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【コーナーキック】ルールとは?7つのポイントを解説!

サッカーの中継で実況アナウンサーが「コーナーだ!」と興奮気味に叫ぶシーン。

このコーナーとは、コーナーキックのことです。

コーナーキックは攻撃側にとって大きなチャンスとなるプレー。

そこにはどのようなルールがあるのでしょうか。

今回は、コーナーキックのルールを解説します。

細かいルールが意外と多いため、知らないものがあるかもしれません。

【コーナーキック】とは

【コーナーキック】ルールとは?7つのポイントを解説!①コーナーキックは、守備側の選手が最後にボールに触れ、守備側のゴールラインからボールが出たときに攻撃側の選手がフィールドの隅(コーナー)から相手に邪魔されることなくキックして試合を再開するプレーです。

一方、守備側ではなく攻撃側の選手が最後にボールに触れていた場合は、守備側のボールとなりゴールキックを行います。

審判のシグナル

直前に触れたのがどちらのチームかによってコーナーキックかゴールキックかが決まりますから、この判定はとても重要。

コーナーキックの場合、主審は笛の後に腕を上向きにして、コーナーキックを行う方向を示します

一方、ゴールキックなら笛の後に腕を下向きにしてゴールエリアを指示。

また副審はコーナーキックならフラッグを下向きにしてコーナーアークを示し、ゴールキックならフラッグを水平にしてゴールエリアを示します。

コーナーキックの戦術

コーナーキックはスローインなどと比べて大きなチャンスになる局面。

そのため多くの戦術が存在します。

ゴール近くにいる味方にボールを蹴って次のプレーでシュートを狙うほか、直接ゴールを狙うことも。

またコーナーのすぐ近くにいる味方にパスを出すショートコーナーという戦術を使うこともあります。

ゴール前の空中戦が明らかに不利なときや、パス回しでの攻撃が得意なとき、リードした試合の終了間際で時間を稼ぎたいときには有効な戦術です。

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【コーナーキック】ルール

【コーナーキック】ルールとは?7つのポイントを解説!②コーナーキックには実は細かいルールがいくつもあります。

勘違いしているとファウルとなることも。

ルールをしっかり理解することが重要です。

キッカー

コーナーキックに関して、蹴る選手は誰でも良いとされています。

その直前のプレーに絡んでいたかどうかは無関係。

またゴールキーパーがコーナーキックを蹴っても問題ありません。

コーナーアーク

コーナーアークは、フィールドの四隅に描かれている1/4の円のエリア

コーナーキックはボールがゴールラインから出た場所に近い方のコーナーアークから行います

そしてボールを置く位置は、コーナーアークの中であればどこでも大丈夫。

ゴールラインとタッチライン、コーナーアークのライン上はコーナーアークの一部とされているため、ラインの上にボールを置くことも可能です。

またゴールラインとサイドラインが交わる位置にはコーナーフラッグポストが立っていて少し邪魔な感じがしますが、これを抜いたり動かしたりすることは反則です。

インプレー

コーナーキックでは、ボールが明らかに動いた時点でインプレーとなります。

このルールについて、以前はコーナーアーク内に静止した状態のボールに触れるだけでインプレーとしていました。

しかしその後ルールが変わり、ボールに触れて、かつボールが明らかに動いた場合にインプレーとなるよう改正されています。

ボールの位置については、コーナーアークから出なくても、ボールが動いたらインプレー。

ただし風などで動いた場合は無関係。その場合は再びボールを静止させて再スタートとなります。

なおボールが動いている状態で蹴るのは禁止。やり直しとなりますから、風でボールが動いたときはしっかり止めてから蹴る必要があります。

10ヤード

コーナーキックのときには、相手チームの選手はペナルティアークから10ヤード(9.15m)以内の距離に近づくことはできません

ただしインプレーとなった瞬間から近づくことが可能。

これはフリーキックなどと同様のルールです。

違反した場合は反則ではなくコーナーキックのやり直しとなりますが、何度も行うなど悪質な場合は、警告退場処分の対象となります。

プロの公式戦などではコーナーアークから9.15m離れた位置にラインが引いてあり、目安になるのが一般的です。

再度タッチ

コーナーキックを行った選手が、他の選手がボールに触れる前に再度ボールに触れることはできません

つまりフリーキックなどと同じで、キッカーがいきなりドリブルでスタートすることはできないのです。

もしこの反則をしてしまうと、相手側に間接フリーキックが与えられます。

直接ゴール

戦術のところでも書いた通り、コーナーキックで直接相手ゴールを狙うことも可能。直接入った場合はゴールとして認められます。

ではほとんどあり得ないことですが、コーナーキックが逆に飛んで攻撃側のゴールに入った場合はどうなるのでしょうか。

この場合、オウンゴールで相手の得点とはならず、相手にコーナーキックが与えられます。

オフサイド

コーナーキックにはオフサイドは適用されません

つまりコーナーキックの際にはディフェンスラインに関係なく、どこでボールをもらってもオフサイドとはならないのです。

これはゴールキックやスローインも同じ。

ただしショートコーナーを使うなど、次のプレーからはオフサイドが適用されることになります。

まとめ

サッカーの試合の中で何度もプレーすることになるコーナーキック。

細かなルールを知らないと意外な凡ミスでチャンスを潰すことになるかもしれません。

ルールと戦術を熟知すれば、コーナーからの得点の可能性も上がるはずです。

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