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ソフトボールの歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】

ソフトボールはアメリカの発祥で、野球から派生したスポーツです。

女性を中心に幅広い年齢層から親しまれ、生涯を通して楽しめるスポーツとしても知られています。

ソフトボールの日本代表は国際大会で優勝するなどして、毎回感動を与えてくれているので、メディアで見たことがある方も多いでしょう。

ソフトボールのルールや歴史、野球との違いを知ればもっとソフトボールを楽しめるはずです。

今回はソフトボールの歴史やルール、世界から見た日本のソフトボールの強さについて解説します。

ソフトボールの起源・歴史について

ソフトボールの起源は1887年で、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴのファラガット・ボートクラブで、ジョージ・ハンコックが考案したと言われています。

冬季の野球の練習を体育館でするために発明したとされ、当時は「インドアベースボール」や「プレイグラウンドボール」と言われていました。

その後、1926年にコロラド州で正式に「ソフトボール」という名前が考案され、1933年に「アマチュア・ソフトボール協会」が設立。

アマチュア・ソフトボール協会が尽力したことで「ソフトボール合同委員会」が立ち上がり、1934年には標準ルールが定められます。

上記がソフトボールの起源ですが、「インドアベースボール」として親しまれていた時代は他の呼び方の類似スポーツがたくさんあり、どのスポーツでもアンダーハンド方式が採用されていました。

ちなみに、野球もアンダーハンド方式を採用していた時代があるので、遡ればソフトボールは野球の原型とも言えるでしょう。

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【ソフトボール】歴史をひも解く!〇〇から派生したスポーツに迫る!

日本におけるソフトボールの歴史について

日本でソフトボールが始まったのは1921年とされています。東京高等師範学校の大谷武一教授がアメリカ留学で見たソフトボールを、学校の授業の一貫で紹介したことがきっかけです。

以降、1927年に正式に体育の授業で取り入れるようになり、1946年には日本初の女子ソフトボール大会が開催されました。

1949年には日本ソフトボール協会(JSA)が設立され、同年に公式大会が開催されました。

ちなみに、ソフトボールは女子の競技としての認知度が高いですが、男子ソフトボールの大会も1955年から正式に開催されています。

ソフトボールと関連のあるスポーツ・派生したスポーツ

ソフトボールは野球から派生したスポーツであり、ソフトボールから派生したスポーツはありません。

先述にあるように、元々は冬季の野球の練習でソフトボールの原型が誕生しました。

「ソフトボール」と正式に名付けられるまでは様々な類似スポーツがありましたが、それらも全て野球から派生したスポーツとされています。

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野球の歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】

ソフトボールの競技人口について

ソフトボール単体での競技人口(世界)は正式に発表されていませんが、野球と合わせた競技人口は2020年時点で6500万人を超えると言われています。

ですが、ソフトボールの競技人口は減少傾向にあり、日本国内における競技人口は約17万人で、2013年度の競技人口18万人と比較しても減少傾向にあります。

ソフトボールのルールについて

ソフトボールは大きく分けて「ファストピッチルール」と「スローピッチルール」の2種類があり、公式大会はファストピッチルールで行われます。後者のスローピッチルールは、アメリカなどでレクリエーションとして楽しむために採用されています。

ここではファストピッチルールの主なルールについて紹介していきますが、大きな点はウィンドミル投法と呼ばれるピッチングで、腕を一回転させて下から投球すること。

この時、腕は体側線を通過しなければならないというルールが定められています。

その他に野球のルールとの大きな違いは下記の通りです。

・7イニング制
・スターティングメンバーは、交代した後も打順に復帰できる
・マウンドがない
・塁間が野球の3分の2

細かいルールは他にもたくさんありますが、上記が野球と大きく異なる点です。

これらのルールを知っているだけでも、今後のソフトボール観戦が楽しくなるのではないでしょうか。

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【ソフトボール】ルールは簡単!初心者でも分かるように徹底解説!

ソフトボールの国際的な大会について

ソフトボールの主な国際大会は「世界選手権」「ワールドゲームズ」「オリンピック」があります。

初めて開催された国際大会は1965年の「世界女子ソフトボール大会」で、2010年まではオリンピック同様4年に1回、2010年以降は2年に1回のペースで開催されています。

その次に、1981年にワールドゲームズが開催。

男女2種目の開催となり、オリンピック競技から除外された翌年の2009年と2013年には女子ソフトボールが公開種目として行われました。2022年は男女2種目の競技が行われる予定です。

世界から見た日本ソフトボールの強さのレベル

世界から見たソフトボールの強さは、男女ともに世界トップレベルの成績を残しています。

女子ソフトボールは東京2020オリンピックの優勝が世界ランキングに反映し、アメリカを抜いて1位となりました。

男子ソフトボールも2021年7月時点で世界ランキング1位に輝いており、男女共に日本がトップを走ります。

今後も世界の強豪国相手に実力を発揮していってほしいです。

まとめ

ソフトボールの競技人口は減少していますが、東京オリンピック2020での女子ソフトボールの活躍により、感動を与えてくれたのは確かです。

後はより多くの人に、ソフトボールという競技を知ってもらい楽しんでもらうことが、競技人口増加に繋がるでしょう。

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