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【ミッドフィルダー】役割や種類を調査!必要な適正とは?

サッカーのポジションの一つがミッドフィルダー。

その名の通り、フィールドの中間に位置するポジションです。

中心だけにその役割は非常に多く、また同じミッドフィルダーの中にも大きく役割の異なるポジションが存在します。

今回は、ミッドフィルダーの役割や種類をご紹介。

どのような適性が必要なのかも解説します。

【ミッドフィルダー】役割

【ミッドフィルダー】役割や種類を調査!必要な適正とは?①

ミッドフィルダーに求められる役割は多種多様。

ゴールキーパー以外のサッカー選手に求められるすべてを担っている」とも言われています。

では具体的にはどのような役割があるのでしょうか。

ボールを運ぶ

組織的にボールを前線へと運ぶビルドアップでミッドフィルダーは中心的な役割を担います。

ディフェンダーやフォワードと連携しながら、より相手ゴールにボールを近づけるのが大切な役割。

このボール運びはどのようにゴールに結びつけるかというゲームメイクの肝となる部分であり、中央に位置するミッドフィルダーがその役割を任されることが多くなります。

ラストパスを出す

前に運ぶだけでなく、ゴールを奪うフォワードに最後のパスを出すのがミッドフィルダーの重要な仕事。

相手のミッドフィルダーやディフェンスを切り崩してチャンスを作らなければなりません。

シュートを打つ

フォワードに任せるだけでなく、積極的にミドルシュートを放つのもミッドフィルダーの役割。

特にフォワードのマークが厳しい場合には積極的にスペースを見つけて自らゴールを狙う必要があります。

相手のゲームメイクを阻止する

中盤でゲームメイクをするのは相手のミッドフィルダーも同じ。

ミッドフィルダーは相手のミッドフィルダーをマークし、自由に動けないようにする必要があります。

こちらのゲームメイクをしつつ相手のゲームメイクを阻止するのです。

指示を出す

近年ではディフェンダーが後ろから指示を出すことも増えていますが、攻守どちらの場面でもバランス良く状況判断できるのはミッドフィルダーの位置。

そのためミッドフィルダーが司令塔の役割を担っているチームもたくさんあります。

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【サイドバック】役割や特性を調査!どんな適性が必要なの?
【センターバック】役割や重要なポイントについて徹底調査!

【ミッドフィルダー】種類

【ミッドフィルダー】役割や種類を調査!必要な適正とは?②

ひとくくりにミッドフィルダーといっても、そのポジションはいくつかあり、求められる役割にも大きな差があります。

それぞれのポジションにはどのような特徴があるのでしょうか。

オフェンシブハーフ

「攻撃的ミッドフィルダー」、「トップ下」とも呼ばれるオフェンシブハーフは、ミッドフィルダーの中でも前方に位置するポジション

オフェンシブという名の通り攻撃の要になる役割で、派手な動きで走り回りながら相手ディフェンスを切り崩す、サッカーの花形ポジションです。

フォワードのサポートをしてラストパスを出す、または自ら得点するなどの役割が求められます。

ディフェンシブハーフ

「守備的ミッドフィルダー」、「ボランチ」とも呼ばれるディフェンシブハーフはミッドフィルダーの中でも後方に位置するポジションです。

ボランチとは「ハンドル」という意味で、その名の通り攻守に渡ってチームをコントロールし、ゲームメイクするポジションになります。

フィールド中央に位置するため、前後左右からボールを奪いに来る相手を常に観察し、素早くパスやドリブルで切り抜けることが重要。

戦術によってはダブルボランチとして、2人で得意分野を分担することもあります。

サイドハーフ

「ウイング」とも呼ばれるサイドハーフはフィールドの左右に位置するミッドフィルダーです。

攻撃時にはサイドを仕掛けてクロスを上げるほか、自ら中に切り込んでシュートを放つことも。

またサイドバックがオーバーラップして攻撃に参加しているときにはそのサポートに回り、ディフェンスラインまで下がることもあります。

サイドバックと共に前後に大きく走り続けるポジション。

近年のサッカーは組織的なディフェンスが確立して中央からの切り崩しが難しくなっているため、役割の重要性が増しているポジションの1つです。

【ミッドフィルダー】必要な適正

【ミッドフィルダー】役割や種類を調査!必要な適正とは?③

ミッドフィルダーは多くの役割を任せられるポジション。

そのため「これだけ得意なら良い」という適性があるわけではありません。

しかしその中でも特に必要なスキルがあります。

ボールキープ力

ミッドフィルダーの大きな役割が、ビルドアップ時にディフェンダーから渡されたボールを奪われずに前につなげること。

トラップ、ドリブル、パスの技術を磨くことで、相手にボールを奪われないボールキープ力を高める必要があります。

サッカーIQ

中盤でゲームメイクをするミッドフィルダーには戦況を読み取る力や戦術を瞬時にチョイスできる判断力といったサッカーIQが必要。

これがなければチーム全体が単調な攻撃ばかり仕掛けて相手に動きを読まれることになってしまいます。

周囲との連携

ミッドフィルダーは攻撃にも守備にも参加するポジション。

パスをつなぐ、味方にマークを受け渡すなど、チームで連携して行うプレーに多く関わります。

そのため周囲とうまくコミュニケーションが取れる資質も重要。

司令塔ならなおさら連携力が重要になります。

まとめ

戦術によってさまざまな役割が与えられるミッドフィルダーは、総合的にサッカーが上手い選手が任されるポジション。

一方で近年は他のポジションの役割も増え、「全てのポジションがミッドフィルダー的になっている」とも言われています。

しかしその中でもフィールドの中心に立つミッドフィルダーの重要度は今後も変わらないのではないでしょうか。

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