点。

習得すれば前線で相手に囲まれる場面で強い武器になる上、サッカー技術全体の向上にもつながります。

足裏を使ったボールコントロールをマスターしたい方は、ジンガの練習を取り入れてみても良いかもしれません。

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