バスケについてよく知らない人でも「ダンクシュート」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
バスケをやっている人であれば、一度はやってみたいと思ったことがあるはずです。
しかし、いざやろうとしても中々簡単に出来ないのが現状です。
今回はそんなダンクシュートについて詳しく解説していきます。
バスケのダンクってなに？
まず、バスケのダンクとは「ゴールに向かってジャンプして、リングの上から直接ボールを叩き込むシュート」のことです。
つまり、他のシュートとは違って、直接リングに叩き込むため、外すことが少ないシュートです。
そのため、ダンクが出来る人は積極的にダンクを取り入れます。
さらには、ダンクシュートはその勢いから会場が盛り上がり、相手に傾いた流れを一気に取り戻すことも出来ます。
観客を盛り上げる必要がある日本プロバスケットボールやNBAでは、パフォーマンスとして、行われることもあります。
ダンクができるようになるためのコツ
では、ダンクが出来るようになるためにはどうすれば良いのでしょうか。
もちろん、簡単に出来るようになるわけではありません。
地道なトレーニングが必要になります。
しかし、いざ出来るようになれば、明日から注目の的になることは間違いないでしょう。
ダンクが出来るようになるためのコツを紹介していきます。
ジャンプ力を上げる
ダンクシュートをするためには、ボールをリングよりも高く上げる必要があります。
バスケットボールのリングの高さは、一般公式サイズだと305cm、ミニバスサイズだと260cmと定められています。
つまり、ダンクシュートをするには305cmに手が届くということが必須条件です。
厳密には、手が届くだけでダンクシュートができないため、最低でも手首、しっかりとダンクするには肘くらいまでリングに届く必要があります。
仮に180cmの人が手を上げると、肘が頭の高さくらいにくるため、しっかりとダンクシュートをするためには、120cmくらい飛ばなければなりません。
軽くダンクするだけでも90〜100cmはジャンプする必要があります。
そのためダンクシュートをするための条件として、「ジャンプ力」は必須です。
ジャンプ力UPには下半身の筋力UPが重要です。
下半身の中でも、「ふくらはぎ」「太もも前後」「臀部」のトレーニングが必要になります。
その部位を、しっかりとトレーニングできる方法で代表的なものが「スクワット」です。
スクワットもたくさんの種類があるので、まずは基本のスクワットからトレーニングを始めて、徐々に負荷を増やしていきましょう。
瞬発力UPを同時に図ると、より効果的です。
体幹の筋力UP
ダンクをするためには体幹の筋力UPも重要です。
下半身の筋力UPにより、ジャンプ力が向上しても、上半身が安定しないとしっかりとダンクが出来ません。
さらには、体幹の筋力UPはジャンプ力向上にも繋がると言われています。
体幹の中でも、特に「背筋力」が重要です。
「デッドリフト」というトレーニングで背筋力UPを試みて下さい。
ジャンプのタイミングを掴む
ジャンプは地面の反発を利用することで、高く飛ぶことが出来ます。
つまり、ただ筋力UPのトレーニングをするだけでは、地面の反発を利用することが出来ず、高くジャンプをすることが出来ません。
そのため、筋力トレーニングを行いながら、並行して、実際にリングに向かってジャンプをする練習をして下さい。
自分に合ったジャンプのタイミングを身体に馴染ませることができれば、自然にジャンプ力が上がり、ダンクが出来るようになります。
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ダンクの種類を知ろう
「ダンク」はたくさんのバリエーションがあります。
どんなダンクがあるのか、代表的なものを紹介していきます。
ワンハンドダンク
ワンハンドダンクは一般的に知られているダンクで、ボールを片手で持って行うダンクのことです。
まずはこのダンクから練習すると良いでしょう。
ボスハンドダンク
ボスハンドダンクはその名の通り、両手で持って行うダンクのことです。
両手で持っているため、相手にカットされにくく、より確実にリングに叩き込むことが出来ます。
リバースダンク
リバースダンクはリングを背にしてダンクをすることです。
リングの高さの感覚を掴んでおく必要があります。
（スリーシックスティ）
360°（スリーシックスティ）は空中で身体を一回転させてダンクを行います。
ジャンプ力だけでなく、体幹の安定性がとても重要です。
リバース・360°（スリーシックスティ）
リバース・360°（スリーシックスティ）は360°（スリーシックスティ）と逆回りでダンクすることです。
2000年のNBAダンクコンテストで、ビンス・カーターが使用して話題になりました。
レーンアップ
レーンアップはフリースローラインから踏み切ってダンクをすることです。
ダンクコンテストで、バスケの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダンが使用して話題になりました。
トマホークダンク
トマホークダンクは頭の後ろにボールを持っていってからダンクをすることです。
漫画「スラムダンク」の赤木が行う「ゴリラダンク」はこのダンクだと言われています。
アリウープ
アリウープは空中でパスをもらって、そのまま着地をせずにダンクをすることです。
パスをする側、パスをもらう側の息を合わせて行う必要があり、難易度はかなり高いですが、NBAでは頻繁に見られ、会場が大盛り上がりを見せるダンクの一つです。
まとめ
今回はみんなの憧れであるダンクについて解説しました。
地道にトレーニングを続ければ、あなたも出来るようになるかも知れません。
是非とも、ダンクが出来るようになって、注目の的になってみて下さい。
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