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【ゴルフ】シングルとは?平均スコアやプレーヤーの割合について紹介

ゴルフをやっているアマチュアなら間違いなく賞賛を集める言葉が「シングル」です。
シングルは上手いゴルファーであることの証。
でも正確にはどのような状態になったらシングルと名乗れるのでしょうか。
今回は、ゴルフのシングルについて解説。
シングルになれるゴルファーの割合もご紹介します。

【ゴルフ】シングルとは

ゴルフのシングルの定義はとてもシンプル。
ハンディキャップが一桁台のプレーヤーのことです。
一桁台ですから、ハンデが1〜9。
ただしこの簡単な定義の中にはいくつもの注釈が入ります。

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ハンディキャップとは

そもそもハンディキャップとは、技量の異なるプレーヤー同士がゴルフを楽しめるように、実力差に応じてつけるもの。一般的なパーである72をどれくらいオーバーするかという実力に応じて、決められます。
ごく単純化すると、平均100でラウンドできる人なら、100−72=28でハンデ28ということ。
ところが実際にはここまで単純ではありません。
“自称”ではなくシングルを名乗るためには、公式ハンデを取得する必要があるのです。
しかもこの公式ハンディキャップにも、各ゴルフコース独自のハンディキャップと、JGAハンディキャップが存在。特定のコース以外でもシングルを名乗るためには、一般的にはJGAハンディキャップを取得しなければなりません

JGAハンディキャップの取得方法

公式ハンデとなるJGAハンディキャップを取得するには、規定のゴルフの組織・団体に所属した上で、コースレーティングが設定されているゴルフ場で2014年1月以降にラウンドしたスコアカード5枚を所属団体に提出する必要があります。
規定の団体・組織は以下の通りです。

・JGA 加盟団体(8地区連盟)
・JGA 正会員(加盟ゴルフ倶楽部)
・JGA 個人会員・ジュニア会員
・都道府県ゴルフ競技団体
・(社) 日本パブリックゴルフ場事業協会加盟ゴルフ場
・JGAが認めた組織・団体

コースの会員になっている人の場合、そのコースがJGAに加盟していれば、コース独自のハンディキャップ=JGAハンディキャップとなります。
コースの会員になっていないし、JGAに加盟するのは面倒という場合でも、楽天GORAやGDOといったゴルフ場予約サイトを利用すれば簡単
これらの予約サイトもJGA加盟団体として扱われるため、スコアを提出すればサイトのアカウントを使ってJGAハンディキャップを取得することができるのです。

コースレーティングと平均スコア

注意が必要なのは、コースレーティングが設定されているゴルフ場でプレーするということ。
コースレーティングとはコースの難易度を示す数字です。
全国共通の規定を使って日本ゴルフ協会がコースごとに算出。数字が大きいほどコース難度は高いということになります。
ハンディキャップを決める際には、コースレーティングも加味して算出。
そのため平均スコアがそのままハンデとはならないのです。
例えば難易度の高いコースでラウンドをしている人の平均スコアが85だった場合。普通に計算すれば85-72=13でハンデは13となります。ところがコースレーティングを換算した結果、ハンデがシングル(9以下)となることも。
全ての認定コースを平均すればシングルになれる平均スコアは81以下となるはずですが、コースの難易度によっては86くらいでも可能性はあるのです。
なおJGAハンディキャップは、平均的なコースでのハンディキャップを算出するため、実際にコースに出るときは、コースの難易度に合わせて再計算し、そのコースでのハンデを決める必要があります。
そのため公式にはシングルの人が、あるコースではシングルにならないということもあるのです。

【ゴルフ】シングルプレーヤーの割合

誰からも上手いと褒められるシングルプレーヤー。そこまで到達できるゴルファーの割合はどれくらいなのでしょうか。

全ゴルファーに占める割合

プライベートハンデや自称シングルを除いた公式のシングルプレーヤーの割合は、JGAハンディキャップ所持者のデータから計算できます。
JGAハンディキャップ所持者は、全ゴルファーの約2%
そしてそのうちシングルの割合は約15%です。
つまりJGAハンディキャップのシングル保有者は、全体の2%のさらに15%で、約0.3%ということになります。
やはりシングルはかなり自慢できる称号だと言えそうです。

競技ゴルファーに占める割合

しかし全ゴルファーの中には打ちっぱなしなどがメインでそもそもシングルなど目指していない人が多いのも事実。
そこでかなりゴルフに打ち込み、本気で上達を目指している競技ゴルファーの中でシングルになれる割合も調べてみました。
そこそこコースに出ている人の中で、ハンディキャップが0〜9の人は4〜5%。頑張っているゴルファーのうち約20人に1人です。
ちなみにスコア70台で回る人は2%以下ですから、半数以上はぎりぎりシングルということになります。

競技年数

ゴルフは経験が重要なスポーツ。
70台・80台で回る人の60%以上が、ゴルフ歴21年超と言われています。
つまりシングルになるには時間も必要ということ。
他のスポーツのように「体力的にピークのうちに極めなければあとは落ちるだけ」ということもありません。
しかし経験が重要であるだけに、年数だけでなくとにかく多くラウンドすることが必須。
年間50〜100は回らないとシングルにはなれないと言われています。
つまり毎週末コースに出るということ。
かなりの難易度であるのは間違いありません。

まとめ

ゴルファー憧れの言葉であるシングル。
そこまで到達しても、平均スコアが落ちればすぐにシングル脱落となってしまいます。
さらにハンデ9〜6は両手シングルと呼ばれ、ハンデ5〜1の片手シングルを目指すのが一般的。そこまでいったら今度はハンデ0のスクラッチプレーヤーを目指すことになります。
その先にはスクラッチをさらに上回るプラスハンデも。
まことにゴルフ道は長く険しいのです。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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