最近は脳トレにつながる遊びとしても人気の麻雀。
昔は緊迫したギャンブルのイメージもありましたが、実は家族や友人同士で和気あいあいと楽しむこともできます。
そして実は麻雀は意外と敷居の低いゲーム。奥は深い一方で、簡単に始めることができるのです。
今回は、麻雀の始め方をご紹介。
必要な物やゲームのおおまかな流れを解説します。
【麻雀】必要な物
ネットゲームやスマホアプリでも麻雀は定番ですが、やはり実際に4人で卓を囲むのは楽しいもの。
いくつかの道具があれば始めることができます。
まずは絶対に必要なものをご紹介しましょう。
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麻雀牌
これがないと何も始まらないのが麻雀牌。
そもそもどこで買えばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
正解は、玩具専門店や、東急ハンズ、ロフト、ヨドバシカメラといった量販店のパーティーグッズ・ゲーム売り場など。トランプと同じ売り場によく並んでいます。
しかし実際に見にいくと種類が多く、値段もピンキリで何を買えば良いか迷うかもしれません。
価格帯的には3000円から1万円程度が一般的で、凝ったものは1万円以上というイメージ。あまり安いものは牌が小さいなど使いにくいこともあるため注意が必要です。
また枚数にも要注意。
麻雀牌は34種類の牌がそれぞれ4種ずつ、計136牌ですが、これは実は日本式の麻雀。中国麻雀は花牌という牌が加わって144牌、アメリカ麻雀はジョーカー牌などが加わって166牌となります。
ここでは136牌入りの日本式麻雀牌を買うようにしてください。
牌の材質は竹、象牙、牛骨など凝ったものもありますが、一般的なのは樹脂製。中でも多いのはユリア樹脂のものです。
最初はユリア樹脂製で高さが26mmから28mm程度、5000円前後のものを選んでおけば、ストレスなく使えるはずです。
なお多くの牌にはセットとして以下のようなものが入っています。
サイコロ
起家マーク
点棒
チップ
少なくともサイコロと点棒は必要不可欠ですから、最初はセット品を買うのがお勧めです。
麻雀マット
麻雀牌と共に必須と言えるのが麻雀マットです。
これがないとテーブルと牌が直接ぶつかって傷がつくことに。また騒音もかなりのものになってしまいます。
このマットは、巻いて保管するもの、分離して保管するもの、角だけ取り外せるものなど収納方法がさまざま。
また平らなマット部分の周囲には土手の部分がありますが、ここに点棒入れなどの機能が付いているものもあります。
麻雀卓
麻雀卓には手積み用のものや全自動卓がありますが、もちろん専門の麻雀卓を買う必要はありません。
ただし注意が必要なのはテーブルの大きさ。
麻雀卓として使えるテーブルの標準的な広さは一辺が70cmから80cmの正方形です。
これはマットサイズが60cmから70cmであるため。
長方形のテーブルでもできないことはありませんが、あまり遠いとやりにくくなります。
正方形のコタツを持っている人は、裏側が麻雀用になっている特製の天板だけ買うという方法も。自宅の事情に合わせて工夫してみてください。
どうしても卓やマットを用意できない場合には、トランプ型のカード麻雀を使う方法もあります。
【麻雀】ゲームの流れ
麻雀はまずおおまかな流れを覚えて、とにかくやってみるのがお勧め。
細かいルールはたくさんありますが、やりながら覚えていく方が理解しやすくなるはずです。
ゲームのおおまかな流れ
麻雀のゲームの流れは、ざっくり書くと以下のようになります。
親を決め、牌の山を積む(牌山)
各プレイヤーに牌を配る(配牌)
親から順に各自1枚ずつ手牌を補充して(ツモ)、1枚捨てるのを繰り返す
誰か1人の手牌に役ができたら1ゲーム終了。上がった人が得点を得る(和了)
親が2周した時点の得点で順位が確定
開始までの流れ
まずは親を一人、子を三人決め、席につきます。
親の決め方や席の決め方にもルールがありますが、まずは適当でもOK。
次に裏向きにした牌をよく混ぜて2階建ての列(牌山)に並べていき、サイコロで出た目に合わせたところから各プレイヤーに13枚の麻雀牌を配ります。
1ゲームの流れ
自分に配られた牌を見て、どのような役を目指すか考えます。
プレーは親から順の反時計回り。
牌山から1枚取り(ツモ)、不要な1枚捨て(打牌)ます。
打牌した牌は他のプレイヤーに見えるように公開。
この「ツモって捨てる」行為を繰り返して、役が一番早く揃ったら上がり(和了)、得点をゲットします。
「役」とはポーカーのフルハウスやストレートのようなもの。難しい役だと得点は高くなりますが、1ゲームの勝者はあくまでも最も早く上がった人です。
基本的に誰か一人が上がったら1ゲーム(局)は終了。ただし誰も上がらずに牌山がなくなることもよくあります。
終了
麻雀は上記の1ゲーム(局)を繰り返していくゲーム。
親が負けると、反時計回りに親の役を回していきます。
親が2周(半荘)したら終了。その時点の得点によって順位が決まります。
まとめ
山から牌を引いては不要な牌を捨て、役を作っていく麻雀は、ポーカーに少し似ているゲーム。
今回は始めるために必要なものとおおまかな流れをご紹介しました。
実際に楽しむためにはもう少し細かなルールを知るべきですが、アプリの麻雀ゲームなどをプレーしてみればすぐに理解できるはずです。
また経験者に教えてもらいながら基本ルールを覚えるのもお勧め。
それぞれの役の得点計算法を覚え、勝ち方のコツが分かってくる頃には、初心者の方もすっかりハマってしまうかもしれません。
楽しい頭脳ゲームの麻雀にぜひ挑戦してみてください。
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