皆さんは、自転車を使って移動する機会はあるでしょうか。
通勤や通学に利用することが多い人、買い物などで時々使うことがあるという人もいれば、サイクリングで遠くまで足を運ぶツールとして利用するという人もいることでしょう。
爽やかな風を感じながら自転車を漕ぐのは、ランニングやウォーキングとはまた違った醍醐味があります。
しかし、本格的にサイクリングを楽しみたいと思った時、どういうところに行けばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、初心者におすすめのサイクリングコースのうち、関西を中心に紹介していきます。
サイクリングを始める前に。
ちょっとした買い物などにおいて自転車を利用する時に、駐輪場の有無を確認する人は少なくないことでしょう。
当たり前ですが、駐輪場として推奨されていない場所で自転車を停めてはいけませんし、場所によっては窃盗などのトラブルになることもあります。
しかし、遠方にサイクリングに行く場合は、駐輪場のみならずもう一つ気にするべき点があります。
それが駐車場の有無です。
現場で自転車をレンタルして走る分には問題ありませんが、乗り慣れた愛用の自転車でサイクリングしたい場合、現場まで自転車で行ける距離でない場合は自動車を利用して自転車を運ぶことになります。
その場合は当然、自動車を停めることができる駐車場の有無を確認する必要があるのです。
サイクリングに出発する前に、駐車場はもちろん、周辺の休憩や観光のスポットも事前にしっかり確認しておくと良いでしょう。
【関西】サイクリングコースその１｜京都嵐山（京都）
嵐山といったら、京都でも屈指の観光スポットとして有名です。
しかし、意外にもこの場所が自転車旅に最適という話を知らない人は多いようです。
専用のサイクリングコースが設置されているわけではありませんが、嵐山まではバスで行き、そこからレンタルショップで自転車を借りて自転車で嵐山を巡るのが最高だと大評判なのです。
ちなみに、嵐山近辺には他にも有名な観光スポットがありますが、レンタルショップの場所を事前に確認しておかないと自転車を借りることが難しくなってしまうので注意が必要です。
例えば『阪急レンタサイクル嵐山』を利用する場合は、松尾大社や鈴虫寺などへの参拝も考えている場合でも、『嵐山』の停留所で下車する必要があります。
渡月橋の絶景を楽しみつつ、鈴虫寺、竹の寺など随所の観光スポットを巡ることができます。
ただし、紅葉の時期は美しい景色が楽しめる反面、混雑に注意する必要はあります。
【関西】サイクリングコースその２｜法隆寺ルート（奈良）
奈良県は、多数のサイクリングロードがあることでも有名だと言われています。県から“ならクルマップ”という名前のサイクリングコースマップが発行されている程なのです。
特に人気が高いサイクリングコースが、この法隆寺ルートです。法起寺や小泉城（陣屋）跡、法輪寺に法隆寺と見どころとなるお寺が目白押しとなっています。
7kmほどという短い距離であるため初心者でも走りやすく、またロード上にはレンタサイクルが3ヵ所にサイクリングポートが1ヵ所あるため、手ぶらでもサイクリングが楽しめるという利点があります。
お寺巡りをしながらサイクリングがしたいという人にはぜひおすすめです。
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【関西】サイクリングコースその３｜播磨中央自転車道（兵庫）
播磨中央サイクリングロードとも呼ばれるこのサイクリングコースは、初心者におすすめのサイクリングコースとしても知られています。
全長は13.6kmと決して長い道のりではないことや、道幅が広くてよく整備されており走りやすいことなどが理由です。
播磨中央自転車道から加西の東部へと巡るコースとなっています。
前半はよく整備された播磨中央自転車道で慣らし、後半はフラットな道路を走ることで中級者も楽しめるコースとなっています。
「玉丘史跡公園」や「鶉野飛行場跡」などの観光スポットもあるので、観光しつつサイクリングを楽しみたいという方にもおすすめです。
【関西】サイクリングコースその４｜北大阪サイクルライン（大阪）
大阪市役所から吹田市の万博記念公園までを駆け抜ける北大阪サイクルラインは、サイクリング初心者や家族連れにもおすすめできるサイクリングコースです。
走行距離22.8kmと聞くと少し長いのでは？と感じるかもしれませんが、淀川河川公園からのコースなどは平坦な道が続くため負担が少なく、家族でのんびりと走るのにも適しています。
ただし、名前に反して自転車専用の道路ではないため、走行には充分気を付ける必要があります。
【関西】サイクリングコースその５｜なにわ自転車道（大阪）
せっかく走るなら川沿いが良い、キラキラとした水面や景色を楽しみながら走ってみたい。
そういう人におすすめなのが、このなにわ自転車道です。走行距離は30kmほど。
道はあまり広くないのですが、それゆえに速度が出ないため、“ハイスピードの旅を楽しみたい”人よりも“ゆったり安全に走って景色を楽しみたい”人に向いていると言えるのです。
川沿いなので空をとても広く感じることができ、都会の中でありながら閉塞感を感じさせません。
さらに淀川自体は京都まで繋がっているので、桂川サイクリングロードを利用すると先に紹介した京都嵐山まで行くことができるのです。
淀川区界隈はグルメ激戦区としても有名であるため、サイクリングをしながら美味しいご飯が食べられる場所を探すのも楽しいに違いありません。
【関西】サイクリングコースその６｜南河内サイクルライン（大阪）
贅沢に景色を楽しみながら走ることができるサイクリングロードが、この南河内サイクルラインです。
正式名称は大阪府道802号八尾河内長野自転車道線といい、走行距離は約21kmとなっています。
長距離のサイクリングに適した自転車でなくても走りやすいのが魅力の一つであり、大正橋などから遠くの山々の絶景を楽しみながら走るのは格別です。
また、近くには応神天皇陵をはじめとする古墳群や、江戸の町並みが残る富田林などの見どころも多く存在しています。ぜひ、サイクリングと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
関東近辺に負けず劣らず、関西にも面白いサイクリングコースがいくつも存在しています。
電車やバスでの観光も良いものですが、興味がある方は是非、自転車での運動をかねた名所めぐりにも挑戦してみてください。他の交通手段とは違った魅力を発見できるかもしれません。
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