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【トライアスロン】初心者は何から始めるべき?注意点も要チェック!

トライアスロンは過酷というイメージが強いスポーツ。

日頃から本格的なトレーニングをしていない人が「トライアスロンをやってみよう」と思い立つのは無謀なことでしょうか?

実はそのようなことはありません。

今回は、初心者がトライアスロンに挑戦するために何をすべきかを解説。

始めるために必要なことや注意点などをご紹介します。

【トライアスロン】最初にすべきこと

【トライアスロン】初心者は何から始めるべき?注意点も要チェック!①トライアスロンには合計200kmを超える鉄人レースがある一方、3種目合わせて数kmという大会も存在。

しかもトライアスロンとして一般的なスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの「オリンピック・ディスタンス」なら、日頃から地道にトレーニングすれば完走は難しいものではないと言われています。

とはいえトライアスロンに挑戦するという精神的なハードルはかなりのもの。

では初心者はまず何から始めれば良いのでしょうか。

【関連記事はこちら】⇩
トライアスロンとは?競技内容や正式距離を詳しく解説!
【トレイルランニング】始め方と初心者が注意すべきポイントも解説!

道具を揃える

ランニングならランニングシューズとウェアがあれば走ることはできますが、スイムとバイクには道具が必要となります。

そこでまずは、トライアスロンに必要となる道具を揃えることが先決。

これがないと練習もできません。

スイム・スイムウェア ・スイムキャップ ・ゴーグル
バイク・ロードレースタイプの自転車 ・ヘルメット ・グローブ

・ビンディングシューズ ・バイク用パンツ

ラン・ランニングシューズ ・キャップ ・ランニングウェア

これはそれぞれ別に練習するときに必要なもの。

実際のレースでは途中で着替えるわけにはいきませんから、共有して着られるウェアを用意することになります。

それがトライウェアというもの。

大会に出るなら必須のウェアとなります。

またバイクはレース向きのパーツにこだわっていくと簡単に数十万円の出費になりますから注意が必要。

自分がどのレベルを目指すのかを考えることと、失敗のないように専門のショップで体格に合ったものを選んでもらうことが重要です。

また多くの大会ではスイムにウェットスーツが義務付けられます。

その場合、大会前にはウェットスーツを着て泳ぐ練習をする必要も。

しかしいきなり全部揃えるのではなく、最低限必要なものを買うようにしてください。

注意点 大会のルール

なぜ最初から道具を買い揃えてはいけないのでしょうか。

実は道具を買う前に注意しなければならないことがあるのです。

それは大会のルール。

大会によって道具に関するルールが違うことがあるのです。

初心者向けの大会では規制が緩いことが多いのですが、レベルが上がっていくと使用する道具のレギュレーションが合わなくなってくる可能性も。

できれば道具を揃える前に出場する大会を決めておくのもお勧めです。

目標とする大会が決まっているようなら、大会要項を確認してから道具を揃えることができます。

大会の目標がまだない場合は、必要最低限の道具を買って練習を始め、残りは参加する大会が決まった後に買い足すのがお勧めです。

【トライアスロン】練習の優先順位

【トライアスロン】初心者は何から始めるべき?注意点も要チェック!②日常的にランニングをやっている程度の人が初めてトライアスロンの大会に出場する場合、お勧めなのはオリンピック・ディスタンスの半分のスプリット・ディスタンスです。

これはスイム750m、バイク20km、ラン5kmの距離。

ではこれに挑戦する場合、まずは何からすれば良いでしょうか?

オープンウォータースイムの練習

日常的に泳いでいない人の場合、3種目の中で最もハードルが高いのは750mのスイムではないでしょうか。

レースの中で事故が起こりやすいのもスイム

まずは余裕を持って泳げるよう、練習する必要があります。

特に多くの大会で泳ぐことになる海や湖などのオープンウォーターは、波や流れでバランスを崩しやすいもの。

泳げなくなったときに体の力を抜いて浮いている方法など、オープンウォーターでの泳ぎ方は真っ先に覚えるようにしてください。

慣れていない人は、最初はプールを使用する大会に参加するのもお勧めです。

練習ではまず、力を抜いてスムースに泳げる練習を行い、無理なく泳げる距離を何度も泳ぎ切ってから、徐々に距離を伸ばしていきます。

バイクは複数人で

ロードバイクに慣れていない人は、まず路上を安全に走る練習が必須。

練習会に参加するか経験者と一緒に走って、安全確認などの基本的な技術を磨くようにしてください。

ペダリングやブレーキング、コーナリングなど、技術によって体力の消耗を減らせるのがバイク。パンク修理などのメンテナンス技術を覚える必要もありますから、ベテランに教えてもらうのがお勧めです。

ランは疲れた状態から

日常生活の中で練習をしやすいのがランニング。

スプリット・ディスタンスで走る5kmのランならいつでも練習できるはずです。

しかしトライアスロンのランは注意が必要。

それは大会ではスイムとバイクを行った後の極度の疲労状態から走り始めるということです。

普段からそのことを意識して、より長い距離を走るようにしてください。

クロストレーニング

いきなり3種目を続けて行うのは条件的にも難しいものですが、2種目を続けて行うクロストレーニングはぜひやっておきたい練習です。

スイムからバイク、バイクからランなど、異なる種目を連続して行うことで、1種目終えた後にどれくらい疲労が残り、次の種目に影響するかが分かります。

このトレーニングではいきなりスピードを上げるのは危険。

まずは自分のペースで行いながら、途中でどれくらいのエネルギー補給が必要になるかなど、体の変化を把握していきます。

計画的に練習を継続する

トレーニングに最も重要なのは練習の継続

そのためには無理のない計画を立てるようにしてください。

例えばジムのプールなどで行えるスイムの練習を週1回、ランは週2回で、スイムとバイクを組み合わせるクロストレーニングを週1回、バイクとランを組み合わせるクロストレーニングを週1回など。

週に2日ほど休養を挟んで体力を回復することも重要です。

まとめ

道具を揃える前に出場したい大会を決めることをお勧めしましたが、とにかく大会に出ると決めることはモチベーション維持のためにも大切なこと。

大会によってはスイム300m・バイク7km・ラン2.3kmというビギナークラスを設けている大会もあります。

まずはこういった大会に参加して完走の喜びを知ることが、本格的なトライアスロン挑戦のスタートラインになるはずです。

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パラトライアスロンの歴史・ルール・大会【スポーツ辞典】



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