スポーツ好きの中には定期購読している人も多いスポーツ雑誌。
日本には総合スポーツ誌から専門的なスポーツ誌まで、多くのスポーツ雑誌があります。
それぞれの雑誌にはどのような特徴があるのでしょうか。
今回は、人気のスポーツ雑誌をご紹介します。
【スポーツ雑誌】人気一覧 総合スポーツ誌
まずは、幅広いスポーツを扱っている雑誌から。
数は多くありませんが、多くの人に支持されています。
ナンバー
Sports Graphic Number（スポーツ グラフィック ナンバー）は、1980年4月に創刊されたスポーツ総合誌。
アメリカのスポーツ週刊誌「スポーツ・イラストレイテッド」を手本にスタートした、観戦者向けのスポーツ全般を扱う雑誌です。
特徴はノンフィクションの手法でアスリートの内面に迫るスタイル。筆者の存在感が際立つ文体となっています。
出版社は文藝春秋。発売日は隔週木曜日で、発行部数は12万7500部です。
公式解説
プロ野球、ＭＬＢ、サッカーのメジャースポーツから、モータースポーツ、格闘技、アドベンチャーに至るまで、スポーツの本来の魅力、人間の奥深さを余すとこなく伝える総合スポーツ誌。
大胆なビジュアルや、独自の視点で展開される内容は創刊以来30年に渡るキャリアから培ったもの。
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ターザン
Tarzan（ターザン）は幅広い読者をターゲットに、健康的なライフスタイルを提案する雑誌です。
出版社はマガジンハウス。1986年3月創刊の長寿雑誌です。
発売日は第2・4木曜日。発行部数は13万6130部で、読者は男性が7割、女性が3割となっています。
公式解説
「快適なんて簡単だ」をテーマに、健康的かつ行動的な30代に贈るライフマガジン。フィットネス、スポーツ、アウトドア、車、ファッション、グルーミングなどの情報を深く楽しく分かりやすく提供する。
【スポーツ雑誌】人気一覧 専門スポーツ誌
スポーツ雑誌の主流はこちら。
それぞれの競技を専門的に扱う雑誌で、愛好家にとってはたまらない深い内容となっています。
週刊ベースボール
週刊ベースボールは1958年創刊の野球専門週刊誌。
前身の「ベースボールマガジン」は1946年創刊という老舗中の老舗です。
歴代のプロ野球選手の中にも愛読者が多く、週刊ベースボールの表紙になることは大きなステータスとなっています。
発行はベースボール・マガジン社。発売日は毎週水曜で、発行部数は28万部です。
公式解説
野球ファンを対象に、注目されている野球界の話題に関する記事や連載を始めコラムや日本国外のプロ野球リーグに関する情報などが掲載されている。
また野球雑誌は各球団の専門誌が充実しているのも特徴。
「月刊ジャイアンツ」や「月刊タイガース」、「月刊ドラゴンズ」などが人気を集めています。
サッカーダイジェスト
サッカーダイジェストは日本と世界のサッカー情報を知ることができるサッカー総合誌。
1978年に月刊としてスタートし、隔週刊化、週刊化を経て、現在は月2回刊行になっています。
発行は日本スポーツ企画出版社。毎月第2・4木曜日発売で、発行部数は15万部となっています。
公式解説
日本代表・Jリーグを中心にサッカー界の「今」を深く追求。さらに世界各国の話題と情報も提供。
なおサッカー雑誌では1966年創刊の老舗「サッカーマガジン」も人気。
こちらは月刊誌でしたが、現在は偶数月24日発売の隔月刊誌となっています。
ゴルフダイジェスト
ゴルフダイジェストは週刊誌と月刊誌があるゴルフ専門雑誌。
ゴルフのテクニック紹介だけでなく、ゴルフに関するエピソードや役立つ情報も満載でビジネスマンにもファンが多く、公共スペースのロビーなどでもよく見かける雑誌となっています。
出版はゴルフダイジェスト社。月刊誌の創刊は1961年8月、週刊誌の創刊は1972年7月で、発売日は月刊誌が毎月21日、週刊誌が毎週火曜日となっています。
発行部数は、週刊が12万6670部で、月刊は13万5147部。
公式解説（月刊）
読者主義を貫く、創刊50年を超す総合ゴルフ月刊誌。
わかりやすいレッスンやメーカーにこびないギア評価など読者の信頼は厚い。1冊で10回ゴルフに行った気分になれる。
公式解説（週刊）
ゴルフ初心者・未経験者にとっても楽しめるビジネスマン向けゴルフ雑誌。
わかりやすい技術解説から、ゴルフにまつわるユーモアやウィットに富んだ話題を豊富に掲載。
ゴルフ雑誌には他にも「ゴルフトゥデイ」「EVEN（イーブン）」「アルバトロスビュー」など人気の雑誌がたくさんあります。
サイクルスポーツ
Cycle Sports（サイクルスポーツ）はスポーツ自転車の総合誌。
ロードバイクやマウンテンバイクなどの情報満載で、特に自転車ジャーナリストやプロライダーによる試乗、パーツやアクセサリー類のテストレポートは信頼を集めています。
発行は八重洲出版。毎月20日発売で、発行部数は20万部です。
公式解説
CYCLE SPORTSは日本でいちばん売れている自転車専門誌。ロードバイク、MTBをメインに、自転車の世界の流れをいち早く、そして深く読者にお届けします。
ランナーズ
ランナーズは日本最大級のランニングポータルサイト「ランネット」を運営するアールビーズ社が出版しているランニング専門月刊誌。
マラソン初心者からベテランまで万人向けで、ランネットのコミュニティを活用した体験談を多く読めるのが特徴となっています。
発行部数は27万部で、ランニング情報誌では1位。毎月22日発売となっています。
公式解説
1976年創刊のランニング専門誌。日本初のランニング専用誌として誕生以来、市民ランニングの足跡と発展を伝え続けてきた唯一の媒体。
まとめ
今回ご紹介したものの他にも、卓球専門誌、バドミントン専門誌、テニス専門誌、競馬専門誌、格闘技専門誌、プロレス専門誌などなど、非常に多くの種類があるスポーツ雑誌。
しかし近年は出版不況で雑誌の発行部数が大幅に減り、休刊も相次いでいます。
スポーツ文化を支えてきたスポーツの総合誌や専門誌。
今後も続いていくよう、応援したいものです。
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