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【けん玉】上達するコツは11!初心者が意識したいポイントも紹介!

けん玉は技がカッコいいということで近年海外でも話題。
実は全国統一ルールがあり、生涯楽しめるスポーツ競技としても根強い人気を誇っています。
ではけん玉を始めるとき、最初はどんなポイントを意識すれば良いのでしょうか?
今回はけん玉上達のためのポイントを解説。
けん玉選びから持ち方、基本的な技のポイントまで、覚えておきたいコツを分かりやすくご紹介します。
ぜひ参考にしてけん玉上級者を目指してください。

【けん玉】選び方と調整のポイント

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けん玉で技に挑戦するなら、まずは使いやすいけん玉を選び、調整をするのが大切なポイント
これに気づかずに練習をすると、「けん玉は難しい」と思うことになりがちです。

けん玉のコツ1:けん玉の種類

一口にけん玉と言っても、実はさまざまな種類があります。

・お土産で売っている民芸品けん玉
・日本けん玉協会公認の競技用けん玉
・パフォーマンスが目的のエクストリーム用けん玉

民芸品は木製がほとんどで、見た目が良いのが特徴。ただし技を成功させるのはとても難しくなります
競技用けん玉も木製が一般的。ただし材質やバランス、糸を取り付ける穴の位置、皿のふちと滑り止めの丸みなどにこだわっていて、圧倒的に技がやりやすいのです。競技用けん玉には「日本けん玉協会」の認定マークが付いています。
エクストリーム用けん玉は別名「ストリートけん玉」。玉の滑りを抑えたタイプや、プラスチックの軽量タイプ、コーティングでグリップ力を高めたタイプなど、挑戦したい技やプレースタイルに合わせて選ぶことができます。

初心者が選ぶべきは?

初心者が技に挑戦するときは、競技用けん玉かエクストリーム用けん玉がお勧めです。
ただしエクストリーム用けん玉の中には、日本けん玉協会の級位や段位の認定会には使用できないモデルもありますから、級位にも挑戦したい人は、注意してください。

けん玉のコツ2:糸の種類

糸の種類は競技用ではナイロンが主流。民芸品や玩具のけん玉では主に凧糸が使われています。
ナイロン性はねじれに強く、技を繰り出しやすいのが特徴
凧糸は絡んだりねじれたりしやすく、難易度が高くなります。
けん玉の糸は交換も可能。凧糸をナイロンに変えるだけでも使いやすくなるかもしれません。

けん玉のコツ3:柄や穴の大きさ

けん玉の中には玉に柄が入っているものも。柄入りは玉の回転が良く見えるため、技の成功率がアップします
また穴の大きさもいろいろ。大きな穴なら、けん先に入れる技が成功しやすくなります
最初のうちは柄入りで穴の大きなものを選ぶと、楽に練習ができるかもしれません。

けん玉のコツ4:糸の長さ

糸の長さを調整することも大切なコツ。長すぎたり短すぎたりすると難しくなります。
一般的な目安は38cmから40cm。けん玉を立てて持ち、けんに玉を挿した状態で糸を下に垂らして、糸と中皿の下の間に指が2本入るくらいが約38cmです。
ただし小学校低学年以下の小さな子どもは、もっと短い35cmくらいの方がやりやすいと言われています。さっきと同じ測り方で中皿のふちに届くくらいが約35cmとなります。

けん玉のコツ5:けん先の保護

けん先に入れるためのコツは、けん先が尖っていること。実は練習をしているうちにけん先はすり減ってしまいます。
そこで、けん玉を買ったらけん先の先端に瞬間接着剤を塗るのがコツ。2、3滴塗っておけば、固まった瞬間接着剤が先端を保護してくれます。

【関連記事はこちら】⇩
【けん玉】技一覧|初心者でも出来る基本から難易度別にご紹介!
【けん玉】歴史(起源~現在)を解説!何でできているのかもご紹介!

【けん玉】持ち方、構え方、動きのポイント

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初めてけん玉をするときに勘違いしがちなのが、けん玉の持ち方。
持ち手っぽいところ(けんじり)をわし掴みにすると安定せず、うまく手が使えません。
また体の構え方にもコツがあり、まずは正しい持ち方と構え方を覚えることが、成功へのポイントになります。

けん玉のコツ6:皿に乗せる技の持ち方

大皿、小皿、中皿、もしかめなど、皿に乗せる技のときには、ペンを持つように親指と人差し指でけん軸を挟みます
持つのは、皿胴に最も近い根元の部分
大皿や中皿に乗せるとき、もしかめのときには、中指と薬指、小指を小皿に添えて支えます。こうすることで安定した持ち方になるのです。

けん玉のコツ7:とめけんの持ち方

けん先に玉を入れる技のときにも、持つのは親指と人差し指で、やはりけん軸の皿胴に近い根元の部分を持ちます
ただしこの場合は縦に持ちますから、大皿を自分の方に向け、中指と薬指、小指は優しく添えるようにしてください。下の方を持つと不安定になるので、指を皿胴に当て、ギリギリ上を持つのがコツです。

けん玉のコツ8:構え方

上達のために大切なのは、リラックスすること。特に肩の力を抜き、足は肩幅に開き、けん玉を持っている手の方の足を半歩前に出します。
けん玉を持つ手の高さは、意外と低め。おへその前あたりにするのがコツです。

けん玉のコツ9:動きのコツ

最も勘違いしている人が多く、最も重要なコツは、けん玉で主に使うのは手ではなく、ひざであるということです。
玉を浮き上がらせるときは、手で跳ね上げるのではなく、ひざを柔らかく使い、体全体の上下動で持ち上げるイメージになります。
最初の練習では、手を固定してひざの動きで玉を上げる練習をしてみてください。

【けん玉】基本技のポイント

けん玉の基本技は、大皿、小皿、中皿に乗せる技と、けん先に玉を挿すとめけん。
どちらも主にひざを使って玉を持ち上げるのがポイントとなります。
まずは玉をまっすぐ上に上げる練習から始めてみてください。

けん玉のコツ10:皿に乗せる技のコツ

皿に乗せる技のコツは、受ける皿を水平にすること
自分から玉をすくいにいかず、玉の落下地点を予測して、水平にした皿で待ち受けるというイメージで行います。
玉を持ち上げるときとキャッチするときにひざを柔らかく使い、自分がクッションになるようにしてください。

けん玉のコツ11:とめけんのコツ

とめけんのコツは、玉を真上に引き、まっすぐ落とすこと
玉を回転させる人がいますが、その必要はありません。けん先は垂直ではなく、少し斜めにして持ちます。そして見るのは玉の糸の付け根。
糸の付け根の真裏に穴があることを意識して、けん先を挿すように動かすのがコツです。

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まとめ

使いやすいけん玉を使い、正しい持ち方とフォームでじっくり練習すれば、けん玉の最初のステップはクリアできるはず。
その先にはとても奥深い世界が待っています。覚えれば体幹や集中力も鍛えられるけん玉。
手軽に始められる生涯スポーツに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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