バスケットボールにおいて脅威となるシュートの1つが「スリーポイント」です。
シューターであれば、このスリーポイントを身につけるかそうでないかでは、雲泥の差になります。
相手チームにとって、脅威となるため、得点力がUPするだけでなく、脅威な存在としてマークされることになるため、仲間へのディフェンスが手薄になり、チーム全体が活性化します。
このようにバスケットボールにおいて、スリーポイントは重要な役割を果たします。
今回の記事では、スリーポイントのコツについて紹介します。
スリーポイントが上手くなりたいという人は是非、読んでみて下さい。
バスケのスリーポイントって何?
すでに知っている人も多いと思いますが、ここではまず、スリーポイントの基本的なところから解説していきます。
スリーポイントシュートはリングを中心とした半円のラインの外側から打つシュートのことです。
このラインはリングから6.75m離れたところにあります。
2011年まで6.25mでしたが、50cm伸びて6.75mになりました。
もちろん近くで放つよりも難易度が高い分、加算されるポイントは通常よりも高く3点です。
スリーポイントシュートは大量得点が見込めるだけでなく、チームの流れが悪い時など、一気に流れを呼び戻すことが出来るため、シューターは是非とも身に付けておきたいシュートです。
スリーポイントのルール
スリーポイントにはルールがあります。
それは「シュートの際に両足ともライン外にあること」です。
片足だけであってもラインを踏んでいると2ポイントシュートと判定されます。
しかし、シュート後に着地点としてライン内に入ることはOKです。
2ポイントシュートと判定され、悔しい思いにならないように、ラインには注意して下さい。
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スリーポイントが上手くなるコツ
では、どうすればスリーポイントが上手くなるのでしょうか。
今回は意識するポイントを5つ紹介します。
ボールの軌道を考える
バスケのゴールは真上にリングの穴が空いているため、放たれたボールがどういった角度で入るのか重要です。
シュートの軌道が低いと、リングに対して侵入角度が小さくなり、リングにボールが弾かれやすくなります。
つまり、シュートの軌道が高いと、侵入角度が大きくなるためシュートが入りやすくなります。
しかし、シュートの軌道が高すぎると安定し続けることが困難となるため、平均的に45度になるように意識すると良いとされています。
シュートフォームを固定する
スリーポイントシュートを安定させるには「シュートフォームを固定する」が絶対条件です。
確かにシュートはコンディションによって、その調子が左右されることもあります。
バスケをやってきたことがある人は心当たりがあるのではないでしょうか。
日によって差がある中でも、出来るだけその差を小さくするには、シュートフォームの固定が必要です。
では、どのようなシュートフォームが良いのでしょうか。
基本的なシュートフォームというものは、ボールと肘・膝が一直線に来るようなフォームです。
足幅のスタンスは肩幅くらいの広さだと安定しやすくなります。
しかし、一番大事なことは「自分に合ったフォームであるか」ということです。
人によって、身体の構造・柔軟性などが違います。
基本的なシュートフォームを意識しつつ、練習によって自分に合ったシュートフォームを見つけることが大切です。
そのシュートフォームを繰り返し練習し、身体に定着させ、どんな試合状況でも同じフォームで打ち続けることが出来るようにしましょう。
手首のスナップを意識する
手首のスナップを意識することで、ボールに回転をかけることができて、シュートが安定します。
角度や方向を調整する時にも重要です。
手首のスナップを使う上で、ボールの持ち方は2種類あります。
1つ目が、指先だけでボールを支える持ち方です。
この持ち方は、ボールのコントロールが効きやすいと言われています。
2つ目が、手のひらにべったりと置く持ち方です。
この持ち方は、ボールに回転がかかりやすくなりリングに当たっても入ることも増えると言われています。
自分に合う方を見つけて、シュートフォームを固めて下さい。
フォロースルーを意識する
シュートフォームを固定した後は、シュートを放った後のフォロースルーが大切です。
フォロースルーはリングに対して真っ直ぐ向かうことで、シュートが安定します。
さらには、フォロースルーを意識することで、その前段階のシュートモーションも安定してきます。
シュートを打った後も気を抜かず、フォロースルーを意識して下さい。
下半身を使う意識
スリーポイントシュートに限らず、バスケのシュートは上半身だけでなく、下半身も意識することで、安定性UP&飛距離UPを図ることが出来ます。
下半身の力を上半身に伝えることが大切になります。
上半身だけでシュートを打ってしまうとシュートがブレるだけでなく、飛距離が飛ばなくなるので、距離が遠いスリーポイントシュートではエアーボールが多くなります。
膝の屈伸の力を上半身に伝えられるように意識して練習して下さい。
まとめ
今回は得点力UPのために必要なスリーポイントシュートのコツについて紹介しました。
スリーポイントシュートは得点力UPだけでなく、チームに流れを呼び込む、自分に相手ディフェンスを集中させて、仲間が動きやすくなるなど、良いところだらけです。
今回のコツを意識して、練習してみて下さい。
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