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【競馬】歴代獲得賞金ランキング|各競走馬の特徴もご紹介!

競馬といえば、賞金が高額であることでも有名。
1位の賞金はジャパンカップや有馬記念では4億円にもなります。
一方で競走馬が活躍できるのは2歳から長くても7歳頃まで。
この短い期間にいったいどれくらいの賞金を獲得できるのでしょうか。
今回は、競馬の歴代獲得賞金ランキングをご紹介。
上位の競走馬の特徴も解説します。

【競馬】歴代獲得賞金ランキング

まずは2023年3月末現在の歴代獲得賞金ランキングを一気に発表します。
賞金は年々上昇しているため、近年の馬が上位に入ることに。
過去の名馬は軒並み下位に落ちることになり、1980年代に大活躍したトウカイテイオーは歴代100位前後、同じく80年代に史上初の七冠馬となったシンボリルドルフは歴代75位前後となっています。

ランキング

歴代獲得賞金ランキング(2023年3月末現在)がこちら。

1位アーモンドアイ19億1526万3900円
2位キタサンブラック18億7684万3000円
3位パンサラッサ18億4466万3500円
4位テイエムオペラオー18億3518万9000円
5位ジェンティルドンナ17億2603万400円
6位オルフェーヴル15億7621万3000円
7位ブエナビスタ14億7886万9700円
8位ディープインパクト14億5455万1000円
9位ゴールドシップ13億9776万7000円
10位ウオッカ13億3356万5800円

最近になってランキングを急上昇したのが、3位のパンサラッサ
これは2023年2月に1着賞金1000万ドル(約13億円)のサウジカップを日本馬で初めて制したため。
さらに3月のドバイワールドカップで4着以内に入ればアーモンドアイを抜いて日本歴代トップに浮上するはずでした。しかしここでは10位に終わり、歴代1位獲得はお預けに。とはいえこのままいけばパンサラッサが歴代1位となるのも確実だと言われています。

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【競馬】歴代獲得賞金 上位の馬の特徴

いずれも10億円を軽く超える賞金を獲得している上位十傑の馬。それぞれどのような特徴を持っているのでしょうか。

アーモンドアイ

1位のアーモンドアイは2015年生まれ。
2018年と2020年のジャパンカップ、2019年と2020年の秋の天皇賞など重賞で10勝を挙げています。
アイドル並みに可愛いと言われながら2018年のジャパンカップでは2分20秒6という世界レコードで優勝。
従順でコントロールがしやすく、勝負どころでは一気に加速できる力を特徴としていました。

キタサンブラック

北島三郎さんが実質の馬主として知られる2位のキタサンブラックは2012年生まれ。
2017年春秋の天皇賞を制したほか、2017年の有馬記念など重賞で10勝しています。
兄弟馬で活躍した馬はなく、血統的にはあまり優れているとはいえませんでしたが、突然変異的に大活躍。騎手の求める通りに走る真面目な性格と先行で押し切るスタイルで勝ちを重ねました。

パンサラッサ

3位のパンサラッサは2017年生まれ。
日本生まれながら中東の高額レースでも活躍し、2022年のドバイターフや前述の2023のサウジカップを制したことで高額賞金を一気に獲得しています。
このパンサラッサはアーモンドアイと同じロードカナロアの仔。祖父はキングカメハメハという黄金の血統です。

テイエムオペラオー

4位のテイエムオペラオーはトップ10の中では最も古参で、1996年生まれ。
2000年と2001年の春の天皇賞、2000年の有馬記念など重賞で12勝を重ねました。
2000年代のレースでは、年間無敗、重賞8連勝、GI5連勝、古馬中距離GI完全制覇など、数々の偉業を成し遂げた絶対的王者です。

ジェンティルドンナ

5位のジェンティルドンナは2009年生まれ。
2014年の有馬記念、2014年のドバイシーマクラシックなど重賞で9勝しています。
ディープインパクトを父に持ち、名前は「貴婦人」。
しかしラフなレース運びや爆発的な末脚などから、「鬼婦人」として恐れられました。

オルフェーヴル

6位のオルフェーヴルは2008年生まれ。
2011年と2013年の有馬記念、2011年の牡馬三冠など重賞で11勝しました。
抜群の瞬発力と持久力を兼ね備えた栗毛の馬で、「黄金色の芸術」と称された馬。
幼い頃には体が小さく、兄弟馬にいじめられることもありましたが、成長後は暴れ馬になり、ゴール後に騎手を振り落とすこともありました。

ブエナビスタ

7位のブエナビスタは2006年生まれ。
2010年秋の天皇賞、2011年のジャパンカップなど重賞で8勝しています。
牝馬の時代を切り拓いたと言われる名馬。デビューから19戦連続で1番人気だったという安定感がその強さと人気を物語っています。

ディープインパクト

8位のディープインパクトは2002年生まれ。
2005年の牡馬三冠、2006年の有馬記念など重賞で10勝を重ねました。
衝撃的な末脚の速さで、直線では「飛ぶ」と表現されるほど。
多くの人が史上最強馬と評価しています。
そのディープインパクトの数少ない弱点が蹄の薄さ。蹄葉炎を発症すれば命にかかわるということで早期引退して種牡馬となりましたが、あと1年走っていたら古馬王道完全制覇や年間無敗も夢ではなかったと言われています。

ゴールドシップ

9位のゴールドシップは2009年生まれ。
2014年の宝塚記念、2015年の春の天皇賞など重賞で11勝しました。
圧巻と言われるロングスパートが特徴。
2012年の皐月賞では3コーナーで後方だったはずが直線を向いたら先頭集団にいるという事態に競馬ファンが驚愕。「ゴールドシップがワープした」と話題になりました。

ウオッカ

10位のウオッカは2004年生まれ。
2007年の日本ダービー、2009年のジャパンカップなど重賞で8勝を挙げています。
64年ぶり、戦後では初の牝馬のダービー制覇を達成。さらに安田記念も制してダービー馬が2000m未満のGIにも勝つという史上初の快挙を成し遂げています。ハイペースに強く、牡馬に混ざってのレースで特に強さを発揮しました。

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【競馬】世界の歴代獲得賞金ランキング

一方、世界の競走馬の獲得賞金ランキングはどうなっているのでしょうか。
一般的にプロスポーツ界では日本と世界の賞金額や年俸額は桁違いになりがちです。では競馬の場合は?

世界のランキング

こちらが世界の競走馬の獲得賞金ランキング(2024年1月10日現在)

順位名前獲得賞金(日本円※1ドル145円で換算)
1アロゲート1742万2600ドル(約25億2628万円)
2サンダースノー1651万1476ドル(約23億9410万円)
3ミシュリフ1603万4853ドル(約23億2500万円)
4ガンランナー1598万8500ドル(約23億1833万円)
5カントリーグラマー1492万1320ドル(約21億6355万円)
6カリフォルニアクローム1475万2650ドル(約21億3913万円)
7エネイブル1406万2824ドル(約20億3911万円)
8マキシマムセキュリティ1243万1900ドル(約18億263万円)
9エスポワールシチー1144万3812ドル(約16億5935万円)
10ハイランドリール1053万964ドル(約15億2825万円)

為替レートによって順位は大きく変動しますが、いずれにしても日本のランキングと比較して大きくは違わない額となっています。

まとめ

獲得賞金の歴代上位に入っている競走馬はいずれも個性が強く、競馬ファンの印象に残っている名馬ばかり。
今はその名馬の子孫たちも活躍しています。
今後はどのような名馬が登場し、新たな伝説を作っていくのでしょうか。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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