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【ヨガ】歴史(発祥・起源~現在)を解説!広まった背景もご紹介!

2019年にコロナが流行した背景から、「おうち時間を楽しんだり運動不足解消のためにヨガを始めてみた」という方もいるのではないでしょうか?

スタジオに通わなくても、おうちでできるヨガは20代女性を中心に人気のフィットネスです。コロナ禍になってからはより手軽に始められるようなイメージがありますよね。

そんな私たちの身近にあるヨガですが、歴史をあなたは知っていますか?

ここではヨガの歴史を知りたいという方に向けて、起源から現在に至るまでの変遷やヨガが世界中に広まった背景までご紹介していきましょう!

ヨガとは?

ヨガとは、「呼吸法、瞑想、ポーズ」によって心身のバランスを整える修行法です。

ダイエットやデトックスなどの健康法としてのイメージが強いヨガなので、「ヨガって修行法なの!?」と驚いた方もいるかもしれません。

そもそも、ヨガの目的は体の健康ではなく、心の健康を重視しています。つまり、ダイエットなどの効果はただの副産物に過ぎないという考え方です。

「それじゃあ、どうやって今みたいなヨガになったんだろう?」と疑問に思いますよね。

そこで、次からヨガの歴史を詳しく見ていきましょう!

ヨガの歴史について

起源となる発祥地はどこ?

ヨガには私たちが思っているよりもはるかに長い歴史があります。

起源となる発祥地は紀元前2500年頃のインドだと言われていますが、はっきりとしたことは分かっていません。

ただ、ヨガの代表的なポーズである瞑想の像が、インダス文明として栄えていた遺跡の出土品として発見されたため、この時代が起源とされる説が濃厚です。

こんなにも昔から存在していたのには驚いてしまいますね。果てしなく長い歴史にロマンも感じるのではないでしょうか?

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現代に至るまでのヨガの変遷

ヨガには長い歴史があったわけですが、はたしてどのような広がりを見せてきたのでしょうか?

それでは、ヨガの変遷を一緒にたどっていきましょう!

紀元前300年頃

紀元前300年頃、古代インドにおける哲学の聖典 『ウパニシャッド』が編纂されました。

そのひとつに『カタ・ウパニシャッド』という話があり、瞑想を修行法とする内容が記載されています。

ヨガに関連する記述としては最も古い文献です。

この頃には「カルマヨガ」「バクティーヨガ」「ジシャーニャヨガ」「アージャヨガ」といった古代4大ヨガが誕生しました。

400年頃

400年頃にヨガの体系的な教えが編纂された『ヨーガ・スートラ』は、実践法が記載されているヨガの教典です。

ガの哲学や歴史を学ぶ上で基礎とされている教典でもあるので、興味のある方は覚えておくといいでしょう。

1300年頃

これまで瞑想することによる精神的な考えが中心だったヨガは、1300年頃に誕生した「ハタ・ヨガ」によって現在のヨガと近くなります。

「ハタ・ヨガ」とは、呼吸法を行いながらポーズを取ることで精神を整えるヨガの流派のこと。また、現在イメージしているヨガの原型となったものとされています。

ここでやっと現在のヨガのイメージには欠かせない「ポーズ」が出てきましたね。

1600年頃

ハタヨガの解説本とも言える『ハタヨガ・プラディーピカー』が、1600年頃にスヴァートマーラーマによって編纂されました。

ここで解説されている内容こそ、ヨガをより理解しやすくするためのものであり、現代ヨガへと繋がるきっかけにもなったと思われます。

1920年代

1920年代になると、インドにてヨガの科学的根拠を示す研究が始まります。

つまり、瞑想法と呼吸法を取り入れたポーズは、「健康法として良い」という裏付けを取るための研究です。

たしかにヨガにはダイエットやデトックス、スタイルアップなどの良い効果があることは知っていますよね。

ただ、化学的な根拠までは考えたことはあまりないのではないでしょうか?

そう考えると、ヨガがフィットネスとして人気になったのも頷けますね。

1970年代

今まで思想家による修行法としてのイメージが強かったヨガでしたが、1970年代に第1次ヨガブームが到来します。

意識革命を目指した文化運動であるヒッピー運動が若者の間で広まる中、ヨガによる瞑想法も取り入れられるように。

第1次ヨガブームは日本も含めて世界中で巻き起こりました。また、新しい種類のヨガが次々と誕生していったのもこの頃です。

1990年代

ヨガの認知度が高まった後の1990年代、第2次ヨガブーム の到来です。

健康ブームでもあった当時は、健康法として科学的根拠が示されているヨガに関心が向かいました。

それ以降、瞑想法による修行的な要素ではなく、たくさんのポーズを取るエクササイズのイメージがつくように。

2000年以降のヨガについて

2000年代以降は、ダイエットなどの効果があるとして女性の間で人気のフィットネスへと変貌を遂げました。

そして、さまざまな種類のヨガが誕生したことにより、年齢に捉われずに自分に合った難易度のヨガを個人で楽しめるようにも。

まとめ

今回の記事では歴史をたどることによって、世間一般にイメージするヨガへの変遷が明らかになったと思います。

最初こそ修行法として知られていたヨガですが、さまざまな変化を経て世界中に親しまれるようになったのは、意外と最近だということに気がついたのではないでしょうか?

歴史を知ることで、もっとヨガに興味を持っていただけたら嬉しいです!

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ごとうあきら

ごとうあきら

スポーツ好き主婦ライター

「野球」「サッカー」「テニス」「バレーボール」など、スポーツ全般が好きです。子どもにも運動好きになってほしいと思い、習い事はスポーツ系を選びました。主婦目線でスポーツの魅力を伝えていきたいと思っています!

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