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【スクリーンアウト】練習方法と2つのコツを徹底調査!

バスケットボールの主なスキルとして「シュート」「パス」「ドリブル」「ディフェンス」「リバウンド」などがあります。

その中でも「シュート」「パス」「ドリブル」「ディフェンス」はイメージしやすいのですが、「リバウンドって何?」という人もいるのではないでしょうか。

リバウンドはシュートが落ちたときにそのボールを確保するスキルのことを指します。

ディフェンスのときに行うのが「ディフェンスリバウンド」、オフェンスのときに行うのが「オフェンスリバウンド」と呼ばれ、プロバスケになるとどれくらいリバウンドを取ったかを記録するくらい重要視されています。

リバウンドの時に必要とされるスキルが「スクリーンアウト」というものです。

「リバウンド」は聞いたことがあっても「スクリーンアウト」を知らないという人も多いのではないでしょうか。

今回はその「スクリーンアウト」について解説していきます。

スクリーンアウトについて

スクリーンアウトとはどういうプレーなのでしょうか。

詳しく紹介します。

スクリーンアウトはどういうプレー?

スクリーンアウトは先述した通り、リバウンドを取る時に必要なプレーの1つです。

リバウンドは自分だけでなく、相手選手も取ろうと動いてきます。

そのとき、相手よりもより優位な場所(ボールが落ちてくる場所)にいることで、ボールを確保しやすくなります。

そこで必要となるのが、スクリーンアウトです。

スクリーンアウトはゴールと相手の間に入り、自分が壁となることで、相手をゴール近くへ寄せ付けなくする、つまり相手にリバウンドを取らせなくするプレーです。

これをしないと相手は簡単にゴール付近に寄ることができ、リバウンドを取られてしまうことが増えてしまいます。

このプレーはリバウンドを確保するインサイドプレイヤーだけでなく、アウトサイドプレイヤーも必要です。

リバウンドの重要性

バスケットボールの平均シュート成功率は40~50%くらいで、スリーポイントに至っては30%くらいとされています。

つまり、50~70%くらいはシュートが外れるということです。

そのため、シュートが外れたボールを確保するリバウンドを取れるかどうかは、試合を左右するほど重要になります。

スクリーンアウトのコツ

ではスクリーンアウトのコツについて紹介していきます。

相手よりも身体を前にする

スクリーンアウトでは相手をゴールの近くに入れないことが大切です。

そのためには相手よりも身体をゴールに近いところに持っていく必要があります。

シュートが打たれた瞬間に自分のマークマンの前に足を出し、身体を前に持っていきます。

そうすることで自分の身体が壁となり、相手選手がゴール付近へ行けなくなります。

自分がボールを取ることも大事ですが、相手に取らせないようにするのも戦略の1つです。

相手に身体を密着させる

相手よりも前に身体を持っていき、ゴールを向くということは相手に背中を向けていることになります。

そうすると、前を向くことになるため、相手を視野に入れておくことが出来ません。

その状態だと相手もボールを取りに行こうと必死になっているため、その場からリバウンドを取ろうと動いてきます。

そのときに必要なコツが「相手に自分の身体を密着させる」という動きです。

身体を密着させることで、相手が離れた場合、すぐに察知することが出来ます。

さらには、身体の感覚を使って相手が左右どちらに移動したのかを見極めることも可能です。

それに合わせて自分も移動することで、常にスクリーンアウトをかけ続けることが出来るのです。

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スクリーンアウトの練習方法

次にスクリーンアウトの練習方法について紹介していきます。

センターサークルボール取り

スクリーンアウトで最も重要なことは自分の身体が相手の壁になり続けることです。

そのためには相手の動きに合わせて自分も動く必要があります。

この練習方法はそのような場合に役立ちます。

①2人1組になり、オフェンス側とディフェンス側に分かれる。

②センターサークルの真ん中にボールを置いて、ディフェンス側が内側、オフェンス側が外側に立つ

③合図と同時に、オフェンス側は真ん中に置いてあるボールに触れるように動く。

④ディフェンス側はオフェンス側の動きをスクリーンアウトで抑えて、ボールに触れられないようにする。

⑤5秒間オフェンス側がボールに触れられなければ、ディフェンス側の勝利(スクリーンアウト成功)。

こちらの秒数は何秒でも良いのですが、シュートが打たれてリバウンドする前に3~5秒はかかるため、最低でも5秒以上にするようにして下さい。

この練習は、スクリーンアウトをかける練習だけでなく、相手のスクリーンアウトを避ける練習にもなるため、とても効果的です。

ただ、この練習ではボールが下に置いてあるため、実際にシュートを打つ、もしくはわざとリングにボールを当ててからスタートするなど、試合の状況に近い練習へ発展させていくことも大切です。

まとめ

今回はリバウンドの要である「スクリーンアウト」の練習方法とコツについて紹介しました。

リバウンドを制するものはゲームを制す」と漫画スラムダンクでも赤木剛憲が言っていたように、リバウンドを相手よりも多く取ることで試合を有利に進めることが出来ます。

そのため、リバウンドを取りやすくなるスクリーンアウトのスキルを身につけることはとても重要になります。

ぜひ、この練習でスクリーンアウトのスキルを向上させてみてください。

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トシ

トシ

医療資格のあるスポーツ大好きズッコケ隊長

初めまして、大阪出身ズッコケ隊長のトシです!鍼灸師やアスレティックトレーナーの資格など保有しており、リハビリや健康・ダイエット指導をしております!スポーツは中学から「バスケットボール」をやっておりました!関西人の個性を活かして、おもしろおかしく楽しい記事をお届けしていきます!

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